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エキドナへの総攻撃!

「ヤァァ!!!」


シルビアが急降下してエキドナ目掛けて飛び込む!


⦅舐めるなぁ!!⦆


エキドナも背中の蔓を何本もシルビアに突き刺そうと迎え撃つ!


《アイスランス!》


レイトが大きな氷の槍をシルビアの前に出すと、シルビアが柄を咥えて突撃力をあげる!蔦がそれを防ごうと突き刺さろうとするも、槍に阻まれ勢いが少しも落ちない!


⦅っちぃ!!⦆


ドゴォ!!


自ら回転してその場を離れ突撃を回避したエキドナだったが、シルビアの姿を見て苦虫をかみつぶしたような顔になっている。


⦅何でオネイロスから出られたのぉ!?お前の夢を叶えてあげていたのにぃ!!⦆


その顔は直ぐに怒りに変わってしまった。更に棘から小さいオネイロスを生み出しシルビアに飛ばしてくる!


「レイトさんの、おかげです!!」


空に飛び上がり攻撃を回避するシルビア。急な上昇にレイトはしがみつくので精一杯な様だ。


「確かにあそこは夢の世界だった!でもその夢は私の物じゃなくて私が勝手に考えた他者の夢で私の物じゃなかった!それをレイトさんが伝えてくれたんです!!」


旋回を挟み再びエキドナに突進を仕掛けたシルビア!


⦅やっぱりその人間のせいって事ねぇ!⦆


ドゴォ!!


エキドナはそれを真っ向から受け止め、背中のレイトを睨みつけた。


⦅じゃあお前を殺せばまた夢に落ちてくれるって事ねぇ!!次はお前の夢もオネイロスの中で叶えてもらいなさぁい!!⦆


その目は今までレイトが見たことない程に怒りに満ち、憎悪に満ちていた。レイトは少しその目に怯えたが


「絶対嫌だ!!」


《ダースレイ!!》


その顔に向けて闇魔法を放つ!それはエキドナを弾くことは出来たがダメージを与えるまでは効いていない。


⦅まだワタクシの中にはお前のオネイロスの力が残っているわぁ。これだけの力があればお前達を倒すのには苦労しないわぁ!!⦆


「レイトさん!」


エキドナが蔦を伸ばしレイトを捕まえようとした時、シルビアは後方に飛び退き距離をとった。


「大丈夫ですか!?」


「はい!でも俺の攻撃が通らないです。」


「大丈夫です!私が龍の戦いをしますから!」


「それって、うわぁ!!」


レイトが確認する前にシルビアは走り出した!


「やぁぁ!!!」


前足を振りかぶり爪でエキドナに攻撃をする!が


⦅残念ねぇ!⦆


全く効いている様子が無い!返す刀で蔦が襲ってきたもののシルビアは何とか空中に逃げる。


「全然効いてない!」


「みたいですね。」


⦅ふふふふふ!直ぐに落としてあげるわぁ!!⦆


《アイスランス!!》


ザシュ


エキドナの意識が空のシルビアに向いていた時、後ろにいたサリヤから放たれた氷の槍がエキドナに刺さった!


⦅しつこいわねぇ。お前らの相手をしている暇はないのよぉ。⦆


エキドナがサリヤの方に体ごと向く。


《ダースレイ》


槍がエキドナに刺さったことを見たドルファスが横から闇魔法を放つ!


ドゴゴ!!


鈍い音が鳴り響くがエキドナの体に傷をつけることは出来なかった。


「・・・何か法則があるのか?」


⦅どうかしらねぇ!!夢に落ちれば分かるかもしれないわよぉ!!⦆


ガガガガガ!!!


背中から蔦を出したままその場で回転をするエキドナ!蔦が四方八方を攻撃してサリヤ達を吹き飛ばした!!


「くぅ!!」


⦅さあ!次はお前達よぉ!!⦆


シルビア達に向き直り、蔦を伸ばして自らを大きく見せるエキドナ。対してシルビアは


「行きます!!」


地面すれすれまで高度を下げてエキドナに一直線に突撃したのだ!


⦅お馬鹿ねぇ!!⦆


蔦の先端がエキドナの頭上一か所に集まり、大きなオネイロスを生成する!


⦅眠りなさぁぃ!!!⦆


シルビアに向かって放たれたオネイロスは直ぐにシルビアとぶつかる!


「ふぅん!!」


と思われたがシルビアは直上に飛びあがりそれを回避!


⦅ちぃ!⦆


釣られてエキドナの視線が上に向けられる。だから気づかなかった。


「ふっ。」


地面におりているレイトに!


「はぁ!」


身体強化魔法で足に力を籠め、エキドナの腹に一瞬で近づいたレイト!


《ダースレイ!!》


渾身の魔力を籠めて闇魔法を放った!!


⦅ぎゃぁぁぁぁぁ!!!⦆


魔法が体を貫きエキドナの絶叫が国中に響き渡った!


⦅でもぉ!!!浅はかねぇ!!!!⦆


が、エキドナは重症のまま二本の蔦を操作して逆にレイトの腹を貫いた!


「がふっ!!」


「レイト!!」


「レイトさん!!!」


地上と空、両方から心配の絶叫が聞こえる。


⦅うるさぁい!!!⦆


近づいて来ようとする者を拒絶するように無数の蔦を無茶苦茶に振り回し、それらを拒絶する。


⦅何であんたなんかの魔法がワタクシに通じたのかしらねぇ!?⦆


怒りながらレイトに疑問を投げかける。


「あんたの防御、あんたが意識した、攻撃しか、防げないんだろ?だから俺達に、気を取られてる時に、マスター達からの攻撃で、怪我をしたんだ。」


⦅それでワタクシの意識の外から攻撃をするために龍から降りたのぉ??お馬鹿ねぇ

!!それにぃ、答えを得た代償は大きかったよぉねぇ!!⦆


レイトに蔦を巻き付けて自身の顔の目の前まで引き込んだエキドナ。


⦅しかもぉ、そこまでして作った傷はぁ、ほらぁ!もう治っちゃったわよぉ!⦆


エキドナの体に傷は無くなった。だがエキドナの体は少し縮んだようだ。


「・・・・・・。」


⦅お前はオネイロスに入れずにぃ、全員の前で殺してあげるわぁ!!⦆


蔦を振り回すのを止め、レイトを頭上に持ち上げる。周囲の全員が見える程度に持ち上げると、腹を貫いている二本とは別に一本の蔦がレイトの顔を狙った!


⦅死になさぁい!!!⦆

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