応えられないキモチ
前書きのせいで、空気を壊してはアレなので
今回は大人しめにいかせて頂きます。
「佳斗と………別れた…………?」
「そう」
「なんで?」
「………智が好きだからよ」
「えっ………?」
「……私ね、前から智が好きだったの。
でも……なかなか、告白する勇気が出なかった」
「………………………」
「………だから、智が告白してくれることを待ち望んだわ。
……でもね?」
「でも………?」
「私たちは、もう高校生になったの。高校生なんてあっという間に過ぎてしまう。
…だから、佳斗に逃げた」
「に、げ………?」
「……私から告白したのにフッたのよ?
かなり勇気を振り絞ったの。
………ねぇ、智。
私の気持ちに、応えてくれるよね?」
「…………」
…逃げた、だって?
佳斗を、利用したってこと?
なら、きっと莉帆の評価はガタ下がりだろう。
いじめられて、しまうかも。
いや、ここでオッケーしたら…
俺も………
ただじゃ済まないだろう。
それは少しどころじゃなく、イヤだ。
いじめなんて、とんでもない。
濡れ衣というやつ?
なら、オレが選ぶ答えはひとつ。
「……莉帆、ごめん。
応えられない」
「…………っ!
わ、わかった。………じゃ、じゃあね」
これで大丈夫かな。
にしても、よく莉帆のやつ、のこのこと
教室に戻れるな。
オレも、戻るか。
「あっ、智!お前、莉帆サマふったんだって?」
「さ、サマ?」
「おう。あの美貌はなかなかいねぇのにさ」
………ふむ。この感じだと、いじめは起きてなさそうだ。
「…なんていうか、好きな人って対象じゃないっていうか。
それと、佳斗に逃げたらしいじゃん?」
「ねぇ、智くん。
莉帆、自分から告白したのに智くんのために、
頭下げて佳斗くんに謝ったんだよ。
別れてください、って」
げ、女子だ。
「へ、へぇ」
「なのに、『佳斗に逃げた』ですって?
聞き捨てならない」
ちょっと待て。それって………。
「ヒドいにも、程があるんじゃないの?」
どうだったでしょうか?
ブクマもコメントも来てないのに、
すっかり調子にのっている私です。
どうか、見捨てないでください!




