表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

133/257

第132話 こちらはB級冒険者のニャアラス様である!   ~ニャ?

こんばんは

今日・・・・既に日付が変わってしまいました。大変申し訳ありません。

前回29か30日にと予告しておりましたが気が付けば0時を回っております。

いやあ・・・家族で食事に出てつい一杯が二杯・・・もうべろべろでございます。

失礼いたしました。


では何とか酔いながらも第132話書き上げました。どうぞ



(おっ)知矢はレーダーに黄色い反応が洞窟に向け移動して来たのを察知した。


「ニャアラス、獲物がえさに興味を示したみたいだぞ。ゆっくりゆっくり、警戒しながらこっちに向かってる」

ニヤリとする知矢。



「ニャ、餌が良いからニャ。この匂いからは逃れられニャイ」

満面の笑みのニャアラス。


ニャアラスの心中は

(あの子たちにもこのおいしさを教えてあげたいニャア)

であった。




「ズルズル~はーっ寒い時にはこのうどんはたまらんな」


「ムシャムシャ。角うさぎの唐揚げもほくほくして美味いニャ」


2人はさらに食欲を刺激する様に食べ始めるのだった。



*************



ミサエラ、どんな様子」

コルサミルはミサエラの腰を掴みながら前方を窺がう同士へせっつく。



「・・・何か・・・とにかく暖かそうに美味しそうな顔をして食べてる。それに串焼きや・・・あれはうわさに聞く串揚げかな・・・じゅりゅ」


ミサエラはよだれをかきあげながら様子を伝える。



「ちょっと本当に美味しいもの食べてるの。ムカつくな! いっそうの事襲撃して奪うのもありか!」

コルサミルは物騒な事を言いだす。




「ちょっと、それ酷くない。お願いすれば分けてくれるかもよ。最悪お金を払うとかさ」


「だけど洞窟で突然声をかけてご飯分けて欲しいってやばくない? だったら有無を言わさず先手を打つってどうよ」



*********************




「どうだニャ? 」


「・・・何かぶっそな相談してるぞ。まだわからんが」


知矢はレーダーの範囲内に感知した対象物の音声を収集できる能力でミサエラたちの会話を確認していた。



「ニャア、こっちから声をかけるニャ」


「その方が良さそうだな」




*************




「そこに誰かいるのか!」


知矢は煩わしくも大声で洞窟の角に隠れているミサエラ達へ声をかけた。



「おいおい感ずかれているぞ」


「えええっ攻撃しちゃう?」



****************






「もし腹が減ってるならこっちに来な。たっぷりあるから一緒に食べよう。温かいぜ」




「ちょっとばれてるんだけど」

「・・・どうする」

「どうずんだ・・・」



「・・・」

「・・・」



「様子見るか」

「そうしましょう」




*************




「おい!お前らこんな所で何してる」

ミサエラはすこしキョドリながらも虚勢を張る様に声をあげ知矢達へ近づいた。



「いきなりだな。

よう互いにこんな思わぬ場所で出会ったんだ喧嘩腰では無く友好的に行こうぜ。

丁度俺たちは昼飯の最中だ。よかたっら食べていけ。ほれ」


知矢はついに姿を現した二人が如何にも虚勢をあげる風に大声で接近してきたのをなんでもない風に受け止めまずは食事を差し出した。



「・・何か美味しそうだよね」

「馬鹿! お前たちは何者だ。私たちは帝国の治安維持の為に地方を巡回中の治安維持官だ」


(治安維持官って聞いた事ないぜ)

(帝国だと街道巡視騎士団ニャ共和国だと治安維持官だニャ)


「おお巡視隊の者か、お役目ご苦労さん。役儀も腹は減るだろう良かったらどうだ。俺はAランク冒険者こっちはBランク冒険者だ知矢とニャアラス、ほれギルド証もあるぞ」


知矢は片手でギルド証を提示しながらもう片方の手で器によそった湯気を立ち登らせている熱々のうどんを差し出した。



「冒険者だと。胡乱だな、しかももう一人は獣では無いか!」


獣人族ネコ科のニャアラスを”獣”と称した時点で知矢の中では”ギルディ”であった。



「役目中でも腹は減るだろ。こいつは温まるし美味いぞ」

心の中では獣人を卑下するこの者に腹を立てていた知矢だが必死に我慢をしながらうどんを勧めた。



「うん?うどんだと何だそれは。それにしてもお前たち我々役儀の者に態度が過ぎるぞ。席を空け地に跪かんか!」

コルサミルは知矢達を大したものと感じなかったのか急に態度を大きく上段に出た。


先の応対でも知矢は切れそうになっていたが次のコルサミルの言いようが”カチン”ときた。

その知矢の感情をいち早く察知したニャアラスは(トーヤ我慢ニャ)と小声止目線んで知矢へ促す。



しかし知矢はこの異世界で一番の入人であるニャアラスを”獣”と称するこの者達を素直に許すことが出来なかった。




「おいおい何だよいきなりだな。こっちはきちんと身分を明かしたししかも俺はAランク冒険者だぞ。Aランク冒険者と言えば貴族待遇も同然だ。

地方順守の者なら俺達より立場は下だろう! 

お前たちこそ礼を尽くすべきであろう!」

知矢は相手が帝国の実情や階級を理解していないと受け取り強気に出てみた。



(コルサミル、何か不味くない?帝国ではAランクの冒険者の方が上みたいだよ)

(っそんな事教わらなかったぞあのクソ隊長。仕方がない)



「失礼しました。Aランク冒険者の方とは存じませんでした。無礼のほどお許しください」

コルサミルは知矢に対し慌てた風で礼を示した。


「何を聞いていたその方、こちらのBランク冒険者のニャアラス殿にも失礼であろう!!」

知矢は上手く行ったと思い調子に乗り獣人に対し酷い態度を諫める様に『お前らはBランク冒険者より下だぞ』と言外に圧力をかけてみた。



(ええっ獣だぞあいつ)

(でもBランク冒険者だって言って身分証出してるよ。今は素直に併せないと)



「お前ら何をコソコソ言っているんだ。この帝国において地方の巡視隊よりBランク冒険者の方が恪は上が上なのを知らぬわけではないだろう!」




「重ね重ね失礼いたしました。我々若輩者で最近この職務に付いた者でいささか流儀を弁えませんで申し訳ありません。」


コルサミルとミサエラは知矢に騙されているのも知らず聞いた通りの恪と受け入れ慌てて礼を取り直すのだった。



「解れば良い。新任と有っても立場階級の違いは重々肝に銘じる様に! 」


「「ははー失礼いたしました」」


「ニャア!ニャら寒いだろうこっちに来て日で暖まって美味しい物をてべるニャ!」

ニャアラスは知矢の意図を汲み取り話を併せながら二人を傍へ誘う。



コルサミルたちは少し躊躇いながらも話を併せる様に知矢達のそばへと近づくのだった。




「よしよし、先ずは食え。こちらのニャアラスさんがお手を煩わせて作られたうどんであるぞ。最近帝国中でうどんは熱狂的に好かれているからなけいらも食した事が有ろう」


何やら知矢は興が乗ってきた様子で益々調子に乗りながら話をすすめる。



「・・・大変申し訳ございません。我ら地方での行動が多くあいにく”うどん”と言うものを食した事がございません」


「なに、そうか。ならば遠慮する事は無い食べてみよ。このうどんはな小麦粉を練った物を細長く伸ばし熟成させるのが肝だ!。そうであろうニャアラス殿」


「ニャア!そうニャ 美味いから食べるニャ」


知矢に併せる様にニャアラスもコルサミルたちへうどんを勧めるが


(おいどうするんだ。獣の作った物など食べられるわけないだろう)

(でもあんたがもう礼を斬ってしまったんだから断れるわけないでしょ。それに良い匂いしてるし。私は食べるよ)



ミサエラは「ハハッ、頂きます」と早くも手を伸ばし知矢が差し出した器を捧げ受け早速口元へ運ぶ居ながらその香りを確認した。


(うわっ!何この美味しい香りは)と小声でコルサミルに伝わるように呟くとその黄金に輝くスープをすすりこみ更に器の中の白く細い”うどん”を木製のフォークで持ち上げ口にした。


「ズルズルピョンズル・・・・・ミョグミョグ・・・・!!! なにこれ!!美味しい!!」

一口口にしたミサエラは声を上げると夢中で残りをすすりこみながら咀嚼する。


「ズルズルズル・・・・・はーっ美味しい!!」

器を顔を隠すように持ち上げスープを残らず飲み干し顔を見せたミサエラは暖かい白い息を吐きながら感動の声を上げた。


その様子を黙って観察していたコルサミルは

「ゴクっ」とのどを鳴らす。


「その方も食すがいい」


知矢に促され頷き、ゆっくりと器を顔に寄せ確認する様に一度止め匂いを吸い込むとその後は一気にうどんをすすりこむ様に汁ごとかきこみあっと言う間に完食するのだった。




「・・・・・美味しい!!」

食べ終えたコルサミルは誰に言うでもなく呟くのだった。


「若い娘ならまだまだ食べられるニャ」とニャアラスはうどん以外に肉や野菜のフライ、牛乳をたっぷり使って隠し味にバターをたっぷり入れたシチュー等をどんどんと進めるのだった。


最初は少しだけ躊躇していた二人であったが最初のうどんでそのうまさに引き寄せられるように次から次へと出て来る未知の香りとうまさに正に虜になり言葉も無くどんどん進められるがままに食べるのであった。



(ハイ、餌にかかりました)

(ニャア!)



夢中で食べる南の工作員の二人を見ながら知矢とニャアラスはほくそ笑むが

(さてこの後はどう話を持って行くかな)

と当初の目的”精霊の開放”へどう話を持って行くかを思案し始めるのであった。



そんな知矢を他所に二人はニャアラスが面前へ出す料理を次から次へとどんどん食べるのであった。



さてさて





本年最後の更新がこのようになってしまい大変申し訳ありません。

大吟醸を5合瓶で調子に乗って呑んでました。

いやあフグのフルコース美味しかった!!


では読者の皆様改めまして

本年7月より連載を始め何とか年末最後の投稿を終えることが出来ました。

これも皆さまがお読みくださることを生きがいにさせて頂き時に感想を頂き時に誤字の訂正もいただけ誠に感謝いたします。


正直一話ごとの中身、話の進み方が遅いのは重々承知しております。それも含めて皆様にご理解いただき呼んでいただけていると思い来年もこの調子で描いていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。


昨今中国による世界中に蔓延した中華ウイルス。都内の感染者が1000人/日に届くほどに広がっております。

どうぞ皆さまくれぐれもご自愛いただきこの正月はお家でゆっくりとお過ごしくださいますよう。そして来年は良い年になりますよう願いながらこれを持ちまして本年の投稿を〆させていただきます。


来年またお会いいたしましょう!

<(_ _)>


皆様にとりまして良き年になります事をお祈り申し上げます


                   通りすがりの浪人者 より

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ファースト餌付けは成功? しかし身分差に対応がヒドいな。 説得よりも脅迫の方が効きそう。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ