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良く考えれば日本でも山とかに入った事がない俺が採集クエストなんてできるわけがない

「へぇ、そのカレーってのとシチューはまた違うのかい? 本当にウチの店の名物になるかね?」

「まぁ、インド。という国では煮物とかシチュー的に食べられることがありますが、確実に名物になる事をお約束しましょう!」

「ご主人が言うんだからなるのだっ!」


 商人クエストという物を請け負ったら、驚く事に定食屋の名物メニューを考えてくれときた。


「では、お支払いできる材料費を翌日来るまでに計算しておいてください」

「しておくのだゾッ!」

「分かりました。よろしくお願いします!」


 俺はもう既に商人っぽくなっている自分に日本人の順応性について感動していた。

 定食屋の旦那に手を振られながら俺はガルンと安い宿へ戻る

 さて、安い宿の宿泊料は二人で1000ガルド。食事は250ガルドくらいで食べられるという事が分かった。大体日本円換算で三分の一くらい。ただし、食費に関しては日本よりもやや高めだ。


 今は社会勉強と考えて物価を調べている。料理も質素というか塩味の物が多い。異世界といえば酒場だが、正直美味くはない。

 宿に入るとお湯と体を拭くものをもらう。香料を絞ってガルンを毎日洗ってやらないとこいつ、臭いのである。

 獣だけに……


「ほれ、ガルン。ばんざいして!」


 そう言うと両手をあげるので、香料を入れたお湯でゆっくりと拭いてやる。


「あっ、ご主人、そこっ……やん、あん。あぁん……」


 動物ってシャワーとか嫌うけど、こいつは割と喜んでいる方だろう。しかし、毎回この桶に入れたお湯で洗うのが面倒だ。風呂文化がないのであれば風呂をどこかに作るか、いやこれ商売になりそうだな。

 最初の支度金2000ガルドはすぐに使い切った。何故、俺がそこそこにお金を持っているのか?

 これはとても簡単な理由だった。


 この街には十日に一回開かれる公営ギャンブル場があるのだ。賭け金として使える種銭もリターンも少額。俺の地球におけるギャンブル程身を滅ぼしにくくなっている。

 そこで、簡易的なチェスのようなゲームを見学した。チェスというよりダイヤモンドゲームだろうか? 四人でプレイして上位二位までに入れば勝ちというものだ。簡単なプログラムで作れるゲームだったので、俺のプログラムに合わせてギャンブルに参加、勝率64パーセント。賭け金は支度金2000ガルドを70000ガルドにまで増やした。あのゲームプログラムは勝率80%程までに今後アップグレードする予定である。


 販売は未定だ。そもそも俺とその他、地球からの強制的にここに放り込まれた奴くらいしかパソコンなんて持ってないだろう。


 そんなこんなである程度は有意義にこの街で生活ができる。

 お湯を沸かすのは普通に火打ち石のような焚き火や、魔法の力がこもった魔石、紋章のルーンなる物を使う。順番に値が張り、宿屋は火打ち石を使うことが多いらしい。ガルンの耳の後ろまで綺麗に洗うと水気をタオルで拭いてやる。

 ガルンの髪を拭いて、服を着せる。俺の身支度も整える。

 さて、この街にはギルドの酒場を含めて合計五箇所の食事処がある。

 今日、仕事の打ち合わせをした店を含めて全部、俺の口には合わなかった。

 本日で最後の食事処となる。


「ガルン。今日はこの国の家庭料理系のお店だ。沢山食べていいけど、ちゃんとマナーを教えた通りにするんだぞ?」

「わかったのだ! フォークやナイフは料理に合わせて使うのだ! 手掴みで食べてはダメなのだ!」

「よし、OKだ! 商人をやる以上、クライアントに品のなさを感じ取られるのが一番まずい。清潔感は基本中の基本だ」


 結局本日行った店の料理は、不味くはない。ガルンは美味そうに食べているけど、日本人である俺からすれば、男子学生が腹を満たす為だけに作った料理ではなく餌みたいな食物だった。

 宿屋に戻り、ガルンをベットに寝かせると、俺はノートパソコンを取り出して今日食べた物のレポートを書く。

 俺がいつもこうして作業をしているのをガルンは気にして話かけた。


「おやすみガルン」

「……おやすみなのだ。ご主人もこん詰めないで早く寝るのだっ!」


 ちったぁ人間らしく振る舞えるようになってきたと思う。一応従業員1だからな。今のところ、ガルンに期待している仕事はないが……


「あぁ、これが終わればすぐ寝るよ。あのさガルン」

 

 眠そうに目を擦るガルンは俺の問いかけに牙を見せて身を起こした。


「どうしたのだ? 眠れないなら僕が一緒に横になって子守唄を歌ってやるぞ!」

「あぁ、それはまた今度な。ガルン。お前的にはここ最近レストランで食った飯はうまかったか?」


 お腹がすいた。そこから始まる食欲。

 食事とは人間の三大欲求の一つで、俺の中では性欲と睡眠欲よりも重要視している。

 この世界のこの街に来て食べた食事は塩味をベースとしている。ソースやシチューのような物もあるが、正直俺が満足できる程の味ではない。

 パッと見、同じ種の人間であるはずなのに食への探求をおろそかにしすぎだと思う。

 この犬娘であるガルンの回答は参考にはならないと思うが……


「どれも同じような味だったけど、物をお腹に入れる事ができるだけでも感謝しているのだ。ボクは毎日3食食べた事なんて今までになかったのだっ!」

「なるほどな。ガルン。そこじゃないんだ。飯は美味かった? 俺がやった牛肉のしぐれ煮と比べてみて」


 頭から毛布をかぶったガルンは、きっとそういう趣味の奴からすれば可愛く見えるのだろう。


「あの味付け肉か? あれに比べると美味しくはないのだっ!」

「そうか。助かった。もう寝ろ」

  

 適当な宿でノートパソコンを叩いていると、ノマドワーカーに憧れた時を思い出す。

 昔、カバン一つで仕事をするIT企業の社長を真似た事があった。

 異世界の冒険者という連中はノマドワーカーだ。

 保証も保険もない中で、生きていく為に、或いは何らかの夢の為にその日暮らし。仕事がなければそれは露頭に迷い死に直結する。

 マグロ漁船に乗る方がいくらかマシだろう。


 やはり、子供が転生したり、異世界転移する物語の中のあれは生活していく事を考えると不可能に近い。

 この世界の大人は当然この世界の常識を持っているし、精神年齢でいえば日本の同世代よりも大人だ。

 お金を作る術を知らない未成年は異世界生活特措法からは外すように報告しておくか……

 だってさ、バイトくらいしか経験した事がない子供がどうやってお金稼ぐのよ?

 ギルドの仕事をざっと見たけど、割と技能が必要な裁縫であったり武具や建物の修復等。俺でもちょっとできないものがわんさかある。


 よくあるチュートリアルの薬草や果物採集、雑魚モンスター狩りなどは勝手に行う物であり仕事としては存在しない。ちなみに薬草を拾ってきて売るという事は出来ないようだ。卸に出しても、二束三文。

 冒険者ギルドに登録し、1万ガルドを払って、そこから諸々引かれ支度金として2000ガルドを返却される。これは良くできている。要するにフレキシブルに金を作る方法を得る必要があるのだ。俺の場合は紹介状により支払いはなかった。もしかすると武器屋のオッサンが建て替えてくれたのかもしれないが。

 そしてモンスターとの戦闘。


 ざっと感じたが、ヒグマやライオンなんかに対して、それも多頭狩りをしなければならない。

 はっきり言って命懸けだ。というか普通に死ぬ。誰もやりたがらないし、討伐クエストは強い冒険者が徒党を組んで行うかどうか、そして全滅確率が割と高い。

 そんな仕事に夢見がちな未成年は行い軒並み死亡する。自分の身を守れる武器を持っている冒険者が多いが、怯ませて逃げるというのがベストみたいだ。

 この世界、魔法を使える奴か、ガルンのような超人的身体能力がなければまともに戦闘で生活をする事は難しいだろう。

 正直、俺はゲームや漫画で育った世代なので、この事実はそこそこ心にダメージを負った事だけは告白しておこう。

 

 現実的に、冒険者になった場合。なんのスキルもなければユニオンという組合や冒険者の団体の丁稚奉公みたいな事をしてピンハネされた報酬を貰いながら実績を上げていかなければならないだろう。

 それなんて罰ゲームだよ。二度と帰れない炭鉱やマグロ漁船に乗せられた気持ちだ。

 何度も言おう。日本という国は恵まれている。

 故にクソニート共がジュニアからシニアまでいるわけだが、異世界生活特措法に選ばればた場合。


 ……完全に姥捨山と言えるだろう。だってそうだろ? 異世界送りにする連中はチートをくれる女神や天の意思でもない。行政、お役所仕事の人達だ。連中は国民がどうなろうと関係ないのである。

 この異世界で生きていく事に関して準備はさせられたが、具体的にどうやって生きていくかまではレクチャーされていないのだ。

 まぁ、よく考えると日本はそういう教育をなされているかもしれない。学校の教師は夢物語ばかり語る癖に大学も二年生を終える頃には突然就職活動をしろと言うのだ。

 だからこそ、なるようになるのかもしれない。いや、やっぱりアメリカ人とかの方が上手くやっていけるんじゃないか?

 あいつら新しい仕事を考えつくのうまそうだし、住めば都精神あるし……ノマドの聖地だし……

 知らんけど。


「ご主人、まだ起きているのか? 眠れないなら僕が交尾の相手をしてやろうか?」

 

 さて、性処理をすれば落ち着いて寝やすくなるとは聞いた事がある。

 しかし、ガルンは見た感じクソガキである。俺の仲間という事になっているし、パーティーの男女がずっと一緒にいればそういう事もあるだろうが、しかし俺は日本国民として超えてはいけない一線というものにはうるさい。

 

「眠れないわけじゃないよ。俺は元々ショートスリーパーなんだよ。この世界でどうやって仕事をしていくのか、明日の材料集めはもちろんだけど、その後の事とかも考えているんだよ。ガルンは戦闘をメインで頑張ってくれればいいよ。だから頭を使う部分は俺だな。世の中役割って物があるんだよ。色々準備が必要だし、その準備の為の資金繰りとかな。元々個人事業主だったのが、突然オフィスもない状態で会社を作る事になったんだ。できる限りのリスクに対して対策を持つ練習にもなるんだよ」

 

 俺のありがたい言葉をミリも理解していないガルンだが、うんうんと頷く。


「ご主人はなんでも知っている賢者のようなのだ! ボクはご主人の言う通りに従うのだ。ご主人はいずれこの地域を支配する魔王になってほしいとボクは思っているのだぞ! そうなればここにいる人間どもをみんな滅ぼして美味しいものを食べ放題なのだ!」


 うん、こいつ本当の馬鹿だな。

 人間がこの街にいる連中だけで全員だとか思ってるのか? 思ってそうだな。


「その為に何故か()()()という食べ物をご主人は作らなければならないんだろ? ボクに背中を任せてご主人はそれを作ることに集中してくれればいいぞっ!」

「まぁ、俺が魔王になるかどうかは別としてCEOには間違いなくなるから、その際俺が恥ずかしくないようにお前は人間様の常識を覚えれ」

「ガッテンだゾッ!」

「わかったわかった。声がでかい。明日は一日山歩きだからもう寝ろ」

「おやすみなさいなのだ! ご主人」

 

 秒で寝付いたガルン。

 ガキってのはほんと悩みとかねーんだろうな。そんなガルンの寝顔を見て俺も眠くなったので、パソコンの電源を落とした。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 そんなまったりできたのは昨晩までだった。


「ガルン、とりあえず逃げろ! 走れ! 全力で走れぃ! ヤベェ!」

「何故なのだ? あんな拳くらいのサイズの羽虫なんて恐るるにたらないのだ! ご主人、ここはボクに任せるのだっ!」


 本当に無知というものは恐ろしい。

 俺はガルンの首根っこを掴んでダッシュで走る。拳大だ! 拳大の蜂が威嚇して襲ってきたのだ。余裕で死ねるだろこれ……

 ガルンの短剣、そして俺の巨大な斧。どうやらこの蜂はモンスターではないらしい。俺の斧を見ても平気で向かってくるのだ。

 ガルンは短剣を振り回して何匹かを倒して誇らしげにしていたが、それが返って蜂たちを興奮させてしまった。

 

 蜂の大群相手にRPGゲームのように魔法にて大量狩りが出来ればいいのだろうが……


 分かるだろうか? 拳大のハチが百匹以上群がっている雲のような大群に対して、俺の冒険者としてできるのはこれらを一匹を倒せる炎の魔法を日に三回使える程度だ。ガルンは魔法を使えない。

 もう一度いう。ガルンは魔法を使う才能が一切ない。

 

 ミツバチに刺された事ってあるだろうか? 痛い、脚長バチに刺された事はあるだろうか? 超痛い。スズメバチに以下略、死ぬほど痛い。

 至って簡単だ。目の前の拳大のハチに刺されたら……死ぬ。

 俺は異世界という場所にきて知ったことがある。害虫という連中は人間にもモンスターにとっても危険生物なのである。

 というかモンスターとモンスターじゃないのの境目って何?

 ちなみにこの巨大なハチ、大王ミツバチという。そう、蜂蜜作るんですわ。異世界パネぇわ。


 “大王ミツバチ 危険度★1 の大型昆虫。されど大群になった危険度は並のモンスターを凌駕します“


 だそうです。というか、でしょうね!


「早く走れぇ! 頼むから走ってください! あんなのに刺されたら、まじ即死だから! ガルンは戦おうとするな! とりあえず水場だ! 水場にいくぞ!」

 

 ブブブブブと、俺とガルンの後ろを飛び回り隙あらば毒針攻撃を仕掛けてくる巨大バチ。

 俺はカレーを作る材料を探しにきたハズだったが……

 俺が見た先には大きな木。


「あっ! 甘くて赤い木の実なのだ! ご主人! あれ! あれうまいのだよっ! あれをかれぃに入れるのだっ! 絶対に美味いのだ。離すのだ! ご主人っ! お願いなのだっ! あれはそのまま食べても美味しいボクの大好物なのだよ! あんな虫には恐る事はないのだっ!」


 あぁ、完全にリンゴだわ! うん、カレーに入れれば美味いよ。


 でもね? 今そんな話をしている暇じゃないの……

 世界が違えば命に関する考え方が違うとは思うが、こいつ状況を理解してないのか……

 そしてわちゃわちゃ動く物だからスピードを落とした。


「ガルン! 馬鹿野郎! 死んじまうぞっおおおお!」


 俺は柄にもなく身を呈してこの犬娘を守ろうとした。

 そしてやっぱりこいつは馬鹿だった。ご主人! とか言って超反応でさらに身を呈して俺を守った。

 ブスりと刺さる毒針、それに俺は炎の魔法を放って撃退する。


「ぎゃあああ! ……痛いのだっ! 腕がパンパンなのダァ! ……痛い痛い!」


 泣き喚くガルン。転げ回り痛がる暇はない。俺は残りの二回の魔法を使って蜂共を怯ませる。

 ようやく見つけた川にドボンと飛び込んだ。ぶんぶん飛んでいる蜂は二十分くらい威嚇を繰り返してようやくいなくなった。


「少し痛いけど、ガルンは我慢しろ。そのナイフ貸せ、あと俺の服を思いっきり噛んどけ」


 ガルンの腕にナイフを刺して血を流させる。一緒に蜂の毒をできる限り流す。泣き喚くガルン。

 しかし即死しないのはやはりモンスター故か、


「おい、どのくらい痛い? 意識はあるな? 今日は街に戻って医者に行くぞ。これはこれだ。この世界で怪我や病気の時はどうするのか、それを持って次に備える」


 そもそも山に入るなんて事は日本にいた頃も無かったし、よく考えれば日本の山だって危険だわな。猛獣いたり、害虫いたり、毒草あったりな。

 正直ナメてたわ。心のどっかで異世界というところに大人のクセにご都合主義的な理想を追い求めていた。

 毒針で腫れたガルンの腕は血を出したからか大分腫れが引いた。


「ご主人……ごめんなさいなのだっ。痛かったのだ。ご主人のいう通りにするべきだったのだ……ボクはバカだから……いう事を聞けなかったのだ。あんな虫の群れなんて簡単にやっつけれると思っていたのに……これでもボクはコポルト・ガールなのだ。絶対に次はご主人をガッカリさせないのだっ! だから置いていかないで!」


 正直お前に期待はしていない。

 実際、何も勝手がわからない異世界で初めて知り合ったのがこの犬娘だったわけで、いるだけで話し相手がいる事は割と悪くない。今までたった一人で生きてきた俺だが、日本人は不安因子を多く持った人間らしい。

 そんな事を知らずにガルンは次の冒険の事を考えてナイフを振る。本当にアホだな。


「あっ! 戻らなかった虫がいるのだ! リベンジなのだっ!」


 この犬娘がモンスターという事は悪い意味で間違いない。

 完全にこいつは学習能力がない。虫なんて一匹いれば三十匹くらいいるだろ。


「必殺! パッシブブースト! ボクは強いんだぞ? お前達虫どもが一匹でいれば絶対に負けないのだ! ボクを刺した事を後悔して死んでいくのだ!」


 当然ハチはブブブブブと羽音を鳴らしていなくなったハズの連中が戻ってくる……

 本来軽症で済んだハズのガルンはあちこち大王ミツバチに刺されて目も向けられない状態で街の病院に連れて行った。

 俺は、日本の病院でも先生に言われそうな説教を受けた。


「どうしてこんな風になるところに子供を連れて行ったんだ!」

 

 知るか!

次回、ついに第二の仲間が、リトルデーモン。アステマ登場

お昼頃に公開予定です

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