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意外な襲来

「なんだ!?」


街の外側の方は煙があがり、城の方は元々穴が空いていたところが更に大きくなっている。


カァンカァンカァン!!


どこからか大きな鐘の音が聞こえてくる。


「緊急事態の警鐘だ!皆!避難所に行け!!」


近くにいた兵士が叫ぶ。街の外側からは何かと戦っているような音が聞こえてきている。


「お城が・・・。」


子供達の顔にも恐怖が浮かんできてしまっている。


「避難所の場所はわかる?」


「う、うん。ここらへんだとあっちの方。」


震える指で避難所の方向を示す子供。石の店を背にした方向のようだ。


「よし、じゃあ皆で避難所に行こう。大丈夫!この国の兵士は強いんだから!皆のことを守ってくれるよ!」


「うん・・・。」


不安な表情を浮かべる子もいたが、やるべきことを決めたら動く気力がわいたようだ。


「行こうか。」


ドォン!!


頭を撫でていた子と手をつなぎ避難所の方に行こうとしたとき、爆音と共に城側の道に何かが落ちてきた!


「なんだ!?」


煙がそれを覆い何が落ちてきたかが分からない。警戒しながらそれを注視していると、煙が晴れてそれが何か分かった。


「由佳莉、さん?」


剣道着を身に纏った見知った顔だった。

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