茜さんの科学力
「茜、久しぶりだな...それとお腹大きいな...」
「うん、奉明久しぶり。私他の男寝取られました」
「だと思ったよ」
彼等は久しぶりに顔を合わせたわけだけどやっぱり気まずいよね。それよりも他の男って誰なんだろう?凄く気になる。
「貴方が茜の新しい夫さんですか?」
「えぇそうです。初めまして私宅間大智と申します。前職は陸上自衛隊特殊作戦群でした」
「なるほど...どおりでガタイが良いわけだ」
「ガタイがいいなんてそんな。私よりも体格良い奴居ますよ」
「どんなトレーニングしたらそこまでの筋肉つくんですか?」
「知りたいですか?」
「是非ご指導宜しくお願いします」
ところで何で男って『筋肉』なんだろうね?ネットの記事で女は強い男に引かれるって書いてあったけど。もしかしてそれを真に受けて信じてるんじゃないでしょうね。
「お前が茜を振った男か」
「君は誰なんだい?」
「私は月島桜、川崎茜の実験で作られた分身だ」
「分身?もしかしてクローン技術?」
「ま、そんなところだね。宜しく」
「剣奉明だよ宜しく...」
白銀のロングヘアに赤い目を彼女はしていた。まるで一昔目のヤンキーそのものだった。
奉明はというとビビってちびってるのかと思ったら...。あれ?こいつ新しい何かに目覚めようとしてない?
「月島桜です宜しくお願いします」
「大塚紫苑ですこちらこそよろしくお願いします」
ヤンキーな見た目に反し意外と言葉が綺麗だなぁ。人は見かけに寄らないっていうけど本当らしいって事を実感した。




