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その一

昔むかしある所にすごくいい加減な勇者と気まぐれな魔法使いとその弟子が一緒に旅をしていました

三人は家系の都合上一応旅をしていましたが、基本、人の役に立つことはしていませんでした

勇者「今の説明ケンカ売ってんのか?」

勇者の名前は拓馬たくまといいました

弟子「ほっときなよ、拓馬君」

弟子の名前は耕平こうへいといいました

魔法使い「どうせナレーターしかできないんだし」

…魔法使いはあゆむ

魔法使い「扱い雑だな」

-…

魔法使い「ムシ!?」

勇者「ってかさ、太陽赤くねーか?」

確かに太陽は赤く、空全体を焦がしているようです

-今は夕方だからね

魔法使い「そういうことちゃんと伝えろよ」

-ごめん

弟子「宿探そう」

勇者「金ないし無理 魔法で出せよ」

弟子「師匠が教えてくれないから出来ない」

耕平は歩の方を見ます

魔法使い「俺も出来ないからな」

歩は目線をそらしました

勇者「役に立たないな」

拓馬は溜め息をつきました

魔法使い「お前には言われたくない」

歩は言い返しました

二人はにらみあいます

-ケンカしないの

-近くに村があるからそこに行ってみたら?

耕平は地図をひらげます

弟子「ホントだ 宿屋もあるみたいだよ」

耕平の目は輝いています

勇者「俺らが勇者様一行だと知ったらタダになるかも!?」

拓馬の目も輝いています

-いや…ならないから

弟子「そうかも!? だったら早く行こう!」

そういって三人は走り出しました


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