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追放された万能薬師は、隣国の冷徹皇帝に溺愛される  作者: La Mistral
第2章:隣国での「普通」が「異常」な無双

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第6話:王国からの「悲鳴」

本日最後の更新、第6話です!

お待たせいたしました、いよいよ「王国側」の惨状を描くざまぁタイムの幕開けです。

エルサのすごさが、いなくなった後に証明されていく快感をお届けします。

一方その頃、私を「無能」と呼んで追い出したカイル王子の王国では、阿鼻叫喚の地獄が幕を開けていました。


「どういうことだ! 王都中の井戸から、泥水どころか墨のような水しか出ないとは!」


カイル王子が、豪華だった会議室で絶叫しています。


彼の手元にある報告書には、目を覆いたくなるような惨状が記されていました。


王都の誇りだった美しい水源は腐り果て、国中の畑からは作物が枯れ果てる。


さらに悪いことに、私がいなくなったことで『聖女の結界』が消滅し、国境付近には魔物の群れが押し寄せていました。


「無理よ、こんなの無理よぉ! 浄化しても浄化しても、すぐに汚れていくのよ!」


新聖女のアリアは、自慢のドレスを泥で汚し、髪を振り乱して泣き叫んでいます。


彼女の光魔法は「光るだけ」。私が十年間、無意識に注ぎ込み続けていた「浄化と再生」の代わりなど、到底務まるはずもありません。


「……くそっ、エルサだ。すべてはあの女が勝手にいなくなったせいだ!」


カイル王子は、自分の非を認める代わりに、逆恨みのこもった瞳を輝かせました。


「エルサを、あの地味女を連れ戻せ! 帝国に潜り込んでいるらしいが、どうせ冷遇されているに決まっている。『戻ってきてもいい』と言えば、あの女なら泣いて喜ぶはずだ。聖女の座を餌に、今すぐ連行してこい!」


カイル王子のその傲慢な決断が、アステリア帝国の最強皇帝を本気で怒らせ、自国を完全に滅ぼす引き金になることを……。


愚かな彼らは、まだ微塵も予想していなかったのでした。

ついにカイル王子が動き出しました。

「戻ってきてやってもいい」というあまりの傲慢さに、執筆しながら私も震えております(笑)。

【読者の皆様へお願い】

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!

もし「続きが読みたい!」「エルサ頑張れ!」と思っていただけましたら、

下にある**【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価**いただけたり、ブックマークをしていただけると、明日の執筆スピードが10倍になります!

何卒、よろしくお願いいたします!

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