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第173話 遠見の方 ~ 「あっしがうどんを屋台で売るっス」 「売るのではありません!」

こんばんは

予告通り?久しぶりの投稿になります。

では第173話 どうぞ







 「フニャ~ッ、やっと着いたニャァァァァ。どうだトーヤここいらなら結構見渡せるニャ」


 「ああぁ、着いたな・・・。少し苦労したがここまでの見晴らしなら来た甲斐があるってものだ」



 知矢とニャアラスは小高い丘、小山の最頂部へとたどり着いて息をつきながら周囲の景色を眺める様に見渡した。




 途中幾度も魔獣に出くわし可能な限りの戦闘を避けつつも接敵された場合はやむなく応戦したこと数十度。


 中には突如土中から獲物を食いつく様に飛び出しニャアラスを一飲みにしようとしたミミズの様な魔獣や知矢が綺麗な花をつけていた植物をふと目にしたらいつの間にか発せられる匂いにつられ危うく花に擬態していた魔獣の餌食に遭いそうになったり。その他にも種々の魔獣に遭遇する事数知れず。

 全てを戦い斬る抜けた訳では無く相手によっては同行する魔獣が相手に視線を送るだけですごすごと後退し姿を消す者もいたが多くは獲物を逃がさまいと襲い掛かってきた。


 知矢とニャアラスのそれなりに腕に覚えもあり経験も積んできたがやはり大森林に住まう魔物たちの力は強大で接敵するまでも無く『こりゃあ無理だニャ!!!』と逃げる場面もあったが危機的な場面だけは同じく同行するSランク冒険者のカーネタリア老人が風魔法や水魔法で援護をしてくれたり土魔法で魔物を動けなくするなどしてくれた為に何とか目的の小山までたどり着くことが出来たのであった。


 しかし知矢は常にレーダで周囲を索敵していたはずであったがそれを掻い潜る能力を持ち合わせている魔物たちが多い事に気が付きそれまで以上に周囲への気配感知や索敵を密にしながらの進行であった為体力的にはそれほど疲れていないはずが精神的な負荷によるものか二人はかなり疲れを自覚していた。



 「ヒョッヒョッヒョ。これ位で疲れを見せるとはまだまだじゃの、若いの」

 老人は巨大な魔獣の背に乗ったまま眼下で疲労を見せる知矢とニャアラスを評する。



 「ニャア!カーネタリア様 俺達はまだまだこんなもんじゃないニャ。ちょっと息を整えてただけニャ」

 ニャアラスは自分たちの力を過小評価されまいと反論する。



 知矢は特に気にはしていなかったがニャアラスはカーネタリアと名乗るSランク冒険者に自分の力を見せつけ評価してほしいと思っていた。

 それは決して見栄や自尊心から来るものでは無くきちんと評価を下してもらえれば冒険者ギルドへの推薦を貰えAランクへ上がれるチャンスであると思っているからだ。


 通常のギルドランクアップは貢献ポイントを積み上げその結果として評価される物であるが例外的に上級ランカー、これはSランク保持者だけに与えられている特権的な物でもあるがその者の推薦があれば特例としてAランクへ上がるチャンスが与えられるのだった。


 ニャアラスはBランクへ上がって未だ幾らも経ってはいなかったが早くAランクへ上がり今よりももっと高額の依頼を受ける事が出来れば仲間、同族たちへの送金をもっと増やせると考えていた。


 知矢もその思惑は理解していたが余り焦る事の無いように時折釘を刺してはいたのだった。

 どんなことでも当たり前であるが焦りは失敗を生み出す。

 それが危険を伴い命をかける仕事で有ればなおの事だ。当然ニャアラス自身も頭ではわかっていたが伝説のSランク冒険者を目の前にした時、欲が。いや欲では無くチャンスがあるのではと思うのも致し方ない。


 知矢はそんなニャアラスをフォローしつつ協力できることはしてあげたいと心の中で秘めていた。




 「さて、息を整えつつ周囲の警戒しながら観察を始めようぜ」

 そう知矢は声を掛けながら感知レーダーの範囲を最大限に意識しながら眼下に広がる広大な大森林の様子を見まわした。



 その小高い丘、小山からは周囲が広く見渡せる。

 今来た方角には龍水湖と呼ばれている以前知矢達がスライム捕獲の際に訪れ昨夜もキャンプを張った場所も見えた。



 視線を動かすと湖の先は霞んで見えない程遠く対岸が何十キロ先になるかわからない広さであると見えた。


 その左に視線を回すとそこからは巨大な木々が密集する森が延々と広がり視線の範囲に全く収まらない広さでこちらもまたその遠くは霞がかかり終わりが見える事は無かった。


 そんな広域に視線を巡らせ何か大きな異変は無いか。魔獣や魔物の騒ぎは起きていないかをじっくりと観察するのだった。


こんな状況でなければ今までお目にかかった事の無い遠く広がる森と湖そして微かに見えると奥の山々。幻想的でもあり圧巻の広大な風景をのんびりと眺めていたかった知矢であったが今はそれどころではない。



 広大な大森林は時折遠くから何かの叫び声や鳥の様な声も聞こえるが今見渡した限りでは大騒ぎと言う程の気配は感じられない。


 知矢とニャアラスは周囲をじっくり観察していたのだが

 「よしニャアラス交代で周囲を観察しよう。俺は昼ご飯を用意するからその間はお前が頼む」



 そうニャアラスへ声をかけると知矢はマジックバックへ偽装している無限倉庫からテーブルや椅子を出し皿やコップを並べて食事の準備を始めた。


 「お前はコイツで良いだろう」知矢は自身の肩へ乗っていた従魔へ声を掛けながら以前狩った魔物の肉を皿にのせてテーブルの一画へ置いた。


 従魔のピョンピョンは「・・・『わーい』」と嬉しそうな思念を発するとぴょんと肩からテーブルへ飛び移り早速食事を始めた。


 「カーネタリア様もどうぞ。そうだカーネタリア様、その魔獣の食事はどうしますか」

 未だ魔獣ギガントポメラニオンの背に乗ったままくつろいでいた老人へ声をかけ聞いてみた。


 「ヒョッヒョッヒョ。こやつらは自前で用意するから心配ないわい」そう言いながらヒョンと音も無く魔獣の背から地面へ降り立った老人は振り返り「お前も近くで食事をしてくると良いだろう」と魔獣へ声を変えながら顔をさすった。


 『Gyaaa』魔獣はひと鳴きするその巨体をするりと翻しもと来た山道へと姿を消した。




 知矢はカーネタリア老人と己の従魔へ食事を用意すると自らも急ぎパンとスープを口にした。

 勿論パンは焼きたてのふんわりした熱々。スープも湯気が出るほどのできたてのまま知矢の無限倉庫から出した逸品だ、美味しくない訳がない。



 もっともこれらの料理は日頃から知矢の使用人たちが腕を振るい作ってくれたものをあらかじめ収納しておいたものである。


 知矢は一人であれは半年は食せる程の料理と野営道具や種々の道具に予備の武器に薬草や種々のポーションを無限倉庫へ収納してある。

 その為いつ何時急ぎ旅に出る事も可能であったし何か突発で帰宅できない状況にも対応可能である。


 (空間魔法様様だな)と感じながら最高神へ感謝するのであった。



 のんびりと食事をする老人と従魔を他所に知矢は早々に食べ終えるとニャアラスへ声をかけ観察を交代した。



 「確かにこれだけ周囲を見渡せる場所は最適ではあったが・・・・・」



 知矢は周囲へ視線を巡らせながら感知レーダーと己の気をはり何か異変は無いか観察をしていたがやはり大森林の広大な面積とそれと併せて巨大な木々が多い茂る森。

 それらを裸眼で見ても詳細までは確認できない事に焦りを感じて 「望遠鏡でもあればな」とガラスを作ることが出来る様になったのだからいつかレンズも加工できないかと思案していた。


 そしてふと思い立ち


 「コナビ、遠くを拡大してみる事の出来る魔法は何かないか」

 最高神より与えられた知矢のサポート役。コミュニケーションナビゲーターへ試しに聞いてみたのだった。



 『ピーン 自らの視覚を魔力により増強増幅する事の出来る ”魔眼発動” の魔法を作成することが出来ます。使用魔力量は軽微です。』



  おおそれだ、と知矢はすぐに 「よしその魔法を作ろう、手を貸してくれ」


 『了解いたしました』

 コナビの無機質な返答がすぐに帰って来た。



 知矢はすぐに魔力を体内へ巡らせ気を集中する。するといつもコナビのサポートで発動する魔法の切っ掛けが此度はすぐに自分で何かを感じ取り事が出来た。


 「創造魔法、魔眼発動!」


 知矢が創造魔法を唱えると一瞬微かな温かみを目の周囲へ感じると


 『ピーン 新魔法 ”魔眼発動 LV1” が使用可能です。 使用する方の目に魔力を込めて魔法を発動させてください』


 よし!と知矢は声にならない気合を発すると左目へ魔力を集中させ「魔眼発動」と発した。


 すると左目の視覚が急激に変化しカメラのズームレンズを操作したかのように知矢が見えている風景が拡大された。



 「うっ・・・・こりゃあキツイな」つい口から苦痛をこぼし魔力の集中を減らすと拡大率が急激に下がり普通の視覚状態へ戻った。



 「トーヤどうしたニャ」魚の串揚げを両手に持って食べていたニャアラスが知矢の発した声に敏感に反応した。



 「ああ大丈夫だ。いや俺の創造魔法で遠くを良く見える様にする魔法を作ってみたものの慣れない視覚に戸惑っただけだ。慣れの問題かな」


 知矢はそう言いながら目を指でぐるぐるマッサージしながら急激な視覚の変化が少し驚きはしたが再度発動をする事にした。


 再び広大な大森林の景色を見ながら今度は魔力を抑えながら「魔眼発動」と唱えてみた。


 すると今度は拡大率もそれほどでは無かった為身体への急激な負担は無かったが左右の視覚に差が出来る為非常に見にくかった。

 そこで知矢は子供の頃初めて見た顕微鏡の時の様に右目を手でふさぎ視覚情報を左目だけにしてみた。


 すると案の定視覚情報が安定し落ち着いて周囲を観察することが出来た。


 「この状態でこうすると」左目への魔力をほんの少し増やしてみるとやはり知矢の想像通りさらに光景が拡大され遠くの細部を観察することが出来たのであった。


 「うん、まあ慣れれば使い勝手も良いかもしれんな」と呟きながら魔力量を調整しながら観察を続けるのであった。



 裸眼の倍ほどの視覚状態で視線を巡らせ、何か気になる者があった時には魔力を増やして拡大率を上げる。そんな事を暫く繰り返していたが



 「う~ん・・・・・こりゃあ思った以上に疲れるな」

 再び魔力を開放し視覚を通常に戻した知矢は普通の状態での観察を続け何か異変が目についた時のみ魔眼を使う事にした。


 「慣れるまではこの方法で運用するか」そう思いながら周囲の観察を続けるのであった。




 





+++++++++++++++++++++


 


 知矢や鬼神モーリスそして暴風のカスティーヌが仲間と共に大森林の異変を調査すべく商業中核都市ラグーンを出立した後、ラグーンの冒険者ギルドからCランク冒険者以上のパーティーの代表者又はBランクの冒険者たちはこの都市を管理する貴族、アンコール伯爵の住まうラグーン城集められていた。



 大広間の中央には冒険者ギルド長のガインを筆頭にギルド幹部が並びその後方には冒険者の代表たちが銘々の装備と己の武具を携え数十人居並ぶ。



 広間の左にはおそろいの甲冑に身をつつに腰に剣を携えたアンコール伯爵の直属騎士団が甲冑の上からマントを羽織る第1騎士団長モンドールを先頭に一糸乱れぬ紀律正しく居並ぶ。



 逆の右手にも同様に騎士団が並ぶがこちらは騎士伯配下の騎士団でありその先頭には騎士伯のオースティンがいた。



 そして大広間に参集した全員の目の前には文官衆が左右に分かれて居並びその前、中央にはこの館の主、アンコール伯爵が眼光鋭く背筋を伸ばし厳しい顔つきで立っていた。





 「諸君、緊急の招集ご苦労である。おおよそ話は聞き及んでいると思うが今一度確認をしよう。」


 そう口を開いたアンコールは現在この都市方向へ向けて散発的に魔物の集団が通常では考えられない一種のパニックを起こしているかに見える動きのまま移動をする姿が多くみられている現状を話した。



 その話だけで集まった者の中で特に冒険者達はザワザワとしはじめる。


 「伯爵さまの話の途中だ!静かに聞け!!」そのざわめきを制したのは冒険者ギルド長のガインであった。


 元とはいえAランク冒険者の怒気がこもった声に冒険者たちはたちどころに静まり返る。



 その様子を静かに観ながらアンコールは話を続けた。


 「心穏やかでない事は理解するが未だ情報が確定した訳でもない。ここにいる者達は解散後も都市の人心を不用意に惑わせパニックにならぬ様気を付けるように願う」



 アンコールはその情報を確認すべく現在冒険者ギルドから選抜された者達が大森林方向へ調査へ向かった事。騎士団の拙攻部隊も周囲へ走り状況を確認中である事を話した。



 「そう言った情報を集約し最終的な結果を持って対応を決めていては後手に回るだけである」


 アンコールは無駄になっても構わないとスタンピードを前提に都市の防御を固める準備を始めることを宣言した。


 「諸君、大規模なスタンピードが以前発生したのはもう数十年前の話だ。だがその時の教訓はしっかりと生かされておる。そのマニュアルに沿った行動を各自分担して行って欲しい。

 そうすれば如何に魔物の大群が押し寄せようがこの都市は揺るぎはしない。繰り返すが市民の不安をあおるよな行動、言動を慎み粛々と準備を行うよう。冒険者諸君も頼む、君たちの日ごろ鍛えた肉体と経験に基づく行動に期待する」



 アンコールの話が終わると文官が数名出て各員の役割を伝えて今後の行動を指示し始めた。


 ラグーンも大きく動き出したのであった。





 管理貴族配下の騎士団は城壁に防戦用の弩級や大石を投てきするカタパルトの設置に入り多くの石塊も次々と運搬されてくる。

 そして石組みの上には木の台に括られた大きな弓、バリスタも設置されている。



 騎士団の一部は多くの馬魔車を警護しながら周辺の村々からの避難民の運搬をしていた。


 周辺の村ではとても魔物の暴走を受け止められる防壁など無かった。 最低限日常的に生活を守れるだけの柵や石組で囲まれたものであるからその中に籠る意味はないとアンコールの指示で数百人の村人が一時移住を命ぜられた。


 畑を持つ農民は作物の生育や管理を気にしたが騎士団の説得により従い村を出た。




 騎士伯配下の騎士団は市中の動静を見守り市民が不用意に騒ぎを起こしたり動揺した者達がパニックにならぬ様優しく声を掛けながら見回りをしている。



 そしてその他の騎士は冒険者と協力し各方面の (ゲート) の補強と門の外側に幾重ものバリケードを構築していた。


 その外側には空堀も掘られバリケードへ到達する魔物の突進の圧力を少しでも緩和できればと考えられたものだった。


 その空堀の築造には多くの土魔法の術者が集められ皆でアースホーミングの魔法で城壁側は垂直に固められ外側は斜めに形成されているがドロドロに加工されていた。

 深さも10m程はあるであろうこの空堀を各所に築造するのに集められた魔法使いたちは精根尽き果てながらも 魔力回復食薬(MPポーション) を飲みながら懸命に魔力をひねり出しての活躍を見せた。



 そんな騎士団や冒険者以外も多くの市民が荷の運搬に協力したりバリケードの作成に加わる、そして炊き出しにも協力するなど都市が一体になり準備を進めていた。



 やはり当初管理貴族からの広報でスタンピードという言葉は発せられはしなかったが危機が迫っているので協力し都市を護る、と報じられた時多くの市民は不安を訴え一部はパニックを引き起こし始めていたが丁寧な説明を繰り返しそして冒険者たちも酒場で 「大丈夫だ、もしもの備えをするだけだから安心しろ。俺達も防御に加わっているんだ何が起こってもへっちゃらだ」 と各所で繰り返し話された事に依り直ぐに鎮静化し逆に手伝いを申し出る者達の動きが活発化した。



 この冒険者たちが酒場や食堂、街の至る所で安心する様に話を吹聴したのは管理貴族の命で冒険者ギルドのガインが信頼できる冒険者たちに依頼して吹聴させたものだった。



 騎士団の者が言うより冒険者の方が聞こえが良いであろうというアンコールの思惑であったが見事に機能したのである。





 そして知矢の店。魔道具商店も活気に溢れ使用人たちが大忙しであった。



 商店の隣を買い取り将来食堂でもと考えていた場所は今、炊き出しの為に大わらわであった。




 「はーいこのバックはおにぎりが1000個ね。みそ汁はこっちのバック。スプーンと器を忘れないでね」 マクがマジックバックを他の使用人へ渡した。その使用人の女性は渡されたバックと配布先を予定し記載した地図を持って速足で店から出ていく。



 「はーい、次はどこかな。こっちのバックはスープが500人分だからそっちでパンを受け取ってね」



 「おっし、うどん100人前できてるぞ。誰が持ってく」ワイズマンが汗を流しながらうどんとだし汁がはいった容器を盆ごとマジックバックに収納すると声をかけた。


 「そっちは俺が持って行きます」ササスケがすぐに反応して受け取ると地図を片手に颯爽と駆けだす。



 店の裏では火の魔道具が使われた大きな石窯が作られ次から次へとパンがこねられては焼かれていく。


 その脇では大鍋の下でこれまた火の魔道具の熱で煮炊きがされ加工された野菜や魔物の肉がどんどん放り込まれては煮立てられていく。


それらが出来上がると器に盛られ直ぐにマジックバックへ収納されるのであった。




 そんな使用人達の様子を奥から見守るのは総支配人のリラレットであった。


 「こんな事態にマジックバックが役に立ち良かったわ。これだけの食事を一々運んでいたらとてもとてもさばききれませんからね」

 どんどん作られる食事をどんどん運ぶ使用人たちを見守りながら呟く。


 「食材も」隣に控える元貴族令嬢で今は知矢の使用人で秘書的な立場のサーヤがぼそりと口にする。


 

 流通の根幹を一新するマジックバンクの安価な販売は大革命であったがそれでも知矢は著しい変化により混乱を起こさない様に大きな容量の者は値段も高く、安い物は容量を小さくと経済と流通そして商売人や働く者の立場や収入が激変し過ぎない事も考慮して販売していた。


 その為資金のある者が得をし小商いの者が損をする事の無いように考慮した結果である。




 しかしこの緊急事態に於いて店と使用人たちの行動の責を任されたリラレットは最大容量のマジックバック、時間経過停止を最大限活用し食料を集めさらにそれらの食材を使って炊き出しを行いまたマジックバックを活用して食事を配る。



 そう言った活動を指示しその方面で都市への防御の手助けをする事を決めた。



 もちろん全て店の資金を活用した行動で無料奉仕である。


 この事は以前から主である知矢からも言い含められていた。




 『良いか俺はのんびりした生活を静かに送る行動の中でいつの間にか商売に手を染める事になった。

 だから金儲けを軸においていない。集まった資金はお前たちや俺の生活に使うのは当然だが必要以上にため込む気も無い。だから都市や市民への還元の機会があれば積極的に資金提供を行うつもりでいてくれ』



 と主の言葉を思い出しながら使用人たちを見守るリラレットであった。


 (知矢様、ご無事でお早いお帰りを)そう願いながら。






緊急事態宣言も再延長され地区も拡大・・・・中国ウイルスの猛威は未だに。

皆さまも手洗い消毒、マスクを厳重に。不要な外出は避けましょうね!


あー!キャバクラ行きたい!!!! くそ中国め!!


 では次話にてまたお会いしましょう。



 追伸:


 アクセス数が60万を突破していました。

 ユニークアクセスも7万に届きそうです。

 皆さま本当にありがと言うございます。


 それと誤字訂正を数多くの方に頂きありがとうございます。

 ただ誤字が多すぎて修正が追いつきません。少しずつやりますのでお許しを。

 (酷い作家だ(-_-;))


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