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第152話 臣下の諫言   ~「トーヤそこの酒取ってくれ」「お前空気読めよ」

少し遅くなりましたが何とか書き上げました

では第152話どうぞ






 「ガンツ様」

 姿勢を正し声音をいつもよりはっきりさせたそこには冒険者の仲間マリソスは無く子爵家の使用人としての ”マリノス・ミグリッド” がいた。



 「なんだマリノス」

 マリノスの声音の変化に気が付いたガンツも姿勢を正し臣下の声を聞く姿勢を見せる。



 貴族と言うもの一見ただ上から命令をするだけではない。

 臣下、特に忠臣の真摯な訴えに耳を貸す姿勢を見せなければ求心力を失ったただの暴君になってしまう。それでは貴族として家を維持し皇帝の臣下としての役割を担う事などできないのだった。

 それゆえ臣下、部下が自身の立場も顧みず諫言を上申すべくその姿勢を見せた時は真っ向から真摯に耳を貸す、いや貸さねばならない。




 「ガンツ様には我々が謀った様に感じる事でございましょう。確かに子爵様から直々に呼ばれ貴方様の行動に手を貸しながら同行する様命じられました。


 その為籍を子爵家に残し給金も頂きさらに活動をするための資金、経費を冒険者ギルドの口座へ定期的に送金して頂いておりました。」



 マリノスは覚悟を決めたようにしっかりとガンツを見据え話をする。



 「ですが、子爵様から命を受けたのはガンツ様より冒険者になると聞き我々が同行を了解した後の事です。

 具体的にはガンツ様が我らを同道させ街の道具屋にて諸々の買い物をして準備をなされた後の事です。

 子爵様はどの段階でガンツ様の行動を察知されたかは存じませんが経緯は以上です。


 その上でお話しいたします。

 ガンツ様の冒険者として活動すると言う御意思に賛同を致しまし今まで行動を共に致しておりました。

 物珍しさもあり正直楽しゅうございました。ですが一方で毎日が生きるための試行錯誤。

 計画の立案行動の予測から準備、実際の依頼を受けての採取や狩り等を経験しながらガンツ様のお命を守る事、これが子爵様から言明されていた事もありましたが私個人と致しましてもガンツ様にもしものことが在ってはいけないとマリルと共に腐心する毎日でございました。」



 マリノスは心の中に秘めていた思いを口にする。

 ガンツは黙ってマリノスの話を聞いていたが心の中では衝撃的に受け止めていた。

 (毎日三人で相談しながらここまで来たと思っていたのだが・・・)



 「ガンツ様、EランクいえFランク冒険者として活動なさっていた時の収支をご理解なさっておられますか」

 突然マリノスは問うてきた。



 「いや、詳細はお前たちに任せっきりであった。私は気にもしていなかったが・・・ひょっとして金銭的に厳しかったのか」



 「Fランク時代から今に至るまで金銭的収支は常に赤字でございました。主な原因は宿代と飲食代。そしてそれ以上に回復薬や毒消し薬そして魔法薬などの出費が嵩んでおりました。そして武器や防具のメンテナンス、魔馬車の維持管理費。そういった諸々を合わせまして現在まで活動できましたのは子爵様からの支給されていた経費が在った為です。」



 マリノスからの思いもよらぬ説明を受けガンツは更なる衝撃を受けた。


 「・・・・・つまり俺は親父の力でここまで冒険者をさせてもらっていたと言う事か。親父の金が無ければとっくに破たんしていたっていう事か!」



 マリノスの苦渋に満ちた発言は事実である。



 一般的な新人冒険者がFランクに登録し粗末な武器や防具で回復薬を使わずにこなせる程度の依頼はパーティーを組んでいたとしても毎日なんとか屋根のある大部屋に泊まり僅かな食事で我慢しながらコツコツと冒険者ランクポイントを貯めながら僅かなお金も貯めることが出来るかどうかのものだ。


 その為怪我をしたり武器や防具を失うとすぐに困窮する。

 そういったリスクを経験しながら冒険者たちは常に依頼内容や立ち回り方を考えて活動している。



 具体的な収入は依頼内容、受注件数にもよるので一概には言えないが3人一組で個室のある宿へ泊り朝晩を食堂でしかも酒などを飲み昼は宿や屋台で弁当などを購入し移動は常に魔馬車を活用するのであれば破たんするのは当然である。


 他の冒険者の手にする収入の3倍以上を得なければ維持できるものでは無かった。


 これがEランクに上がった後も受注する依頼を厳選しガンツへの危険度を減らしながらでは高額の依頼をこなす事など出来なかった。



 しかも少々の怪我でも回復薬を使い、そこまでの相手でなくても魔法攻撃を積極的に行使し魔法薬を多用する事でさらなるリスクを減らす行動が金銭的な負担となる。



 さらにこのリスク回避の行動によって強者との戦いを回避してきたことが経験値の上昇を抑制しレベルアップを阻害してきた一因でもあった。

 


 能力のレベルアップに関して知矢もその原理はよく解っていなかったが一般的にはその力を行使する事の積み重ねだと言われている。


 ただし自主練や模擬戦のみではほとんどレベルが上がる事は無かった。

 そして弱者、自分の能力やレベルより著しく低い相手と実践をこなしても同様だ。


 より強い相手に打ち勝つ過程での経験が大きく影響すると言われそういった場合は今回のマジコのようにレベルアップをすることが出来るのである。




 その活動内容の全てが父親である子爵よりの援助で成り立っていたと言ういわばお手盛り冒険者ゴッコだったと言う訳だ。



 「ガンツ様。これまで正直にお話をしてこなかったことは大変申し訳ございません。正直初期段階から全てをお話しすれば良かったのですが。私も含めガンツ様との冒険に毎日が新鮮で館での生活では無しえなかった多くの経験に魅了されていた事も事実です。


 そして心の中では子爵様の援助が在ればまだまだ冒険を続けられるという安心感と共に甘えがあったと思います。

 しかし本日Aランク冒険者であられますトーヤ様の同行を得られたことにより本来の冒険者の立ち回り。そして強者と戦うリスクと困難を改めて痛感し今までの様な楽しい冒険を今後続けるのは無理だと打ちのめされた思いです。


 ガンツ様も高みを目指す思いにおかわりは無いと思います。ですがそれでは今までの様では駄目なのです。いえ無理なのです。

 その事をお考えになり今後の行動をお選びください」



 一通り話を終えたのかマリノスは全てを話したことで胸に秘めていた重しが消えたように感じていたが逆にガンツの信頼を失った事も理解していた。


 その上で問うたのだ。



 「今後の行動とは何だ。お前が冒険者を止めて屋敷に戻ると言う事か。それとも俺にももうお遊びを止めて親父の庇護へ帰れと言う事か。 いや実際は今もその庇護下にある様なものだな」

 ガンツは自嘲した様に口の口角を片方上げ薄笑いを浮かべた。



 「少々訂正させて頂きます。」

 マリノスは未だはっきりとした物言いでガンツを見つめていた。


 「何だ」少々投げやりにも似た様子でこたえるガンツ。もう諦めの気持ちが湧いてきたのであろうか。



 「私がお聞きしたかったのは少々違います。

 ガンツ様がこのまま冒険者を止めて3人で屋敷に戻るのか

 もしくは

 一切の子爵様からの援助を断ち、極貧の生活をしてでも冒険者を続けるお覚悟があるかという事です」


 いったん言葉を切ったマリノスはマジコへと視線を回した。



 「マリルさん。貴方の先ほどの発言。今までの様な綺麗で快適な個室の宿、毎日入れるお風呂、朝晩の食事はスープと果物が付くのは当然、依頼の為の移動は馬車で快適。そんな生活を捨ててでもやっていけるのですか。


 大部屋で他の者と同じ部屋にごろ寝。ベットなど有りません。お風呂も無くせいぜい水浴び出来ればよい方です。食事も硬いパンと具の無いスープをわずかに食し昼食などは無いのが当然。夜のご馳走は獲物が取れたらしめたもの。それを自ら解体してたき火で丸焼き。時には野草のスープの日々になるやもです。

 魔法薬など以ての外。怪我などは自生する薬草をすりつぶして使えればよいですね。依頼に向かうにも重い荷を担ぎ自らの足でひたすら歩く。歩けなくなったら死あるのみです。

 あなたにそんな生活が出来ますか。その覚悟があるかをお聞かせ願います」



 マリノスの言葉にマジコは唇を噛み締め俯いたままだ。



 そばで話を黙って聞いていた知矢やニャアラス、ニーナにリラレットは部外者が口を出せる事ではないと承知し黙って推移を見守るしかなかった。



 知矢は(意外だったなマリノスは覚悟を決めたようだ。マジコは解らんがガンツは逃げかえる様なことは無いだろう。)と思っていた。

 そして(Eランクでもそんな極貧生活になるのか・・・冒険者と言うのは想像以上に厳しいものだ・・・)

 と、知矢は転移して来た時から最高神に与えられた豊富な資金で余裕のある生活からスタートしていたためマリノスの話を聞き(わしが同じ立場であったら生きて行けたであろうか)と改めて最高神より得られた数々の恩恵に感謝するのであった。



 ただ実際は知矢に授けた最高神からの援助や能力は特に金銭的な者は知矢へのお詫び。死なせる切っ掛けを作ってしまった事の代償、保証の様なものである。

 胸を張って当然のように受け取るだけで良い物を知矢は何故か感謝にたえなかったのであった。




 「それが本来の冒険者って訳だ。何不便なく育った俺には未だそこまでの経験は無い。親父の庇護を外れるって事は明日か10日後か生きているかもわからない、生きていたとしてもどんな生活になるかもわからない。そういう事だなマリノス。」


 「ご明察恐れ入ります」


 「フン。今まで何も気が付きも考えもしなかった俺にご明察も無いものだ。だがしかしお前の話を聞いて理解した事がある。」

 先ほどまでふてくされたよな顔をしていたガンツはその表情を少し変え何か黄昏た様な雰囲気を見せる。


 「何でございましょう」


 「今お前が言った事だ。 マジコ、いやマリル・マジカル・マコーミック」

 唐突にガンツはマジコの本名で問うた。



 「はいなんでございましょう」

 俯いたままであったマジコはガンツの呼びかけに顔を上げたがその表情はいつもの無表情を通り越し生気を失っているようにも見える。



 「聞いた通りだ。先ほどお前は言ったな


  『子爵様。ご主人様から頂いているお給金をお断りして籍も抜いていただく様にお手紙でお願いしたいのですが』


 その言葉の意味を本当に理解して言っていたのか。マリノスの言う通りの生活はお前には無理だ。すぐ怪我をしたり病気やひょっとしたら気鬱になるやもしれんし魔力が切れたら戦えぬであろう。そうしたら死あるのみだ。

 俺はそんなお前を見たくはない。 お前はマリノスと共に屋敷へ帰れ」


 ガンツは自分一人はこのまま冒険者として活動するがマリノスとマジコへは子爵家の使用人として屋敷へ帰る様にと言い出した。


 「っつ、ガンツ様をお1人になど出来ません。私も一緒にお連れ下さい。部屋もベットもワインもいりません。一緒に冒険がしたいのです。どうか!」


 突然の解雇通知にも似たガンツの発言にマジコは普段の控えめな印象と打って変わりガンツへ必死に詰め寄り嘆願するのだった。


 「無理だと言っている。死に急ぐとわかっていて連れて行けるわけが無かろう」

 ガンツはマジコの肩を掴み目を見ながら宣した。


 「そんな・・・・ウウウウウッ」膝から床へ崩れ落ちたマジコは床へ両手をつき泣き崩れてしまった。



 知矢はふと気が付いた。

 周囲にいた他の使用人達もこちらの状況が切迫し修羅場のような状態になっていることを。

 そんな中で楽しくおしゃべりをしながら食事や宴会などできるはずも無く周囲はしんと静まり返っていたのだった。



 (参ったな。どうするか)

 知矢はこの状況に何時けりがつくのかと使用人やニャアラスにニーナの事を考え一旦お開きにしこの三人には場所を移してもらおうと考えニーナに目配せを送った。


 理知的なニーナはその意図を分かった様子で軽く顎を引き同意をしてくれた。


 さてとと知矢が声を出そうとした時、



 「少々脅しが過ぎましたか」

 ガンツとマジコの様子を黙って聞いていたマリノスが再び口を開いた。


 「あんっ?」何を言っているのかと言う顔をしたガンツ、そしてマジコもその泣きはらった顔を上げマリソスを呆然と見るのだった。



 「さて、ガンツ様。周囲をご覧ください。トーヤ様は勿論ご友人の方々や使用人の皆さんまでこの騒ぎにどうする事も出来ずせっかくの料理も冷めてしまいそうです」


 マリノスは周囲を見回しガンツ達へ状況を伝えた。


 「あっトーヤすまん。ついこちらの騒ぎに集中してしまった。皆さん申し訳ない俺たちの騒ぎに巻き込んでしまって。遅いかもしれないがどうかこのまま食事を続けて欲しい。なっトーヤ」


 ガンツは周囲へ詫びると知矢へも助けを求める様に顔を向ける。


 「まあ食事もそろそろ終盤だ。リラレット一度少し戦線を縮小し〆とデザートの準備を頼む」

 知矢はその場の空気を換えるべくリラレットへ指示を出しウインクでサインを送った。


 「畏まりました。ではそのように」リラレットは静かに席を立つと使用人達へ指示を出しながら静かに食事の進行を終盤への変更を指示した。



 「さあマリノス。お前何か話の途中だったんじゃないか」

 知矢は周囲の動きを見ながらマリノスへ話を戻した。


 知矢の感ではそう悪い方へ進むことも無いかと思いながら。




 「トーヤ様ありがとございます。 ではお言葉に甘えまして」

 とマリノスはウゥウンとのどを一度鳴らしグラスに残るワインで湿らせたのち話を再開した。



 「ガンツ様、そしてマリル。少々脅し過ぎましたね。しかしお二人の気持ちと覚悟を感じることが出来幸いでした。」


 マリノスのセリフにガンツは一瞬怒気を込めたが脇から知矢が軽く頭を小突き「話を最後まで聞け」となだめるとマリノスは知矢へ軽く会釈をし話を続けた。




 「確かに先ほどお話ししたように本来の冒険者の活動、生活とはおおよそその様なものです。


 しかし今我々のパーティーはEランク。しかも装備は十分に整っています。確かに冒険者としての収支は今までの状況では赤字でございましたがこの先子爵様からの援助を受けなくても十分に活動は再開できます。


 勿論贅沢は出来ません。宿はランクを落とし部屋は三人一部屋。まあ風呂はたまにになりますが魔法で何とか湯あみ程度は可能でしょう。食事も今まで通りでただしお酒は余程の時以外我慢ですね。


 魔馬車ですが維持費がかかる都市外への預けを諦め毎日自分たちで世話をしながら宿の魔馬房で済ませればかなりの節約になります。


 魔法薬は制限が必要ですが効率的な運用を模索し無理無く運用すればいざという時だけの使用で十分でしょう。


 なにせEランク冒険者が三人です。今までのようにのんびりでは無く効率よく積極的に依頼をこなせば数日に一度の休みを取ったとしても生活は出来ます。


 そうしてDランクへ上がればかなりの余裕が生まれますしもっと高額の依頼を受けられますから元の生活も暫しの我慢。


 いかがですか二人とも。


・・・・・ 何をそんな変な顔をしているのでしょう」



 長いマリノスの説明が終わり視線を二人へと戻すとガンツは腕を組んで仏頂面、マジコは泣きはらした顔を膨らませ真っ赤に怒っている様子だ。



 「で、結局お前の考えはこのまま冒険者を続けると言うのか。親父の援助を断って。」


 「ハイ、いささかこのままではいけないと以前より思ってはいました。正直ガンツ様の行動にも負担を感じていたところです。

 知矢さまのご厚意で現実を痛感させて頂いた良いチャンスでしたので全てをお話しし現実を見据えていただきマリル、いやマジコにも行動の変革を促したく思いお話しさせて頂きました。


 いやあトーヤ様と皆様には大変失礼を致しました。

 ですがおかげをもちましてこの二人も現実と言うものを身に染みて理解してくれた事でしょう。これでやっと冒険者として本当に自立した行動を促せると思います。ありがとうございました」


 マリノスはトーヤへ頭を下げ深い感謝の念を表した。


 「にゃあトーヤ。こいつひょっとして確信犯かニャ」

 話を聞いていたニャアラスも気が付いた様子だ。


 「そういう事だな。以前から考えていた事を都合の良い状況とマジコの発言をきっかけにこの二人の自覚を即したって事だろう。

 まあさすが家令の息子と言う訳だ」


 「お褒めに与り恐縮でございます」

 マリノスはまるで本物の家令の如く優雅な礼を見せるのであった。



 「おいマジコ。お前も共犯か」

 ジト目で問いただすガンツにマジコは無言でプルプルプルと必死に首を左右に振るのだった。


 「ガンツ様、いえガンツ。これからも一緒に活動していく仲間を共犯者かなんていけませんね。互いに信頼し合い助け合いより高みを目指そうではありませんか」


 「どの面がそんなセリフを言いやがるコラ!」

 やっと元の勢いが戻ったガンツであったが心の中ではホッとしていた。

 (こいつらに呆れられ見捨てられない様に俺はもっともっと頑張らねえとな)



 「よし話も付いたみたいだな。まあ細かい事はお前らだけで後でゆっくりとことん話し合ってくれ。俺はそこまで面倒見きらんからな。おお〆のうどんが来たぞ。熱いうつに食え食え!」


 使用人たちが厨房からトレーに乗せたうどんの器をどんどん運び入れてきた。


 「うどんだと?なんだこれ」

 「汁物の中にひも状のものが」

 「私知ってる。最近ラグーンで幻のうどんの屋台が大人気だと」



 「さあさあ冷めないうちに食べるぞ。みんなも手の空いた者から食べてくれ」


 「「「「「ハーイ、頂きまーす」」」」」




 何かマリノスに乗せられたのか良いように扱われたのか少し釈然としないガンツであったが自分の中の甘えと貴族意識を捨てる覚悟がまだまだ足りなかったと思い出直す気持ちと極貧生活への覚悟を胸に秘めるのであった。








 「せっかく覚悟を決めたはずなのに何だこれ!こんなんじゃ明日からの気持ちが揺らぐだろう!」

 「ですがガンツ。せっかくのトーヤ様のお気持ちですし」

 「フッカフカ! お屋敷のベットの100倍気持ちいい」



 覚悟を決めたはずであったがその晩知矢の好意で店へ泊めてもらう事になった三人。

 案内された部屋は三人協同の部屋であったがそこにあったベットはそれはそれはふかふかの快適な寝具が用意されていたのだった。





 「やっぱり解せない。貴族の何倍も良い生活してるだろトーヤ達」

 そんな事を思いながらガンツは気が付くと安らかな深い眠りへと落ちていくのであった。






緊急事態宣言について今日、部下とも話をしていたのですがやはりとことん感染者が0に近づくまでは我慢が必要なんだろうなと皆の意見は一致しました。が......


あとは経済的にどこまで耐えられるか・・・


皆さん!生き抜きましょう!

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― 新着の感想 ―
[一言] 真実を知り、現実を見据え、明日への糧とした。 ガンツ達の冒険はこれからだ! 打ち切りじゃないぞよ、もうちょっとだけ続くんじゃ。
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