(新装)泣く子と睡魔には勝てません②
「其々の国々の権力者達が如何なる思惑を抱いているかは分かりませんが、国とは一人の王のみで成り立つモノではありません。人と人が集まり、それが国となる以上、その国の内に邪な悪意が存在するなら、それと同じようにそこには少なからざる正しき善意も存在する筈です。そしてそれはこの地に暮らす全ての人々にも言える事。今は唯、その善意が悪意に勝る事を信じておきましょう」
それを自分でも甘い考えだと思わない事は無いが、嘗て『英雄』として人の世の戦乱を鎮めた者達の存在を想い、この世界に在る善意を信じて二人にそう告げる。
その俺の言葉を聞いて、母娘はどこか安心したように微笑み返してくれた。
「そういえば、先刻の女将の話で一つ疑問に思った事があるのですが、二つの国が緊張状態である今でも、通行証があれば両国の国境を行き来する事が出来るのですか?」
「ええ、飽くまで緊張状態なので通行自体は普通に出来ますが、お客さん達から聞く話だと以前に比べて通過する際の検査が厳しくなったみたいですね」
「なるほど、それと先刻の話にあった通行証というモノは、どうすれば手に入れる事が出来るのですか?」
「私が知る限りでは、王侯貴族とそれに連なる者なら必要に応じて簡単に入手できる筈です。私達みたいな街などに暮らす庶民が手に入れるには、役所に申し出て領主様の許可を受ける必要があります。それ以外に入手できる存在というと国に税金を治める義務を果たしている行商を営む商人、或いは、両国にとって不利益を与えないという前提を果たしている冒険者の方ぐらいですかね」
「交易を担う行商の商人の方は分かりますが、冒険者もそこまで厚遇して貰えるんですね」
正直、この世界における冒険者といえばサリーシェ達しか知らないが、物語等で語られる冒険者の大半は己の力を頼みにする荒くれ者というのが俺の中でのイメージである。
そんな連中を気安く信用して治安の悪化とか大丈夫なのかという疑問を抱かずにはいられなかった。
「王国にとってみれば冒険者という存在は危険な魔物達を退治するのに役立ちますし、帝国にとってみても冒険者が魔物を倒して得る魔石や貴重な素材は自分達の利益に影響をもたらしますから、優れた冒険者を自国に招き入れたいと望んでいるのでしょう。それにいざ戦争となれば、優秀な冒険者を自軍に加える事も出来ますから……」
「確かに、戦士としても傭兵としても使える冒険者を優遇する意味はありますね。でも、諸侯の元には仕えている騎士とか自衛の為の兵士が存在するんじゃないのですか?」
「ええ、確かに騎士とか衛兵の方々がいらっしゃいますが、余程身分の高い貴族の方でなければ自分の騎士団を抱えていませんので、普通は戦争の際には領土内の農地から戦闘経験に乏しい農奴の人達が民兵として集められ、それを騎士の方々が指揮して戦う形になります。ですから、戦闘経験が豊富で即戦力になる冒険者の傭兵部隊は戦争における大きな戦力になります。これもまた、亡くなった主人からの受け売りなので実際のところ本当に正しいかは分かりませんが、多分大きな間違いは無いと思います」
女将の説明から考えると、この世界では所謂『兵農分離』が行われておらず、定められた身分制度の影響で練度が低い民兵が加わった兵農混合の軍で戦争する形態が取られている状態という事になる。
それを全体的な戦闘力として分析すると、戦国乱世の荒波に揉まれた事により、それなりの戦闘経験を持っていた前世の戦国時代における半農半兵の農民達に比べて、この世界の農民達は戦慣れしていないが、その代わりに経験豊富な戦闘の玄人である冒険者という傭兵的な人間が存在しているのがこの世界の現状だと考えられた。
生前に自らをして『微妙な才能』と評した軍事的知識を活かして、この世界の戦事情を推察してみたが一つ抜けているか、或いは勘違いしている可能性がある部分を女将に尋ねてみる。
「今の話にあった農奴というのは、領主に使役される農民と奴隷の間に位置する身分の方の事ですか?」
「ええ、そうですね」
「ふむ、その農奴の方は戦争に駆り出された際には、ちゃんとした見返りが与えられるのですか?」
「私も詳しくは知りませんが、領主様の命令に従い戦場に連れて行かれる存在だと聞いていますが……」
女将の答えから考えると、俺の知る農奴と同様にこの世界の農奴も半奴隷状態で領主に支配され、強制的に戦争などの苦役を強いられる存在であるらしい。
という事は、兵士としての練度だけでなく、戦う意欲も低く、戦場に於いては大きな脅威となり得ない存在と考えられた。
自身で納得のいく答えを見付けた俺は、更に湧いた疑問を女将に尋ねることにした。
「ところで、この国にも奴隷と呼ばれる存在がいるのですか?」
「……やはり、サカキさんも男なんですね……」
・・・あれ、なんか女将にがっかりされたぞ。そして気の所為かアーテの俺を見る目が少し冷めたような気がする。
「いえ、良いのです。『戦う男には息抜きが必要』なんですよね」
・・・女将、理解を示している台詞に反して、汚物を見る様な眼差しを向けるのは止めて頂きたいのですが…。
「サカキさん、それでもフセッソーはだめだよ」
・・・アーテ、何かまるで人生の酸いも甘いも知り尽くした様に黄昏ているけれど、君はまだ幼い少女だよね?
「?」
女将とそれに続くアーテの言葉が、俺を更に混乱させる。
「色街ならまだ間に合いますから、私達に遠慮せずにどうぞ…」
アーテの両耳を手で塞ぎながら俺へと告げる女将の瞳には何かを達観したような生温かい優しさが宿っていた。
・・・まさか、『食欲』を満たしたら次は『性欲』だとか思われている? 失敬な、俺はむしろ『睡眠欲』を選ぶ男です! ……じゃない、それは明らかな誤解ですから!
「えーと、何か行き違いが在っって誤解されている様なので言っておきますが、俺は他者を力づくで支配する趣味は持ち合わせていません。知りたかったのは、この国に奴隷という存在が居るのかと、居た場合にどの様な扱いを受けているのかです。決して、邪な欲望とか抱いてませんから!」
「……すみません……」
「……ごめんなさい……」
多少の憤慨とやるせなさに語尾を強める俺の剣幕に対し、シュンとなって謝罪する母娘に俺は苦笑で応えておく。
「この国にも奴隷はいますよ。戦争によって捕虜となりそのまま奴隷となった戦争奴隷や罪を犯して奴隷となった犯罪奴隷、他には金銭的に困窮して奴隷となった借財奴隷などがそうですね。噂では、誘拐などされて闇商人に売られて奴隷にされる事もあるそうです。扱いとしては其々の奴隷となった状況によって違いますが、労役に着いたり色街に連れて行かれたり、貴族やお金持ちに身請けされてその人たちに仕えたりですね」
最後の『身請けされて仕える』というのも前の二つと同じように重い境遇になる事は変わらないのだろう。
先刻の農奴に加えて奴隷という存在を許容する身分制度を抱えたこの国には、それらの立場の人々の不満という危険な要素が存在してる訳である。
「やはり、帝国にもこの国と同じように農奴や奴隷が存在しているのですよね?」
「はい、奴隷という存在も含めて王国以上に厳しい身分制度が布かれているという事もあり、寧ろ帝国の方が多くの奴隷を抱えています。特に聖神教の教えを強く信じる貴族の人達の中では、選民思想というか身分に対する意識が高く、王国と帝国のどちらの貴族を問わず、彼らに対し冷酷な扱いをする風潮がありますね」
「なるほど……、そういえば先刻、誘拐されて奴隷にされる事があるって言っていましたが、それを犯罪として取り締まる存在はいないのですか?」
「先刻、話した通り私も噂でしか知りませんが、奴隷にする目的で誘拐されるのは流民だったり亜人族だったりするので、それ自体が犯罪になる事がないらしいです」
「亜人族?」
「亜人族というのは、獣人さんや精霊人さんや妖精人さん達の事だよ」
『亜人族』という聞き慣れない言葉に疑問を抱く俺に、アーテが少し得意げに説明してくれる。
そこで俺は、それらの名前をこの世界に転生する際に聞いた事を思い出す。
「確か、妖精人族という存在は他の種族を含めた多くの者達に好かれているのでは?」
「はい、妖精人は、私達人間を含めた全ての種族の中でも、最も温和で他の種族に対しても友好的という事で、多くの存在から好意的な印象を抱かれます。しかし、彼らは特別な力で守られた隠れ里に暮らし、気紛れにしか人前に姿を見せない事やその姿がとても魅力的という理由から、幻想級の扱いとされ珍重されています。だからこそ、逆に一部の支配的な嗜好を持つ者、特に貴族やお金持ちの中には、彼らを強引な方法で手に入れようとする人達がいるのです。それと同じような理由で美しい姿を持つ精霊人を攫って隷属させようとする人々も多いようです。亜人の中でも特に強い力を持つ竜人や魔人は畏怖故に、火と地の加護を与えられ優れた鍛冶の技を持つ地人は強さと技術を理由にそのような暴力に晒されませんが、獣人はその無益な争いを好まない穏やかさと聖神教の教えによる迫害により、その身を攫う行為を『獣狩り』という名で呼ばれる酷い扱いをされる事もあるそうです」
説明する言葉の節々から滲み出る切なげな感情から、女将がその行為に嫌悪感を抱いているのが伝わってくる。
勿論、俺自身もその在り様に反吐が出るというか、気分が悪くなりすぎて本当に吐きそうな気分だが、自分で尋ねておいって身勝手だと思うと同時に、そんな事であれほど美味しかった食事を無駄にしては勿体無いと込み上げてくるモノを肉体的にも精神的にも無理矢理に飲み下した。
「『聖神教の教えによる迫害』というのは?」
「信者ではないので私も詳しくは知らないのですが、確か亜人族の祖先は、世界を作った神様に逆らいその罰により人ならざる姿に変えられた罪人で、彼等は神に唯一愛される存在である人間に従う事で、その罪を許される存在であるという教えだったと思います。特に獣人の祖先は人間としての禁忌を犯し、獣の王と交わった穢れた魂を持つ存在であると聖神教では信者に説いているらしいです」
亜人族という存在を差別する事で自分達の存在を高めようとする聖神教の教義に、俺は呆れを通り越して憤りすら覚えるが、それをここで顕わにしても意味が無いと自分を諭し、話の中で疑問に思った事を尋ねてみる。
「今の話では人間のみが唯一神に愛されている存在だと言ってましたが、天人族という種族はどういう扱いになっているのですか?」
その名前から前世の世界における天使と似た存在であると考えていた『天人族』が俺の想像通りの存在なら、神に愛されていないという事は普通は無い筈である。
「天人達の事を御存じとは、流石ですね」
「?」
「天人さんはね、ずーと昔にこの世界から居なくちゃったんだよ」
女将の反応の意味を計り兼ねて困惑する俺にアーテがやはり少し得意そうに説明してくれる。
「この娘が言った通り、天人と呼ばれる種族は嘗てこの世界に確かに存在していましたが、今より百年程前より少しずつ姿を消し始め、今では吟遊詩人が歌う詩の中にしか存在しなくなりました。聖神教では、天人とは、神様の意思に従い人間を導く為に使わされた存在であり、大いなる成長を果たした人間の姿を喜び天に帰ったとされています。他の神を信じる人々の中には、逆に人間の横暴を憂え悲しみ天に帰ったと言う者もいますし、人間の姿になり今もどこかで私達を見守っていてくれていると言う者もいます」
女将の説明を聴き終えた俺は、記憶を辿るように転生の儀式の際に女神(?)から語られた事を思い起こす。
確か彼女(?)は、其々の種族について説明した際、その順番がこの世界に於ける各種族の人口分布だと言った。
その事を踏まえれば、天人族達が今もこの世界に存在しているというのが真実となる。
天人族が今も尚、この世界に存在すのなら、女将が最後に語った言葉を俺は信じたかった。
「今の話に語られた亜人族達は、どこか特別な所で暮らしているのですか?」
「殆どは噂とか伝承とかに過ぎませんが、精霊人達は先程お話しした四つの各秘境の一部に里を造り、地人達は『天の峰』の麓や『砂の煉獄』に国を造り、獣人達と妖精人達は『魔障の森』に隠れ里を造り、竜人達は『天の峰』の頂に各々が縄張りを持って暮らし、魔人達は『魔障の森』の先にある未踏の地に国を造り、嘗ての天人達は『魔の海』に浮かぶ島々に暮らしており今もそこに遺跡という形で彼等が存在していた証が遺されているそうです」
正確な所は分からないが女神(?)情報の人口分布の比率と種族的な生態に適した場所として、四つの秘境を其々に住み分けて暮らしているといった所である。
唯一、不思議と言うか違和感を覚えるのが、精霊人族と呼ばれる存在が四つの秘境全てに分かれて暮らしてるという事だった。
地人族と言うのが俺のファンタジー知識による所の『ドワーフ』という存在であるなら、精霊人族というのは『エルフ』と呼ばれる存在だと想像していたので、俗説(?)と違い森以外の場所にも暮らしているという事実に少し驚くが、『精霊』人と呼ばれる位だから、精霊という存在と結びつきが強そうな自然力に満ちた場所を好むのであろう。
「やはり、無闇矢鱈に彼等が暮らす領域を侵すと問答無用で排斥されるのでしょうね」
俺は、旅行者が他の国に行って観光気分でその地の『聖域』と呼ばれる場所を侵して、現地の人々に忌まれるという前世の記憶による出来事を思い出し、自らを戒める様に呟いた。
「はい、確かにそうですが、地人の中には自分達の国を誇りに思う者達も多く、そこを尋ねてきた旅人を友人のように歓迎してくれる事もあるそうですし、竜人の多くは『天の峰』の過酷な環境を良く知ればこそ、それを乗り越え自分達の許へと辿り着いた者を認め、深い友誼を抱いてくれるそうです。それに妖精人には僅かながらですが相手の感情を感じ取る能力が在り、自分達に危害を加えない信用できる存在にはとても友好的に接してくれるそうです」
「全部ね、お父さんが言っていた事だから本当だよ」
そう女将の言葉を告いでそう告げるアーテの表情には、父親に対する深い愛着の色が浮かんでいた。
「差し障りが無ければ教えて貰いたいのですが、亡くなられた御主人って一体何者なのですか?」
女将たち母娘の話から察するに、女将の亡き主人は秘境と呼ばれる危険な場所に踏み入り、そこに住まう亜人族達と遇うという偉業を為せる人物であった事になる。
「お父さんはね、元は冒険者さんで、凄く強かったんだよ」
「主人は元冒険者で、四つの秘境の全てに挑み生きて戻った『迅雷のウォルグ』と呼ばれる有名な存在でした。本人が言うには、『魔の海』に浮かぶ島の一つに遺された『天人の大神殿』を、一番最初に発見した伝説の持ち主らしいです」
その後、女将から少し呆れるぐらいに御主人殿との惚気話を聞かされる事となりました。
「でも、本当は少しだけ悔んでるのです……」
「?」
「主人は私なんかと結ばれる事無く、ずっと冒険者を続けていた方が良かったのではないかと……。そうしていれば、もっと有名な冒険者になっていたし、あのような最期を迎える事も無かったのかもしれません」
女将が独白の様に語る言葉に耳を傾けながら、俺は、ある英雄の事を思い出していた。
それは亡き祖父が酒の肴として語ってくれた若き日の祖父と、その親しき友人達だけが知る思い出という名の物語に活躍する英雄。
三度、世界に仇を為す邪神と戦い、その邪神を討ち破った最強の力を持つ英雄が唯一恐れたモノは、自分を支え続けてくれた相棒である存在の死であった。
そして、その英雄はその相棒の死と引き換えに発現された自らを最強たらしめる力を常に忌み嫌い、その力によって得た『神殺し』の栄誉すら忘れ去りたい恥だとしていた。
その『彼』と女将達が愛する『彼』は別人だが、同じ冒険者としてきっと抱く想いは似ている筈だろう。
求めるモノは、他者に誇る栄誉ではなく、自らが大切とした存在。
「女将、先刻も言いましたが御主人の望みは貴女達を護る事だった。それは、貴女やアーテが御主人にとっての『幸せ』の全てだったから、貴女と出会い、貴女との間にアーテを授かり、そして、貴女とアーテの幸せを心から願った。冒険者という存在は、貴女が思っている以上に我が儘で欲張りなモノです。貴方の御主人にとって貴方達は、その我が儘と欲張りな冒険者が生命を懸けても惜しくない宝物だった。そして、貴女の御主人は、自らの生命と引き換えにその宝物を護り抜いた。誇り高き冒険者にとってこれ以上の名誉は無いでしょう」
嘗て一人の『侍』であった英雄は自らの信念の為にその生命を落とし、この世界で初めて出会った一人の『冒険者』であった英雄は大切な仲間を護る為にその生命を落とした。
そして、ウォルグという名の一人の元『冒険者』は、『侍』として愛する家族を護る為に戦い、その果てに愛する者たちにとっての『英雄』となった。
「ありがとうございます。会ったばかりなのに貴方には本当に多くの事を教えて頂きました」
「こちらこそ、親切にして貰った上に色々と教えて頂き大変助かりました。これ以上、付き合わせても申し訳ないのでここまでという事で失礼します。アーテもこんなに遅くまで付き合わせてごめんね」
「サカキさん、お休みです」
「お休み、アーテ。女将さんもお休みです。二人とも良い夢を」
「お休みなさい、良い夢を」
お陰さまで空腹とそれ以上に心が満たされて、良い夢を見ながら気持ち良く眠れそうです。
そんな穏やかな空気に包まれながら休む為に階段へと向かう俺の脳裏に、アーテに伝えなくてはならない大切な言葉が浮かぶ。
「あっ、そうだ! アーテ、寝る前にちゃんとおトイレに行っておいた方が良いよ」
「……っ!」
その言葉を告げると共に見詰め合った俺と少女との間に生まれた沈黙。
俺はその沈黙が少女の感情の波によて打ち破られる前に早足で逃げ出す。
「サカキさんのいじわるー!」
背中に聞こえる予想通りのアーテの叫び声に苦笑し俺はとある事実に気が付いた。
・・・これから泊まる部屋がどこだか確かめるのを忘れてたー! 俺、ピンチ!(自業自得?)
親切で気が付く女将がいきり立つ娘を宥めた後、ちゃんと部屋まで案内してくれました。
女将から部屋のカギである小さな水晶玉を渡され、泊まる際の細かなルールを説明された俺は、荷物を部屋の棚の適当な所に置くと、早速、寝床に寝転がって寛ぐ。
今日一日に在った出来事を思い出しながら、ふと思い立って能力鑑定をしてみる。
名前 サカキ エン(改名)
年齢 19才 (真人族 前世年齢 39才)
性別 男性
属性 真善 (徳性値 1586 称号持ち)
性格 未定 (判定不可能)
職業 侍 (刀・槍・弓・暗器等多くの武器に精通)
Lv 6 (48%)
HP 98(134)
MP 61(61)
ステータス値
・筋力 48(30)(スキル+3)(武器+15)
・知力 39(24) (書物+15)
・精神力 36(20)(スキル+1)(武具・書物+15)
・体力 30(27)(スキル+3)
・素早さ 36(33)(スキル+3)
・器用さ 30(27)(スキル+3)
・運 16
スキル
・天賦の武才 Lv1+s(初期・ユニーク)
・至聖の万能導く縁 (ユニーク)
・邂逅の良縁 (初期・ユニーク)
・晩成の大器 +s(初期・レア)
・異世界言語習得 Lv3+s(初期・レア)
・神明の鑑定眼 Lv3+s(初期・レア)
・武士道の心得 Lv1(初期・ノーマル)
・名匠の荷物袋 (ユニーク)
称号
《神すらも持て余す奇才》(初期)
《聖霊獣と縁を結びし者》
《亜竜殺し》
所持アイテム
《真打・藤原正國(同田貫)》(レア S級)
《軍神の天書》(レア S級)
《神武の司武纏》(ユニーク A級)
戦技・補助系スキル
・兜割り Lv1(ノーマル)
・八薙ぎ Lv1(ノーマル)
・・・えーと、《聖霊獣と縁を結びし者》ってなんですか?
称号の所にいつの間にか追加されてるそれを疑問に思い、詳しく鑑定しようとする俺に、本日最強の敵が襲いかかる。
・・・眠い、すごく、ねむい…、…、……,………。
睡魔との戦いに屈した俺は大人しく敗北を認め眠りに落ちた。
・・・俺の戦いはまだまだ続く