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第29話 緊張の任務  ~さあ、出発だ! 「トーヤ君私も付いていきます」

短いので前話と合体させても良かったのですが取りあえず

第29話として投稿させて頂きます


よろしくお願いいたします。



早速訂正です。

時計や時間についての設定を記述しておりませんでしたがうっかり前回の投稿で”朝5時”とか記載してしまったため今回ももう時の時計の概念が有る者として進めます。

失礼いたしました。



爽やかな朝!と日頃なら朝日に身を照らし伸びをするはずの知矢だったが今朝は...


「くっそー朝が来たか...」


とだるそうに宿の部屋で身支度を整え階下に降り裏庭で顔を洗い口を清めてから宿の食堂へ顔を出す。




「ミンダさん、おはようございます」


「あら、おはよう何だかシャキッとしない顔ね、今日から依頼でしょう!さあ、はいこれ持って元気に行ってきな!」



と朝食を弁当にしてくれた物を渡してくれた。



「ありがとうございます、船行なのでゆっくり揺られながら頂きますね」

とマジックバックである肩に背負ったリュックへ大事にしまった。


「ミンダさん取りあえず10日程で帰る予定ですが長くなるかさっさと戻れるかさっぱりわからないので部屋は..」


「大丈夫よ、トーヤ専用の部屋で5年でも10年でも押さえておくから、毎日風も通しておくからいつ帰っても大丈夫だよ」


そう言えば先日当分の宿代として前払いしてあったなと思い出しながら


「ありがとうございます、じゃあ行ってきます!」


と少し元気を出した声で答えミンダの見送りを受けて宿を後にした。





歩きだした知矢は都市の東門を目指していた。



(「明後日の早朝5時発の臨時船運を用意しておくからな」)という冒険者ギルド長からの指示の通り河の波止場を目指していた。



夜明けが4時ぐらいだからゆっくり歩いていっても十分間に合うがやっとシャキッとしてきた知矢は気持ちを切り替え速足で東門を目指す、途中早起きの都市市民とすれ違うが相変わらずフードをかぶって顔を隠した知矢に気が付くものはいない。




体感30分も歩いただろうか、都市の門の一つ河川へ漕ぎ出す者の出入りを管理する東門が見えてきた。


先日より知矢が緊急依頼を受けた襲撃殺害事件を受け船の運航は基本止められているためか東門に集まる人の姿は見えない。



だがそれでも門番たる者はしっかり立番をしている。


知矢が近づくと誰何してきた。


「何者だ、今は船の運航は全面禁止中だぞ」と。


「おはようございます、冒険者のトーヤと言います、これを」


とギルド長より渡された指名依頼の命令書に緊急通行許可証を併せて見せた。


「おう、これはこれは、はい通知は受けております、任務ご苦労様です」


と態度を改めた。



緊急依頼の命令書もさることながらA級冒険者と言うのはかなり影響力が有るのだと改めてこの世界の仕組みを認識したのであった。



「それと、あちらにお待ちの方が」


「待ち人ですか?船頭さんかな」


と知矢が思っていると




「トーヤさん!」


と明るい声が知矢に呼びかけてきた。


「ニーナさん、おはようございます、どうしたんですかこんなに早い時間に?」


思いもよらないニーナの登場に驚く知矢に



「おはようございます、今日から任務へ出発されるトーヤさんをお見送りしようかと思って、それと今回の船旅の船主さんを紹介しようと思いまして」


と早朝なのに爽やかな笑みをたたえて知矢を迎えた。


「わざわざありがとございます、こんな早朝に申し訳ありません」




先日緊急依頼を受けた後足取り重くギルドの1階にいるニーナの基を訪れ依頼の事を話した。


ニーナも事件の事はもちろん把握していたがまさか知矢に指名依頼が下されるなど思いもよらなかったが話を聞いて緊急依頼が初めて且つ冒険者としての旅は初めてとなる知矢に先ず地理や地形、各地の都市や街・村の様子、場所、街道の位置関係や船の航路を教えてくれた。



さらに旅に必要な装備や道具、医薬品や携帯食料の購入まで案内して道具屋では今着ていたフードコートに代わり旅に適したフード付きローブも見繕ってくれたのだ。



耐水性が有りながら通気性もある魔獣の皮をなめした物だが薄いので着心地も悪くなく濃い緑色をした色合いも落ち着いて恰好が良いと知矢は素直に喜んだ。



「この皮はグリーンリザードンの皮を丁寧になめして加工してありますから少々の対魔法防御もあり火にも強く水はけも良いのでこの時期の旅装に丁度良いですよ」


と道具屋の主のおすすめもあった。




その後”木こりの宿とご飯”の一階にある個室をかりて夜まで事件の詳細を再度聞き直し、街道騎士団の事や場所場所に生息する魔物や魔獣のレクチャーもうけた。


その晩は任務の事や奴隷たちの事が有った為軽く食事をしたあとニーナを自宅まで送って別れた。



出発前日には再度冒険者ギルドに購入した奴隷の総指揮を担う元メイド長”リラレット”を店の総支配人として、店の警備責任者として”サンドス”をニーナへ紹介し留守中何かあれば相談に乗ってあげて欲しいと頼んで別れたが見送りに来てくれるとは思ってもいなかったので知矢は嬉しく思った。




「はい、ありがとうございます、それで船主さんと言うのはどちらに?」


「俺の事を呼んだかにゃあ」


(にゃあ?)と知矢が振り返ると門番の詰め所の扉を開けて出てきたのは


「ああ!!先日の...」



「そうにゃ、また会ったにゃ、しかしお前がA級冒険者とは意外だったにゃあ」


獣人船頭で冒険者でもあり船上槍術を得意とするニャアラスが姿を現したのであった







自宅のwifi環境が色々問題を起こしたので先日新しい無線ルータを電気屋さんで購入しました。

親切な店員さんに詳しい説明を受け我が家に最良と思われる機器を購入しいざセッティング!


「ネットに接続されていません」


......説明書もいい加減で説明通りに表示もされず言う事を全く聞かないので取り敢えず元の環境に戻し明日にでも詳しい知り合いの力を借りる事にしました。


(-_-;)

韓国製っていうので拒否反応を示しましたが店員さんのおすすめでつい購入、やはり日本製にしておけばよかったのでしょうか?

それとも私の理解力の無さなのでしょうか?


TP-link とかって言う会社のAX3000って商品なのですが..................困った

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