俺のニート(仮)生活の城に幽霊だぁぁぁぁ!?!?[第一話]
「ここが俺の新しい城か…。まぁ、普通だな。」
俺は今引っ越して来たアパートの前に立っているんだけど…めっちゃ普通ですやん。アカン、関西弁なってもうたわ。
「…それより俺の部屋どこだ?」
このアパート無駄に広くないか?20階建てのアパートなんて聞いたことないぞ。普通マンションって言うだろ。しかも、エレベーターが無いとかこのニート(仮)の俺を殺す気だな。
「何かお困りでしょうか?」
「うわ!!ビックリしたー。」
なんだ、このジジイ?いきなり声かけるとかふざけてるだろ。
「びっくりしたならすいません。このアパートの大家の大矢と申します。」
「…へ?今の親父ギャグ?あ、笑わないといけないのね。ハハハハハ…。」
「親父ギャグじゃありません。大家の大矢です。」
「…あ、もしかしてホントに大矢さん?」
「はい、先ほどから言ってるように大矢です。」
そうなんだ。俺の親父、しょーもない親父ギャグ好きだったからてっきりそうかと思ったわ。
「で、何かお困りでしょうか?」
「あ、そうだった。あの…1935号室ってどこですか?」
「1935号室だったらすぐ目の前です。」
「えぇっ!?ここ!?アパートの玄関入ったらすぐじゃん!何故に1935号室!?普通一号室でしょう!?」
「私に普通など通用しません。」
え、何この人ちょっとドヤ顔で言ってんの。バカなの?
「今あなた私のことバカと思ったでしょう。でも違います。私に普通が通用しないだけです。」
だからなんで2回言うの!?……もういいわ、この人と関わってたら疲れるだけだ。さっさと俺の部屋に行こう…。
「今私の事を疲れる奴だと思いましたね。ですが…。」
「もういいわ!!」
やり方をわからなくて失敗してしまい、申し訳ございませんでした。
こちらで、投稿することになりますのでよろしくお願いします。