車内
短い……他とくらべてややながめ?
あー……結局今日は教室には行かず、温かな日差しと丁寧に手入れされて立派に咲く花達に囲まれかなりの精神ダメージをおった私はボーと1日をすごし、下校時間になりながらも私は動こうとせず。
最終的に彩華に襟首を掴まれずるずると引きずられ私を迎えにきた送迎車し放り込まれた。
「たく、いつまで落ち込んでいやがる。明日からはちゃんとしろよ!!」
「ああ」
彩華は昔から面倒見がいい、少し甘えすぎたのかもしれないと、内心反省をする。
彩華に、見送られ私は自宅へと帰宅、待っていたのはお母さんの授業をさぼったことにたいするお説教だった。
彩華め!チクったな!!
結局、夕食の時間まで私はくちぐちお言葉をもらうはめになった。
次の日には、私はなんとかいつも通りとは、いかないまでも回復した。
メッセを確認すると、昨日雪菜がなん人かの人に絡まれていたらしが、なんとか守ることができたらしい。
なので、私は報酬のため放課後にHNTSFC宝城夏姫握手会を行わなければならない。
その、報酬をだしてもいいと返事を返すと開始時間と終る時間、場所など事務的な返信が高根由梨愛さんから返ってきた。
団体での報酬で雪菜を守ってくれた個人での報酬じゃなくてもいいのかと聞くと。今回は初回と言うことで会員全員のモチベーション向上のため会員全員に報酬を与える事にしたのだと返事が返ってきた。
若干私は感心した。
登校はいつも通り私は雪菜の家へ向かい、雪菜を回収し、学校まで3駅ぶんあるため少しばかり時間がかかる。
車内は豪華で広く私と雪菜はお互い向かういように席に座り、いつもならなにげない会話をして過ごす時間が今日は、ないかった。
沈黙が続くなぜこうなったのか……
時は遡り数分前になる。
「おはよう雪菜」
「う、うん、おはよう」
なんだか、いつもの返しがぎこちない?
「……」
「……」
私は最近雪菜とどんな話をしていただろうか……最近雪菜は二言目には彼氏のことそこから、会話が続かなかった。
じゃあ、この時間は?逃げはないこの閉鎖的空間ではどんな話をしていた?
最近のことなのに思い出せない。
沈黙に頭が混乱し私は更に無言になる。
「ね、ねぇ、夏姫ちゃん昨日なんで教室に来なかったの?」
沈黙を破ってくれたのは雪菜だった。が、しかし、目の前の私の世界で一番好きだった子に失恋したことを再認識させられしょげていたなんて誰が言えようか…
「うーん…別に雪菜には関係ないんじゃないかな」
たいした、返事が思い浮かばずそっけない返事をしてしまった。
「……そ、そう、だよね。……昨日ね私廊下で他のクラスの人に絡まれちゃったんだけど、見知らぬ人が絡んできた子に近づいてスマフォを見せて耳打ちしたらなんだか、絡んできた子が顔を真っ青にして、どっか行っちゃったんだけどね。助けてくれた子がすれ違い様にあの方のすばらしに気づけないなんて拍子抜けものですよ。って言われたんだけどあの方って誰だろうね?あはは……」
助けたのは間違いなくFCの子だろう。去り際の言葉はともかくも、どのように雪菜に絡んできた子を説得?したのかはわからないけれど私がいかなくても撃退するとは、FCの子はかなり優秀と思える。
ついでに、雪菜にも注意とアドバイスをして、絡まれにくくしておこう。
「そうなんだ…なるべく、彼氏君の側にいるといい、多分絡まれなくなると思うよ。」
まあ、絡まれてる原因は、私のせいだけど……
「うん……あっ夏姫ちゃん今日放課後一緒にファミレス行かない?期間限定パフェが出たんだって真央ちゃんが言っててね!」
なんて、タイミングの悪さ……運命はどこまで私と雪菜を遠ざければチッ
「あー、ごめん雪菜今日の放課後予定が入っていてねいけないんだ。」
私は誘いを断った。これも、雪菜が安心して学校生活を贈らせてあげるための定石として必要なことFCとのよりよい関係性を私は築き上げなければならない。
「そっか……じゃあ、また今度一緒に行こうね」
雪菜は、かなり落ち込んだ感じでまた今度行こうといってくれた。
でも、私は雪菜が見るからに落ち込んだ姿を見たことがなかった。
それほどまでに期間限定のパフェが食べたかったのか?そんなに、雪菜パフェ好きだったけ?なら今度、うちの使用人に最高級のパフェを作らせよう。
パフェのことが頭から離れず私は無言のままどのようなパフェを作らせるか考える。
雪菜は話すことが無くなってしまったのか私同様、無言のまま若干下を向き、雪菜の可愛い顔が前髪に隠れ見えず。学校に着くまで車内は静かなエンジン音だけとなった。
「……」
「……」
ぶうぅぅぅぅん
次回もよろしくお願いいたします!!




