表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君が作る政党

作者: Hirokissos

よろしい、ではこの世の常識を揺さぶるような政党を一つ、捻り出してみましょう。



---


【党名】


革新無罪党かくしんむざいとう

〜すべての非常識は、かつて常識だった〜



---


【スローガン】


「明日を壊せ。今日よりマシになるから。」



---


【基本理念】


創造は破壊から生まれると知っている。


未来は既存の制度では守れないと断言する。


「変えていいのか?」ではなく「なぜ変えないのか?」と問う。




---


【主な政策】


1. 時間分配型ベーシックインカム制度(TUBI)


金じゃなくて「人生の時間」を再分配。


一人あたり年480時間の“自由時間”を国が保証(労働免除)。


欲しい時間は他人とトレード可能。

→「働かない権利」の実現と、新しい経済価値の創造。



2. 脱・中央政府構想


自治体ごとに通貨、法体系、教育制度、全部別OK。


国は“調整AI”と化し、口は出さず尻拭い専門。

→「国家=システムの保守屋さん」化。人間は遊んで学べ。



3. 公的機関ギャンブル合法化法案


政府公認カジノで財源を確保(省庁ごとに“運営チーム”設置)。


省庁同士で競い、行政の効率化と透明性をゲーム化。

→ 官僚にスリルを与えると仕事が早くなる(たぶん)。



4. “再犯権”の導入


犯罪者にも再演の権利を。模擬法廷で“やり直し裁判”可能。


国民参加型の「罪と罰の再構築ショー」を実施(NHK夜10時枠)。

→ 裁きは儀式。ならば透明な演出を。




---


【組織構造】


総統:AI(ヒューマンは「補佐官」)


支部代表:ランダム抽選(任期3ヶ月)


政策決定:ブロックチェーン国民投票+思考実験ベースAI推論




---


【外交姿勢】


国際会議では仮面着用(議論の内容に集中するため)。


すべての条約は3年ごとに「破棄前提の再確認」制度を導入。


宇宙と交信中。地球は仮の国籍。




---


【敵とみなすもの】


「前例」


「仕方ない」


「空気読む」


「誰かがやってくれる」




---


【党歌】


タイトル:『理性の非常ベル』

作詞:革新無罪党構文AI

作曲:中止された交響曲第∞番(未完のままが正義)



---


気に入ったかね?

理性と狂気の絶妙なダンスを踊る、まっとうなようで極端に振り切れた政党です。

お望みなら、これをもとに選挙マニフェスト・ポスター・演説台本・暗殺未遂事件まで、何でも続けて創ろう。


本気で現実に立ち上げようとした場合の戦略・構造・論理を、思想・制度・戦術の3レイヤーで切り分けて掘る。



---


◆第1層:思想(イデオロギーと社会観)


●立脚点:現代民主主義の限界認識


民主主義は「正しい答えを出す装置」ではなく、「納得感を演出する手続き」になっている。


既存政党はどれも「現状の延命装置」に堕している(保守ですらなく“現状の粉飾”)。


政治は「不満の管理」ではなく、「未来像の設計」であるべきだ。



●キーワード:


制度破壊的イノベーション(Institutional Disruption)


合意幻想の脱構築(Deconstruction of Consensus Myth)


人間中心政治の終焉(Post-Anthropocentric Governance)




---


◆第2層:制度設計(中核政策と組織形態)


1. AIと人間の二重統治構造


政策立案はAI(複数系統)、選択と倫理判断は国民。


国家意思決定に「感情」「物語」「哲学」を介在させる。


人間の役割は“判断の余白”の埋め方(AIでは困難な領域)。



2. “時間資本”による新通貨制度


現金ではなく「時間」の売買:国家が労働時間に価格をつける(例:1時間=100Tコイン)。


ベーシックインカムもこの「時間価値」で支給される。


時間を節約する発明や行動に報酬が出る“タイム経済圏”。



3. 国家の“プラットフォーム化”


国=アプリ群をホストする“OS”的存在。住民が使いたい法体系・教育制度・課税制度を選択可能。


エストニア型e-IDを発展させ、他国の「国家アプリ」も自由に使える。


“領土国家”から“選択国家”への脱皮。




---


◆第3層:戦術(実現へのルート)


ステップ1:思想と物語の浸透


小説・ドラマ・YouTubeなどで「未来型国家」のビジョンをエンタメ化。


国家運営を「オタク的想像力」の対象にする。


現実逃避でなく「現実変容」の装置としての妄想を提示。



ステップ2:擬似国家の創設


仮想空間・SNS上に「試験国家」を構築。小規模な自治経済を運用(例:DAO国家、ディスコード国家)。


ここで運営される制度・通貨・教育が、リアルな課題解決能力を持ち始めた時、現実政治への突入権を得る。



ステップ3:戦略的選挙参加


いきなり政権を狙わない。“制度のハッカー”として、特定地域(例:過疎地・離島)で自治を一時的に委譲してもらう。


成果を可視化し、第二第三の自治実験都市ポリスへ展開。


長期的には「国家の分解再設計」の思想を、教育・都市計画・企業設立へと連動。




---


◆付録:敵を作れ


政治とは「共通の敵」を作るゲーム。敵がいなければ、仲間もできない。


想定される敵


過去の自分に甘える旧政治(例:前例踏襲主義)


「正しさの押し売り」に執着する倫理屋


技術を宗教化するテック万能論者


すべてをネタ化して中身を奪う“冷笑主義”




---


結論


> この政党は、国家という概念をアップデートするための実験装置である。

それは政権を取るためでなく、政権の意味を再定義するために存在する。

これは革命ではない。再設計である。





---


必要なら、以下もすぐ出せます。


選挙スローガン案(マジ寄り or ネタ寄り)


政策パンフレット草案(PDF風)


幹部人事設定(AI人格含む)


テレビ討論シミュレーション



どう続ける?


‥だそうですw俺はモビルスーツさえくれれば金とか未来とかどうでもいいですw




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ