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FOREST WIZARD~赤髪の少年魔法使いの物語~

最終エピソード掲載日:2026/03/01
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世界は、歌われて生まれた。
だが今、その歌は消えようとしている。

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霧深い森で一人、魔法を学ぶ赤髪の少年。
鳥と風と苔から知識を盗み、誰もいない森で育った。

ある日、少年は気づく。
森の歌が、少しずつ消えていることに。

旅に出た少年が見つけたのは、
歌を忘れた村の魔法使いたち。
彼らは正確な呪文を唱えるが、魂がない。
「三年前、王が歌を禁止した」と老人は語る。

さらに進むと、静寂に支配された王国が待っていた。
人々は動いているが、声がない。
子供たちは「楽しい」「悲しい」という言葉さえ知らない。

石の道で出会った太古の巨人は語る。
「世界は歌われて生まれた」
「王は恐れたのだ、予測できない自由な歌を」

塔の最上階で、少年は真実を知る。
王も被害者だった。
恐れが恐れを生み、すべてを封じた。

霧の女――歌われなかったすべての記憶――は言う。
「歌って、小さな勇者」

そして少年は、広場で歌う。
下手で、震えて、不完全な歌を。

でもその歌は、世界を目覚めさせた。

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完璧じゃなくていい。
正しくなくていい。
ただ歌う、それだけ。

それが生きるということ。
それが自由ということ。

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第一章 世界は主音を失っている
三、都からの影
2026/02/20 19:50
第二章 旅は古いものを呼び覚ます
四、古の街道
2026/02/21 19:50
第三章 王国の中心で嘘が崩れる
七、歌のない都
2026/02/24 19:50
八、王の塔
2026/02/25 19:50
九、霧の女
2026/02/26 19:50
第四章 選択と回循
十一、赤髪の歌
2026/02/28 19:50
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