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この、手にできぬものを私は掴みたい  作者: やいよるこい
2/25

励ましに

短いです!!

一話目を睡魔にさらされながら投稿してしまいました。

誤字脱字の修正が16件!!送られてきてました!!嬉しいです!!読んでくれる方が居るといことですね!!ありがとうとうございます!!



「お帰りなさい、夏姫ちゃん? あらあら、どうしたの暗い顔をして学校でなにかあったの?」


学校へ家の使用人が迎えに来て、帰路に付いた私にエントランスでばったり遭遇したお母さんに心配された。


「ただいま……なにもないよ、ただ、雪菜に彼氏ができただけだよ。」


お母さんに、隠し事はできないと私は、正直に話した。

お母さんは、やや、ほんと仕方ない子ねといった感じの呆れ気味に微笑みながら私の頭を優しく撫でる。


「本当に、夏姫ちゃんは雪菜ちゃんが好きね~そんなんじゃちゃんと雪菜ちゃんと親友の関係に違和感をあたえてしまうわよ? もし、雪菜ちゃんに彼氏が出来たら夏姫ちゃん親友として出来るかぎり見守りたいと言っていた事もままならないわよ? ちゃんと、気持ちには折り合いをつけなさい。」


「はい、わかりました。」


私の雪菜へたいする気持ちは家族全員が理解してくれている。ありがたいことに誰一人と反対の声をあげない。

そればかりか、なにげにフォローすらしてくれた。

荒れかけの心を気持ちを落ち着かせようと私はお母さんに、一言 「ありがとうとう」といい自室へ入り鞄を置きベットに制服のままダイブし枕に顔を埋めた。


失恋……がこんなにも心にくるなんて、目元から止まることを知らないかのように涙が溢れ溢れ枕を濡らしていく。

心が痛む、嗚咽が止まらない。


いったい、どのくらい私は泣いていたのだろうか……気がつけば泣き疲れたのか私は眠りについていた。


昨日、散々泣いたからだろうか? 昨日ほど辛くなくすこしばかりスッキリした朝を迎えた私は、朝一番にお風呂に入り、夕食を食べていなかったので空腹を感じて使用人にすぐに用意してもらい朝食をいただいた。


「おはよう、夏姫調子はよくなったのか?」


朝食後の一杯にティータイムをしていたところ、起きてきたお父さんが挨拶と、昨日私の失恋話をお母さんに聞いたのだろう、調子はどうかと心配され聞かれる。


「おはよう、お父さん大丈夫一晩泣いたらかなり落ち着いたよ。」


私は心配いらないと大丈夫だと笑みを浮かべて伝える。

お父さんは、柔らかな優しい笑みを浮かべ私の頭を撫でる。

私の一家全員なにかあれば撫でて、励まし、慰め、褒める、多少高校生になって頭よしよしは若干恥ずかしくもあるけれどこれが家族の愛情表現だと思うと愛されてるなぁと思い嬉しくて拒めない。


「そうか、大丈夫か、夏姫1つ言っておこう彼氏彼女との関係恋人になったとしても結婚したとしてもそれはゴールではない。恋人同士でもしかり結婚し夫婦となっても別れることもある。夏姫ほどほどに自由に生きなさい(恋をし)私たちは夏姫の人生を縛ったりはしない」


そう、言いお父さんはなでなでフィニッシュとばかりにわしゃわしゃし使用人に朝食の用意を頼み席につく。

自由に生きなさいは自由に恋愛しなさいと、人生を縛ったりは政略結婚はさせないとお父さんは言ってくれた。

まさか、諦めるなと言われるとは思わなかったし、お父さんの励ましに私の心はスゥート軽くなった気がする。


雪菜、きっと私がいつか振り向かせるまで、私は親友でいるからね。

思いつきのぱっとでだからキャラが安定しない気が……

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