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「さて、今回の討伐対象であるキマイラを倒すために、俺が盾役をやらざるを得ない状況になった訳だ。でも、このまま無策でやっても、成す術なく食い殺されることは必至。なら、俺はどうすればいいのか、それを皆で考えよう」

「はーい!」


 他の皆が落ち着いて聞いている中、ティアは威勢よく返事をしてパチパチと拍手をして、ひとり盛り上げようとしている。

 

「楽しそうだなぁ」


 キースはそんな彼女を、半ば呆れたような目で見つめている。


「そりゃもう。キースさんが残ってくれたので、依頼を放棄せずに済みそうですから。キースさんの腕前を拝見するの、楽しみにしてます!」

「皆の命が天秤に掛けられているのわかってる? 俺には楽しめる要素が全く見当たらないぞ。暗いよりはマシだけどさ」

「きっと大丈夫ですよ。私、キースさんを信じていますから」

「今日初めて盾役をやる殴り魔より、現地でキマイラが死んでいることの方が信じられそうだがな。それはさておき、魔術師が盾役をするにはどうすべきかね」


 しかし、誰も声を上げようとはしなかった。

 ティアとハーシィは首をかしげ、ウルミスは顎を触りながら何かを考えている。

 ハーシィの背後に居るサリサは、彼女の肩口から覗きこむようにキースの様子を伺っていたが、彼が顔を向けて目線を合わせると、あわてて目を逸らして顔を引っ込めた。

 ミッシェルは静かに目を瞑っていたが、呼びかけには小さく首を左右に振っただけで反応が乏しい。


「こうなるよなぁ……俺だって、こんなの成立する絵が浮かばねえよ……」

「そもそも私、盾役って具体的に何をしているのか、わからないんですよね」

「わかんないのにその役割を押し付けたのか。お前すげぇな、ある意味大物だわ。でなきゃとんでもないほどの超大バカ者になるけどな」

「なら、それを受けたキースさんも同じ超大バカ者ですよ。だから二人で大物になりましょう!」

「真っ当な方法で大物を目指してくれ。とりあえず、盾役とは何ぞという説明からするかな」


 どこから話そうか考えているらしく、少しうつむいて小声でいくつか呟いた後、顔を上げた。


「……そうだな、まず盾役って言うのは、パーティーの最前線に張って、敵の脅威から仲間を護る役のことだ」

「さすがにそれは私でも知ってますよぉ」


 ティアは困惑の表情を浮かべながら、そう口にする。


「ちゃんと基本から説明するのが大事、ってことで。で、盾役が敵の攻撃を受け止めて味方を護ることで、皆が攻撃や支援などの役割に集中してもらうという重要な役割だな。良い盾役であれば、護るだけでなく敵の動きを潰して妨害したり、味方が有利になる隙を作り出すこともできる。あとは時間を稼ぐとか、誘い出すための囮になったりもするね」

「そうなんですか。ロブートさん、あんなに重そうな鎧を着ていたけど、きっと囮も出来るんでしょうかね」

「どうだろうな。ほとんどの盾役はガッチガチに守りを固めるために重装備に身を包んでいることが多いけど、囮の場合は機動性を重視して軽装備にする場合もある。いずれにしても、パーティーにおいて重要な役割なのは間違いない」

「凄いですね、盾役って。人間より大きいモンスターの攻撃を受け止めたりするんですよね?」


 両腕を宙にかざしているティア。

 どうやら、彼女なりに盾役を妄想しているらしく、空想の敵の攻撃を受け止めているらしい。

 キースは「妄想と戦ってないで現実と戦えよ」と心の中でつぶやいて、彼女のことを無視した。


「――敵が大きいからと言って盾役を放棄してしまうわけにもいかないあ。味方の陣に入りこまれる可能性もあるから、迂闊に避けることもできないからな」


 ふと、小さく唸るキース。


「……しかし、こんなことを俺がやるなんて、狂気の沙汰以外の何物でもないな。殴り魔の時点でも色々言われることは多かったけど、今回はその比じゃないだろうな。幸い、ここにいるの以外に知られることはないだろうがね」

「キース君、盾役を置かずに、ひたすら攻めて押し切るというのはどうだい?」


 ウルミスが柔らかな調子で意見をする。


「それだと、キマイラを倒せても、近接系の3人のうち誰かが死ぬ可能性が高いかと。俺が盾役を出来るかどうかはさておいて、殺られる前に殺れ、というのはこちら側に相当の火力が無いと、それは出来ないと思います。難儀ですね」


 そう言って、キースはどうしたものかと深くため息をついた。

 突然、誰かが両手を叩いた。

 その乾いた音に反応して皆が振り返ると、そこにはハーシィの姿があった。


「あたし、思いついたことがあるの。言っていい?」

「お、どんな意見だろう。遠慮なく聞かせてほしい」

「キースくん、何度も『自分には盾役は無理』って言うくらいだから、普通にやるのは大変なんだよね。だから、違うやり方ってあるのかな、って考えてみたの。例えば――」


 ハーシィはキースの近くに移動すると、何故か耳打ちで説明をし始めた。

 キースはその距離の近さや、寄せてきた身体の感触に内心揺さぶられながらも、真剣に耳を澄ませつつ聞き取る。


「は……? どういう事だ?」

「だからね、無理なことをするくらいなら――」

「うーん……言いたいことはわかるが、今の俺じゃ能力的に厳しい」

「それに関しては――」


 やり取りをしながら、キースは頭の中で様々な想定を重ね、可能か不可能かを天秤にかける。


「――大体分かった。最初は何を言っているのかと思ったけど、確かにその方向性はアリかもしれない」

「でしょ? ビビッとひらめいたの」


 ハーシィは自信ありげにフフッと笑った。

 キースは皆にやり取りした内容をかいつまんで話して、ハーシィからの提案を要約して説明する。


「と言う訳だ。俺としてはやってみないとわからない部分もあるけど、勝算はあるかなと思ってる」


 皆の反応は薄い。

 これが普通の冒険者や兵士であれば、賛否両論が巻き起こってもおかしくはない。

 どうやら、本当に基本的なパーティーでの戦いは知らないようだ。


「……まぁ、このやり方でキマイラを倒すにはどうするか、皆は何が出来るのかを聞きつつ、さらにキマイラの詳細な行動や習性、特徴の説明も交えて構築していこうかな、と思う。さすがにキマイラの基本的なことくらいはわかるよな?」

「うーん、僕は見たことが無いから、わからないかな。名前くらいなら聞いたことはあるよ」

「あれ、ウルミスさんは戦ったことないのか……じゃあ、この中で戦ったことがある人は?」


 そう言って皆に向かって問いかけるも、誰も反応せず、お互い様子見をしあうだけ。

 不穏な空気が流れていることに気づき、次第にキースの表情が曇る。


「マジか……ティア、せめて情報くらいは集めてきているよな?」

「はい! しっかり本で調べましたよっ」


 そう言って鞄の中を漁ると、中から色褪せた一冊の本を取り出した。

 誇らしげな表情で表紙を見せると、そこには強そうなドラゴンの絵と共に『魔物図鑑 ~やさしい解説つき~』との表題が書かれていた。


「ちょっと、それ見せてほしいな」

「いいですよ。見せてあげましょう。特別ですよ?」


 絶対そんな価値のあるもんじゃないだろう、そう思いつつも黙って本を受け取るキース。

 本を開いて前書きを飛ばして目次のページにたどり着くと、その中からキマイラが35ページ目に書かれていることを確認し、パラパラとめくって進める。

 目的のページにたどり着くと、見開きの右半分にキマイラの絵が写されており、左半分には文字が書き記されていたので、その内容を読む。

 そこには、キマイラの外見的な特徴や生息頒布、そして生態が簡潔に書かれているものの、戦闘における行動はそれほど書かれていなかった。


「…………これ、学生向けの教材じゃないか?」

「え、ダメですか?」

「俺らに必要な情報がほとんど載っていないよ、これ」


 念のため、他のページを適当にめくって、別の魔物に関する内容を確認するも、やはり倒し方に直結するような情報はあまり書かれていない。

 キースは残念そうに本を閉じると、無言でそれをティアに返却した。


「うーん……なぁ、確かパーティー組んで1年だっけ? それでキマイラを倒した経験がないって、結構珍しいと言うか、偏った活動をしているというか……」

「皆右も左もわからなかったので、地道に輸送や護衛、採取を中心にこなしてました。なので、討伐の依頼は今回で3回目ですね。最初はウルミスさんが昔からよく依頼を受けていたゴブリンの集団の討伐依頼を受けて、2回目はフォレストウルフを倒しました」

「実入りが少なそうなものばかりだな……よく1年間も続けられているなぁ」

「結構カツカツでしたよー、厩舎に物置で寝泊まりすることもありましたね」


 キースはティアの話を腕を組んで聞き流していたが、ふと頭の中であることに気づいた。


「あれ? そうなるとティアのパーティーって平均等級いくつなんだ? 俺の方が等級高いんだっけ……俺が第六なんだけど、第七くらいなのかな」

「えーっと……第八等級です」

「第八!? ちょっと低いな。下から二番目だぞ……」


 ティアの返答に、目を丸くして驚くキース。


「ちょっと慎重になり過ぎた、ってところですかね」


 右手を首元に当て、少し気恥ずかしそうにしながら、そう答える。


「そうか…………なぁ、このパーティーって、敵を倒すときって連携はどういう風に取ってるの?」

「えっと、ゴブリンの時は、ウルミスさんとミッシェルさんの前衛二名で壁を作って迎え撃ち、その後ろで私とハーシィさんの後衛二名が掩護に回ってました。この頃はまだサリサちゃんはパーティー加入前です。で、フォレストウルフの時は、前衛二名で敵を追い込んで、サリサちゃんが高台から矢を射って仕留める、という風にしました。その時の私とハーシィさんはサリサちゃんの側にいて指示をしていましたね。両方とも戦術は私が考えました」


 ティアは背筋を思いっきり伸ばして、当時のパーティー戦術を饒舌に説明する。


「なるほど……フォレストウルフの方は前衛二名の方に後衛のどちらかが居ても良かったと思うけど、聞いている限りは明らかにおかしい部分は無いな」


 色々言われるかと心配していたティアだったが、キースからの評価が思ったより高いことに、ほっと胸を撫でおろす。


「よかった……」

「問題の解決はまだ始まってない。むしろここからだ。少し話の本筋が逸れてしまったけど、キマイラの特徴や行動を説明しつつ、皆の立ち振る舞いも含めて考えていこうか」


 ミッシェル以外の四人は首を小さく縦に振った。

 ミッシェルだけは、相変わらず不満そうに薄目でキースを睨む。

 なんでそんなに俺を敵対視するのだろうか、そう思いつつも、今は少しでも討伐の成功率を上げるべく、 キースはキマイラが持つ特徴や行動に関する説明を始めた。

 基本的な動作と思考、特定の行動における反応、警戒すべき動作――キースが知る限りのキマイラの特徴をひとつひとつ丁寧に伝える。

 そしてそれらに対する、伝聞や体験によって蓄積した対処法を伝えて、誰かが実現できないか問いかける形で、皆がどんな技能を持っているか聞き集めた。

 ティアは自信ありげに指折り数えながら使える聖術を羅列し、ミッシェルはただぶっきらぼうに「槍を扱う」と、にべもない返事をした。

 サリサはどもってしまって上手く話せず、代わりにウルミスが自分の情報と併せてキースに教えた。

 ウルミスはこれと言った特徴のない双剣使いだが、サリサはティアの協力で面白いことが出来る弓使いであることが分かった。

 最後にハーシィに話を振ると、「実際に体感してもらうのがいいかな」と言って、鞄を漁る。

 中から取り出したのは、軽盾とほぼ同じ大きさをした、木製に銀色美しい装飾を模した小さなハープ。


「奏術か。確か、旋律に合わせて行った行動の効果が強化されるんだっけ。体験したことはないけど聞いたことはあるよ」

「そそ、勿論音色がちゃんと聞こえていることが条件だけどね。旋律でその人の持つマナの力を使って、動きを早めたり、攻撃や防御を高めたりするの。マナが強いほど効果が高いから、ティアちゃんに合わせて演奏することが多いかな。本当なら皆に等しく合わせることができればいいんだけど、演奏しながら周りを万遍なく把握するって難しくってね」


 そう言って片膝を上げ、そこにハープを乗せて構えると、弦を優しく撫でる。

 柔らかな音色がキースの耳に触れると、体の中から力が湧き出るような感覚が伝わってくる。

 キースは両手を握っては開き、また握り、その実感を確認していた。


「……魔術や聖術の支援術とは違う感覚がする」

「他の術式にある補助術とも組み合わせることが出来るのが特徴なの」

「僕にも沢山のマナがあれば、もっとパーティーに貢献できるんだけどねえ。如何せん鍛えるには歳を取り過ぎた」


 ウルミスはキースを見て、少し羨ましそうにつぶやいた。


「そうなの? サリサは今からでも間に合う?」


 サリサがウルミスの腕を二、三度軽く引っ張りながら小さな声で尋ねると、それに反応したウルミスが身体を少し後ろに預けて、サリサの方へと顔を向ける。


「うーん、サリサちゃんくらいの歳は判断が難しいね……僕はあまりこういうことは詳しくないから」

「サリサって、歳はいくつなんだ?」

「え、あ、えと……」


 サリサはキースから声を掛けられたことに驚き慌てふためくと、顔を引っ込めてウルミスの腕を動かして隙間を埋める。


「本気で嫌われているなぁ……さっきは本当に悪かったから、もう怖がらないでくれよ」

「この子は16歳なんだ。人見知りが激しいけれど、仕事はとてもしっかりやる子だから大丈夫」

「そうか、ウルミスさんがそう言うなら……ちなみに、マナは20歳くらいまでなら普通に鍛えられるよ。まぁ、それはまたいずれってことで、対策の続きに戻ろう」


 キースはキマイラを倒すための大まかな流れを組みたて、各々に課した役割を伝える。


「――っと、大体こんな感じで行けそうかな」

「そんなに都合よくいきますかね」


 静かに話を聞いていたミッシェルだったが、いの一番に皮肉めいたような発言を被せる。


「都合よくいくように、何とかするしかないんだよ。そりゃ、俺のやることは賭けに近い所はあるけどさ」

「当人はそう言わざるを得ないですよね。別にやられて欲しいわけではないですが、どうにも信頼できないですね」


 信頼――その言葉に対し、少し背を丸め、軽くため息をついた。


「信頼されていないか。まぁ俺はパーティーの一員じゃないから、そう思うのも理解できなくもない。ないけど、そこは俺が死んだら仲間も巻き添えを喰らう、ってことで我慢してもらうしかないな」


 諭されるように言葉を返されたミッシェルは、渋い顔をしながら黙っている。


「ミッシェルちゃん、ちょっと彼にきつく当たり過ぎじゃない?」


 余所者に対する不信感を隠そうとしない彼を見かねたのか、ハーシィが注意をする。


「だって、この人のせいで、せっかくティアさんが呼んだロブートさんが帰ってしまったんじゃないですか。責任を取ってもらわないと」

「そんなこと言っちゃダメよ。これから協力するんだから」


 まるで優しい姉に叱られる弟のような、普通の家庭にありがちな景色がそこにある。

 もっとも、これがモンスターの討伐の前に行われているのだから、如何にこのパーティーが死線を潜り抜けずに避けてきたのだろうか、とキースは心の中で独り思う。


「まぁ、俺も別に死にたいわけじゃないから、約束通り頑張るさ。あ、でももし俺が死んだら、死体を故郷に運んでもらう必要があるな。今のうちに予約しておこうかな。結構遠いから大変だけどさ」


 この空気に喝を入れるような性格ではない、と自覚するキースは、代わりに場を和ませようと無理やり冗談をひねり出す。


「その冗談、面白くないですね」

「もうちょい優しく包めないかな?」


 突き放すような返しに、思わず本音が漏れる。

 少々不適切なことを言ってしまったかもしれないとは思ったものの、想像以上に距離を縮めるのは難しそうだと確信する。

 せめて、キマイラとの戦闘時にこれが元で問題が起きないようにと、キースは心の中で祈った。


「コホン、えー」


 場に流れる淀んだ雰囲気を咳で払い除けるティア。


「まだ少し時間があるので、ちょっと練習しませんか? 頭で理解したことを、実戦でもしっかり出せるように」

「確かに。さすがリーダー、良い提案だな。ああそうだ、それだったらティアにキマイラ役をお願いしたい」

「えっ、私がですか?」


 驚きの表情で、自分の胸元を人差し指で指している。


「ティアだけはキマイラ向けの対策が無い。だからその分他の人の手伝いをしてくれると助かる」

「確かに……でも、キマイラの動きかぁ、実際に見たことないのでよくわからないんですよね」

「位置取りを意識する位の簡単なモンでいいんだよ。そもそも体躯からして違うしさ。それでも目印がないよりはずっとやりやすい」

「そうですか……わかりました。私がキマイラをやりますので、おかしかったら言ってくださいね。頑張ります!」


 ティアは拳を握りしめ、気合を入れてみせた。


「助かる。さて、そういう訳であとは練習だな。陽が傾くまでの短い時間だが、とにかく少しでも練習しておきたい。それに、皆の動き方も把握しないといけないし」

「あ、現地に向かってから練習します? それともここで?」

「そうだな……確か、キマイラの居る森の近くは開けた平原があるんだよな。うーん、できれば現地の方が良いけれど、万が一森の外に出てきていると面倒だし、あの辺の空き地で練習してから向かおうか」

「わっかりましたー!」

「じゃ、早速やろうか」


 キースがそう呼びかけながら目的地を指し示すと、皆は立ち上がって各々の位置へと向かう。

 キースの前に緊張の面持ちをしたティアが対峙し、その両翼後ろにウルミスとミッシェルがおり、後列の離れたところにサリサが矢の無い弓を持って構えている。

 皆が注目する中、どうすればいいのかわからないと言った表情で慌てふためくティア。

 すると、いきなり両手を広げて構え、抑揚のない声で叫んだ。


「がおー」

「子供のお遊戯会かよ」


 キースは持っている杖で、優しくコツンとティアの頭を軽く叩いた。

 真顔で。

 ティアは不思議そうな表情をして呟く。


「え、ダメでした?」

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