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シオリの気持ち

「痛っつ・・。」

私はベッドで伸びをした。

最近体が痛い…。

前はそんな事無かったんだけどな。

少し高い宿屋のベッドで寝心地は最高なはずなのに・・?


私は朝起きて鏡の前で驚いた…。

何だか背が大きくなってない?

私はシオリ、黒い猫耳が生えてる。


この世界では猫族っていわれているらしい。

獣人って部類らしい。

人間の体と違うところは聴覚が良くなったことと、嗅覚が凄いことかな。

身体能力も上がっているかもしれない。


流石さすが、猫の体ってことかな。

尻尾しっぽは最初慣れなかったけど、慣れたら可愛いものだ。

敏感すぎて、フォレスにさわられないように注意しないとだけど。


「フォレスおはよう。」


隣のベッドに寝ていたフォレスが目が覚める。

最近までお兄ちゃんと妹くらいな感じだったんだけど、私の身長が伸びてきてフォレスに追いつきそう。

体つきも胸とか出てきて、おしりも大きくなった気がする‥私は体の変化に戸惑っていた。


「シオリちゃん♪」


街に出るとやたらと男性に声をかけられるようになった。

顔も綺麗な部類に入るとは思う。

モテだしたのは最近だ。

この胸のせいかな‥。


声をかけられて悪い気はしないけど、わたしはフォレスがいい。

フォレスが好き…。

そう自覚したのは最近で…。

出会ったころから好きだったのかもしれない。

助けられたあの頃から‥。


「シオリ?どうしたのぼーっとして。」


「少し昔を思い出していたの。あの頃は良かったなって。」


「今は良くないの?」


「…そんなことないけど、のんびり暮らしていたあの頃に戻りたいなって。」

フォレスと暮らす森の近くでの生活。

のんびりしていたな。


「また、村に戻れるようになるよ。きっと。」

先の事は分からないけど、私は帰りたい。

フォレスとあの家に。


フォレスの腕に腕を絡ませる。

フォレスは私の事を妹と思っているかもしれないな。

ちょっと寂しいけれど、それでもいい。

少しでも貴方のそばにいられるのならば。


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