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キミ時間

作者: Soraきた

ほんの少し、傾いた

日差しがまぶしかったから


キミの方に傾けばよかったな

あとでそう思った


よろけるフリをしてみたら

キミは

どうしたのだろう・・


夢の中でキミは

わたしにこう語り出した


「あした、少しだけ時間あるかな・・?」


その言葉は

どこか懐かしく

切ないメロディを

運んでくる


素直に一言

いま、言ってくれたら

あした、会わなくてもいいのに

夢の中のわたしは

そう、つぶやく


わたしが

キミの瞳を見て話ができないのも

いまのキミのそれといっしょのこと


わたしにとっては

夏、秋

関係なく

日差しよりも

キミの存在が

とても、まぶしいことがあるから


とりあえず、今日もあしたも

そのつぎの日も

とりあえずは

待ってみる

キミ時間に

合わせて

わたしは

待っている。









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