448:『ヴィーヴルメタル』
「って、あんたはどこを摘まんで…んひぃッ!?」
色々あってエッチな装備を身に着けてしまったまふかさんなのですが、集合時間が迫っているという事もあって私は『ヴィーヴルメタル』という硬質な見た目の割にはヒンヤリとした弾力のある液体金属で出来たニップレスを剥がしにかかり……。
(ピッタリと張り付いていますし、破く事も…難しそうですね)
核ともいえる宝石の下にあるまふかさんの乳首の形がハッキリとわかるくらいの薄さしかないのですが、破こうと思ってもどこまでも伸びていくような柔軟性があって引き千切る事が出来ませんでした。
なので無理やり剥がそうとしてもまふかさんの大きなおっぱいが引っ張られるだけという状態ですし、ニップレスの端をカリカリしているだけでも攻撃されていると認識されているのか防御フィールドが発生してしまい……ゲームの仕様的には割合軽減とでもいうのでしょうか?勃起乳首をスリスリしている程度なら微かに反発する程度なのですが、力を入れると抵抗が増していくような感じがするのですよね。
「ちょ、ちょっとま…まって!?振動と電流…がっ、いっぺんにくるのはぁああ!?」
そんな検証をしていると宝石が光り輝きまふかさんが反射的に私の腕を掴もうとするのですが、【狂嵐】が発動している状態で掴まれたら大変な事になってしまいますからね、スカート翼と尻尾を使って固定しておきましょう。
「動かないでください」
「ほんと…っうに…ッあ!?何…?」
私が無理やり拘束して自由を奪うとまふかさんが顔を赤らめながら視線を逸らすのですが……大人しくなったところで【淫気】を細く尖らせニップレスの隙間に滑り込ませるとウニュウニュと蠢く『ヴィーヴルメタル』が激しい抵抗をみせていて……このまま無理矢理捻じ込むとまふかさんまで傷つけてしまいますからね、【淫気】でほじくり返すのは止めた方が良いのかもしれません。
(そうなると…)
私は考え込みながらまふかさんのニップレスをなぞり上げるのですが、それだけでホワホワした刺激が気持ちが良くて……こんなものを直接叩きつけられているまふかさんは大丈夫なのでしょうか?
そう思ってまふかさんの顔色を窺ってみると荒い息を吐きながらも蕩け切った顔をしていて……これは色々と駄目なのかもしれませんね。
「ホン…とうっ、に!後ひょで…っ、憶えておきっ…なさいよ!」
若干呂律が回っていないまふかさんはプルンプルンと胸を揺らしながら『ヴィーヴルメタル』が与える刺激に身体を震わせていたのですが……後で聞いた話では【感度低下(微)】と【振動耐性(微)】にポイントを振って無理やり押さえ込んでいたようで、これでも必死に歯を食いしばりながら耐えていたのだそうです。
「はい、まふかさんが可愛らしかった事はしっかりと憶えておきますので…もう少し声量を落とさないと人が来てしまいますよ?」
そんな状態で私が弄くり回していた訳ですからね、少しくらい声が出てしまうのは仕方が無い事なのかもしれませんが……このまま大きな声を出し続けていたら面倒臭い事になってしまうのかもしれません。
「いっその事…このまま集合場所に向かってみますか?」
声についての指摘をすると、まふかさんは真っ赤な顔で黙り込んでしまったのですが……無理やり剥がそうとしたら気持ちよくなってしまいますし、そろそろ集合場所に向かわないといけない時間ですからね、スキル頼りで頑張ってみないかと提案してみたのですが……。
「嫌よ!なんで…っ、こんな…格好で人前に出ないといけないのよ!?」
時々身に着けている物がウネウネする私からしたらグサリとくる言葉ではあったのですが、まふかさんには「こんな格好」と切り捨てられてしまいました。
「ん~ふ~ふ~…楽しそうな事をしているのね~私も混ぜてくれないかしら~?」
そうして私達がエッチな装備を剥がそうと四苦八苦していると、勝手に出て来たラディが蹲ったままのまふかさんの足に絡みついてしまい……。
「何よコイツ…って、スライムの子供じゃない!?なんでこんなの…がっ、ひッ!?ま、待って…そっちは本当に駄目だから!!待って、待って!?ッ…ぉぉお゙お゙お゙!!?」
ファントムジェリーの事を知っていたまふかさんは前張りをプニプニと触っている幼女スライムに対して疑問を呈していたのですが、愛液滴る割れ目にラディの指が入ってしまうとそれどころでは無くなってしまったようですね、ニュルニュルとしたスライムボディーがまふかさんの中に入っていくだけで気持ちよさそうに仰け反り潮を噴き出してしまいました。
「やっ、この…はっ、ぁあ……な、はっ!?お゙っ、お゙ぉ゙ぉ゙お゙お゙…ッ!!?」
しかもラディはファントムジェリーの本能なのか気持ち良い所を一瞬で見抜いてしまったようで、ねちっこくて嫌らしい指使いにまふかさんが悶えているのですが……そんな姿を見せつけられている私の事も少しくらいは考えて欲しいですね。
(でも今はイチャイチャしている場合ではないですし)
私は頬に手を当てながら息を吐き……まふかさんのニップレスと前張りを何とかしなければいけないのですが、当然のように下の前張りも剥がれないようで……『ヴィーヴルメタル』は妙な弾力性がありますからね、ラディの指先がジュプジュプと出入りをする度に伸び縮みをして……押し込まれた状態でエッチな振動が響いているまふかさんは大変な事になっているようでした。
「はぁあああ~っ!ビビっとした刺激がずっとずーっと続いて!」
しかも襞の一つ一つに絡まりついた『ヴィーヴルメタル』が強制的に膣圧をあげていますし、挿入している方にも魔力波を浴びせているので……というよりむしろ耐性や慣れの問題でその刺激を一緒に浴びているラディの方が気持ちよさそうに身体を震わせていたのですが、色々と面倒臭い事になっているのかもしれません。
「ここが良いのよねー?この辺りをなぞると~…ほ~ら、たくさん溢れてきて~キューって締められる時の感じが良いわ~!」
そうして膣内から響く魔力波に全身が溶かされガクガクと震えているまふかさんが絶頂を決め込みきつく締めあげるのですが、その程度では攻め手を緩めないラディの手が奥へ奥へと入り込み……柔軟性の高すぎる『ヴィーヴルメタル』には体内に卵を植え付けるような状態異常に対する阻害効果はあるのですが、根本的な挿入に対する阻害効果はないのですよね。
「んもぉぉおお!?オ゙、ぉおっ、おく…っ、でっ!?響い…イ゙っ、ぃいい!!?」
しかも挿入した方も挿入された方も気持ちよくなってしまうので全身が性感帯になっているといっても過言ではないラディに対しては逆効果のようですし、まふかさんの弱い所をヌチュヌチュと擦り上げながら一緒に気持ちよくなってしまい……どうしましょうと手をこまねいていると、牡丹が私の足に擦り寄るように体当たりを仕掛けて来ました。
(ぷーぅ、ぃーうー)
との事なのですが、我慢が出来なくなったのは牡丹も一緒のようですね。
(え、ちょっと、ぼ…っ!?)
そうしてスカートの中に潜り込んで来た牡丹が下着に張り付いて来るのですが、いきなりクリ〇リスを咥えられてゼリー状の体を蠕動せるように蠢かされると全身に電気が走ったようにビクンと震えてしまいました。
「ぼた…んっ!?私の事はっ、いい…ですから!ふあぁっ…ぁあ…待ってください…今そんな所を吸われたら…っ!?あぁ、ああっああ~っ!!?」
まふかさんの痴態と『ヴィーヴルメタル』の発するエッチな力によってムラムラしていた私の身体は牡丹の口撃にあっさりと屈服してしまったのですが、カクカクと脚が震えてその場にへたり込むと下に居た牡丹を押さえ込む形となってしまい……押し潰されてしまった牡丹が何故か張り切りその動きが激しくなってしまいます。
「ちょっと、なんであんたもイっ…ってんのよ!!」
「そんな事を…言われましてもっ!?」
このままだといつものイチャイチャコースですからね、何とかしないと不味い事になってしまうのですが……。
(こうなったら…しかたがありません、淫さん…お願いします!)
近くでウネウネし始めているニュルさんもスタンバイを始めていますし、暴走している2人は私の言う事を聞いてくれなくて……最後の手段として魔核の制御に専念している淫さんにお願いをする事にしましょう。
『…我は忙しいのだが』
間を開けて『やれやれ』みたいな溜め息が返って来たのですが、淫さんが動かしているスカート翼がラディと牡丹に巻き付きながらまふかさんの前張りの下に滑り込むのですが、外からやって来た異物に対して『ヴィーヴルメタル』が強い拒否感を見せていました。
「ねーえー…邪魔をしないで欲しいのだけどー?」
「ぷい!?」
「ちょ、ちょっと何を…って、なになに!?ひィ、ア゙ッ、オ゙ッ、オ゙ォ゙オ゙オ゙!!?」
そうして文句を言っているラディと牡丹を引っこ抜き、一際強い光を放つ『ヴィーヴルメタル』によってまふかさんが大変な事になっているのですが、徐々に淫装化させる事によって前張りの制御を奪い取ってから引き剥がしにかかり……皮の中に入り込んでクリ〇リスに絡まりついている『ヴィーヴルメタル』を無理やり引き剥がす事に成功したのですが、そんな事をすれば快楽という言葉が生易しいほどの激震がまふかさんを襲い……。
「は、はひ…」
前張りという栓が抜けてしまった事によって物凄い量の愛液が……というよりこれはオシッコでしょうか?お漏らしをしてしまったまふかさんは少しの間放心していたのですが、意識が戻って来るとあまりの恥ずかしさに両手で顔を覆ってしまいます。
「次は上だな」
「待っへ、本当に少しだけ休ませてっ!!」
前張りを引き剥がした淫さんがニップレスに手をかけるとおもいっきり拒否されてしまったのですが、わちゃわちゃとしている間に時間が来てしまい……まふかさんは乳首だけなら何とか耐性スキルで我慢できると言い張っていますし、とりあえず私達は最低限の身支度を整えると合流地点に向けて移動する事になりました。
※誤字報告ありがとうございます(4/1)訂正しました。




