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この、手にできぬものを私は掴みたい  作者: やいよるこい
19/25

新たな…

極短!!

 雪菜はなにを思い、毎日私の側にいてくれたのだろう。

 そして、今なにを思い私から離れていくのだろう。

 私には雪菜しかない。これまで、ずっと雪菜のことを考えた動いていた。

 いっしゅの狂気とさえ思えるほどに私は雪菜に執着していた。


 雪菜から、すれば私は疫病神のようなものだろうか、私に取り入ろうと迷信し雪菜にたいしてよくない考えをもち、これを正論のようにいい放ち雪菜を責めようとする。

 私は雪菜からの自由を奪っていたのかもしれない。

 雪菜は今自由を本来の自由を手にいれたのかもしれない。

 面白くないけれど、やめようもう、雪菜を縛りつけるのは、私という、枷から解放しよう。


 私はもう、雪菜から距離を置こう。

 もちろん、私のせいで雪菜を責める者は増えるだろう……が、私が揉み消して排除すれば済むことだ。


 私の中で、思考がカチッと切り替わる。


 雪菜を好きだった。

 でも、今はなんとも思わない。

 ただ、私の不始末に巻き込んでしまい申し訳ない気持ちだ。

 高校を卒業するまでは雪菜を陰ながら護ろう。


 新たな思いを胸に私は一歩前へ歩みだした。


 

次回もよろしくお願いします!

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