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(6)-愛情-
本編第六話です。
一月一八日 二時〇〇分 部屋
「うふふふっ」
またしても、暗い部屋の中で女性はノートパソコンに向かいながら微笑む。そして、パソコンの画面には真美が映っている。
「本当に可愛い♪ あぁ、まみちゃん。なぜ貴女は真美なの。そして、なぜそこまで可愛いの。あぁ、その可愛さは罪だよ……」
真美の可愛さを称えているのか、数分前から、それだけしか話していない。
「あぁ、貴女があんなことをするものだから、余計に貴女のことが好きになってしまったじゃない。どうしてくれるのかしら、まみちゃん」
彼女が口にした「あんなこと」とは。
「どう責任を取ってくれるのかしら。まぁ、良いわ。さて、昨日、貴女の部屋にあった包みが気になってしょうがなかったわ。まぁ、それがなんのためにあるのかは分かったし、気にはしないわ。今日はこれくらいにして。さて、明日からこれまで以上にアタックするわよ♪ お休みなさい、私のまみちゃん♪」
そういって女性はパソコンを閉じた。
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