遠野雪菜 高-1
短いです!……途中からよくわからなく…多分いつか書き直します!いったん、先に進みます!
幼稚園で一番の親友ができた。
小学校で親友に恋をした。
中学校では、その恋心をが周りからして普通ではないと絶望し、恋心にそっと蓋をした。
そして、高校受験をがんばって夏姫ちゃんに少しでも相応しい高校に無事二人して合格し、喜びあった。
入学して、暫く私は異性に恋をしようと考えた。
異性の誰かと付き合い彼氏彼女となれば、今だ消えることのない隠そうとしても隠しきれない夏姫ちゃんへの恋心をなくせるのではないかと。
そんな、ある日の放課後私はサッカー部の西城君に呼びだされた。
夏姫ちゃんに、一言謝りをいれ、指定された場所へ一人でむかった。
呼び出された場所は校舎の屋上、重い扉をあげるとすでに彼はいた。
「来てくれて、嬉しいよ遠野さん」
私には気づいた西城君が爽やかな笑みをうかべる。
「えっと、要件を聞いてもいいかな……?」
「うん、遠野雪菜さん好きです!!付き合ってください!!」
西城君が頭を下げながら手を差し出す。これはいわゆる告白と言うものだろう……うすうす告白されるかなとは思っていたし、ちゃんと答えも用意していた私は
「はい」
そっと、西城君の差し出された手をとった。
私の返事はOKだった。
私は普通にならなくちゃいけない。だから、告白をうけた。
今は西城君にたいしてあまり想ってもいないけれどいつか好きになれれば私はそれでよかった。
同性ではなく異性を好きにならないとと私自身に言い聞かせた。
私は、夏姫ちゃんに西城君と付き合う事にしたと報告をした。
一瞬驚いた顔を見せたもののすぐに、私に微笑みかけ「おめでとう」と祝福の言葉をかけられ、胸がズキリと痛み贈られた言葉は一切嬉しいと言う感情はわいてこなった。
付き合いはじめてから、私は自分から夏姫ちゃんへ距離をとるかのように西城君の側にいた。
夏姫ちゃんからのお誘いの声も彼氏と~と断った。
私は夏姫ちゃんに内心謝った。私自身のせいでなんどもなんども、誘いを断り。
でも、どんなに私が夏姫ちゃんから距離置いても毎日私を迎えに来てくれて一緒に登校できるのは嬉しかった。
それと、同時に私は夏姫ちゃんを利用するだけ利用するだけクズな人間ではないか?と夏姫ちゃんへの最近の態度を改めてそう、思うようになった。
遂に、私にバチがあたる。
夏姫ちゃんは、登校直後に毎朝ほぼ学校がある日夏姫ちゃんへ挨拶をしている後輩を高嶋さんと夏姫ちゃんが許可しなければ入れない温室へ夏姫ちゃんは、連れ入ってしまった。
私も夏姫ちゃんに連れ入ったことのない温室に毎朝あいさつ程度しか印象にない後輩が連れられ入っていく。
それを、こっそり尾行し見ていた私の心の中は荒れにムカムカし、モヤモヤとした気持ちがとめられなかった。
その日、夏姫ちゃんは教室には来なかった。
それが、更に私の心を気持ちをかきみだした。
それでも、私は普通にならなきゃと最後には自身に言い聞かせた。
次回から宝城夏姫へ~
評価ブクマありがとうございます!!




