一日目「ラブコメ回と磔刑」4①
100日毎日小説チャレンジ、1日目です。(二敗目)
昨日は溜まっていたメールを見ていたら寝落ちして、気が付いたら夜中の1時とかでした。
夕方。現実と時間が連動したワールドもすっかり黄昏時で、空が黄金一色に染まっている。
一方でエイトの原稿は白一色。
絶体絶命である。
百日間毎日投稿し続けるチャレンジ。その初日という事は自然と日付が変わる時刻、零時零分がデッドラインになる。
対して今は午後五時を回った所だ。
残り七時間弱でエイトは小説を投稿しなければならない。
だが逆を言えば投稿さえすればいい訳で。作品のテーマが浮かばずともキャラクターの設定ががらんどうでも。タイトルがあって文章が書かれていれば一応は小説という体裁は保たれるのだから。
とはいえ先の展開が見えていなければ書こうにも書けないのが小説だ。
「ん~~~~~~~~…………」
前傾姿勢。腕を組んでただひたすら頭を捻り続けるのだがエイトは何も浮かばないでいた。
エイトはペンを手に取り、ワールドの地面に落書きしながら現状を整理する。
ジャンルはラブコメ。
彼の好きなジャンルの一つだ。魅力的な可愛いヒロインとの嬉し恥ずかし非日常体験は堪らなく面白く、よく好んで読んでいた。
舞台は《VRCh@》。
エイトが普段から入り浸っているこのゲームを題材にした。自分が良く知っている世界で、なおかつ現実よりも融通が利くというのもある。
テーマ、保留。
タイトル、これまた保留。
重要なのは間違いないが、この辺りは後付けでもなんとかなるだろうと直感的に判断して後回しだ。
そしてあらすじ(実質的にはログライン)はこう始まる。
主人公(名前未定)は《VRCh@》を始めたばかりのビジターで、偶然ワールドで会ったヒロイン(名前未定)に一目惚れするのだが、彼女はイベントキャストで高嶺の花。もう二度と会えないかもしれない――というものだ。
「うん、うん……」
ネタを探して《VRCh@》で最近あった事を思い出している内に『ぴかーん』と某皇帝継承RPGよろしく脳裏に電球が浮かんで閃いたのだが、一目惚れしたのに『二度と会えない』というのは「我ながら中々意地悪だな」と自画自賛するエイト。
「悪くない、はず……なんだけどなー……。…………出てこない……」
ただ困った事に、このあらすじの続きが全くと言っていい程出てこないのだ。
ないならないで、ないなりにエイトは何とか続きを捻りだしてだらだらと打ち込んではいるのだがそれでも何も浮かばず、かれこれ数時間が経過していた。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今週は寝落ちが定番になっていたので、一旦書くペース(文字数とか)を見直してちゃんと寝るようにします。ゆっくり進行になると思いますが「物足りね~!」と思った方は寝ましょう! きっと投稿されてるさ!
あと評価(☆)や感想などを頂けるとすごく嬉しいです。モチベが上がります。実は毎日増えてないか監視しています。
ではまた明日。




