サボり 気付いたこと
短いです!!
心に傷を負ったものの何とか協力を取り付けることができ、学校側に私が呼ぶように言い呼ばれたFC会長に幹部女子生徒達について、私が用事があり呼び出したと伝え、彼女達にたいして教師達はなにも追求をせず、1時限目は終わり2時限目からとなったFC会長に幹部女子生徒を見送りつつ。
私は2時限目、彩園で優雅にティータイムすなわちサボっていた。
「ああ、美味しいなこの茶葉はあとで取り寄せよう。」
3時限目
「やはり、なにか摘まめるものがほしくなる。ああ、田中さん彩園でティータイムをしているのだけどなにかあいそうなお茶請けを持ってきてもらえないかな?えっああ、今日はなんだか彩園でゆっくり一人で過ごしたくてね。」
4時限目
「スゥースゥースャー」
ゴチンッ!!
いきなり頭に鈍い痛みに気持ちよくいつのまにか寝てしまっていた私は、寝起きで視界がさだまらない状態で頭にきた痛みの原因を探る。
「てんめぇ、サボり場として温室を貸してるんじゃないんだぞ!!」
「んあ、今何時……」
怒鳴るような感じで頭上から彩華の声が、彩華がいると言うことはお昼かな……
「もう、昼だぞ昼、どうなったか聞きに教室いけば朝から教室に来てないと聞き、温室に来てみれば気持ちよさそうになに寝てやがる。」
「ああ、ごめんごめん謝るからキャンキャン言わないでほしいな。」
ゴチンッ!!
「いっ!……ごめん今のなし……少し寝起きが悪くてね。失恋と言われ気分が落ち込んでいたんだよ。」
「ふん、まあ、いい昼にしよう。杏もう入ってきていいぞ!」
「おはようごさいます。宝城様」
「おはよう、ああ、そろそろ様付けやめない?知らない間からじゃないしさ」
「そうですね。では、宝城さんとお呼びしますね。」
「ふふ、別に夏姫でもいいのに」
仲良く、杏さんと他愛ない話をしていると真横から彩華がジト目で私をみてくる。
別に取って食おうだなんて思ってないのに、取られるとか心配して、いつもより可愛い。
「安心しなよ、取って食おうだなんておもってないから……」
まあ、食おうにも杏さんも彩華にたいして凄い愛情を持っているので取れもしないし食えないだろう。
いやー羨ましい関係ですねーあーあ、昼なら今頃雪菜は、彼氏と一緒に弁当突っついてるのかなぁ…あれ?てか、私一度も雪菜の手料理食べたことないよ!!
うあーショック……ギャルゲーで言うと好感度メーター全然上がってなかったと!!雪菜の手料理食べたかったなぁ!!
うう、考えれば考えるほどダメージがすべてクリティカルで……彩華によって手配され用意された豪華な昼の味も味気なかった。
次回もよろしくお願いします!




