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354:ファントムジェリー戦(後半)

 大河から少し離れた場所にある洞窟……というより亀裂でしょうか?地殻変動(ミューカストレント)の影響で隆起した地面の隙間には大量のアシッドジェリーが詰まっていて、ファントムジェリーに捕らえられた私は彼らの巣とも言える場所に運び込まれていました。


(下手に死ねないというのも…なかなか苦痛ですね)

 もう魔導船にはどうやって間に合わない時間ですし、いっその事MPを搾り取ってくれれば死亡(衰弱死)する事も出来るのですが……どうやらファントムジェリーは私と言う獲物を生かさず殺さずギリギリまで魔力を絞る取る方向にシフトしたようで、時折休憩を挟みながら思い出したように魔力を搾り取り続けるという地獄が続いていました。


(頭がぼーっとしてきて…)

 淫さんの助けは期待できませんし、牡丹やノワールも訳あって()()、そんな状態で弄られ続けるという拷問が半日近く続いているような気がするのですが……時計を確認するとまだ一時間三十分程度しか経過しておらず、この地獄がいつ終わるかもわかりません。


(牡丹は…上手くやってくれているでしょうか?)

 長時間無理な体勢(まんぐり返し)で固定されているというのもあるのですが、頭がぼんやりしているのは常時魔力が枯渇している事が原因で、ほんの少しの休憩を挟んだ後にスライム達がいやらしく蠢き折角回復した魔力(M P)を搾り取っていきます。


「んぷっ、んんっ」

 すでに私の身体から出せる液体は大体出しつくしてしまい、出した分の栄養(水分)補給と言うように無理やり飲まされているのは私の身体に合わせた特別製の媚薬で、そんな物を与え続けられてふやけた身体は空気が揺れただけで感じるようになってしまい、敏感な身体をヌルヌルとスライム達が這い回ると絶頂の波から降りる事すらできないままファントムジェリーに魔力を奪われてしまい、一通り奪われるとまた短い気絶と休憩を挟んでから意識が覚醒し、強制ログアウトも出来ずにありとあらゆる場所を嬲られ続けて快楽に蕩けた情けない顔を晒しながら魔力を搾り取られ続けました。


 それでもこのスライムが本能のまま蠢くだけなら隙を見て脱出できたのかもしれないのですが、怨念のような思念を持っていたスライムは私の魔力を吸って大きく成長してしまい……。


「そんなにいじられるのがきもちいいのかなー?」

 『搾精のリリム』の因子が紛れ込んだ影響なのか、ファントムジェリーは体の一部を変化させてなかなか豊満なバスト(Mカップ)を持つ女性の姿を形どり、的確に私の弱い所を責め立てて逃がしてくれません。


「ッ…はっ…あ゙ッ」

 そうして人の形をしたスライム娘(意思を持つスライム)は私の下半身を媚毒の沼(スライムの身体)に沈めながら後ろから覆いかぶさるような体勢で背中と尻尾を舐め回してきて、耳元に媚毒混じりの息がかかるだけで私の身体は簡単に屈服してしまい、乳首や股間に張り付いているスライムが母乳や愛液を啜って魔力を吸われてしまうのですが……何も言う事はないというように私が黙っているとスライム娘がお仕置きだというように乳首をピンと指先で弾き、その刺激に私の身体は素直に反応を返して(潮を噴いて)しまいます。


「ていこうはできないってことは、わかっているよね?」

 乳首の先をカリカリと弄りながら耳元で優しく囁かれるだけで腰が浮いてしまうのですが、突き出した姿勢のまま股間に張り付いたスライムがグニュングニュンと動くと潮を噴きながら痙攣して(いって)しまいました。


「っぁ…はっ、はぁ…っ、そんな、事は…」

 それでも私は虚勢を張るのですが、ふーって乳首に媚毒混じりの息を吐きかけられただけでゾクゾクしてしまい、身構えるように身体を硬くして一方的な蹂躙に耐える事しか出来ません。


「うふふ、ほんとうにすてき…だってふつうはこんなにいじったらみんなこわれちゃうのに、もっとていこうして、ていこうしながらいっちゃえ」

 絡みついて来るスライム娘の身体は高濃度の媚薬で出来ていて、ずっと胸をニュルニュルしたまま両手を頭の上で拘束されて、足を絡めとるように下半身を飲み込んだスライム娘が軽く腰を振るだけで前後の穴に潜り込んだスライムが的確に弱い所をゴリゴリと摺り上げて、私は深く甘い吐息を漏らして頭の中が真っ白になってしまいました。


「はぁあっ、はひぃ、はぁあ…あぁあああッ!!?」

 勿論スライム娘以外のスライム達も私の身体を這い回っており、敏感な場所を執拗に舐め回したりバイブのように小さな身体を震わせながら魔力を吸い取っていくのですが、それだけで無数の絶頂から降りて来れなくなって、気持ちいのが終わらなくて、火照った身体をネチョリとしたスライムが撫でまわしてきて、気化した媚毒を吸うだけでずっといっているような状態で、もう訳が分からなくて抵抗の意思をもぎ取られていきます。


「あーあ、もったいない」

 そんな事を言いながら2人目のスライム娘が私の股間に顔を埋めて溢れ続ける愛液を啜るのですが……この2人は若干造形が違うのですが、もしかして同一個体なのでしょうか?ファントムジェリーが無数のスライムからなる集合体なのでよくわからないのですが、後ろから拘束してきているスライム娘とは絶妙な連携を見せる2人目が媚毒混じりのヌルヌルした長い舌をニュルンと入れて来たかと思うと、下半身が溶けるかと思うほどの快感が押し寄せて来て何も考えられなくなってしまいました。


(だめっ、両方いっぺんに責めるのはっ、ずるい…ぃ!?このスライム、今までのと違ってどこか気持ちよくなるかわかって…っ!?)

 スライム娘に中をかき混ぜながら愛液を啜られるだけでまたいってしまって、折角回復してきた魔力を根こそぎ吸い取られて……。


「ふふふ、いったんおしまい」

 そして本当に搾り取る前に止めてしまうのですが、こうしてお預けを食らうたびに頭の中がグラグラして、はしたなく身体が疼いてしまって、そんな私の葛藤する姿を見ながらスライム娘はクスクスと笑います。


「だいじょうぶ、いっぱい、いっぱーい、たいせつにしてあげるから」

 言いながら私を抱きしめるスライム娘が背中からお尻を撫でて、そして無理やり口づけをしながら口内を蹂躙されると奇妙な心地よさが頭の中を埋め尽くしてしまうのですが……ここで流されたら本当にどうなってしまうのかわかりませんからね、私は気をしっかり持とうと歯を食いしばってスライム娘を睨みつけました。


「こわいかおをしても、だーめ…もうよわいところはぜんぶわかっているんだから」

 言いながら乳首を吸われただけで蕩けるような幸福感が広がり頭がおかしくなりそうで、緩やかにジュボジュボされるだけで無理矢理魔力を作らされて無理やり吸い取られ、我慢しようと思っても出来なくて、無様に絶頂を重ねてファントムジェリーに魔力を吸い取られ続けます。


「吸わないで、あっ、あぁ、いっ、いっちゃ…ッ!!?」

 どれだけ我慢しようと思ってもさんざん弄り回された私の身体は快楽に蕩けてしまい、いってしまう度に反撃の手段を失っていくような喪失感があるのですがそれでも私は……。


「うーん、これだけやってあきらめないなんて……なにかたくらんでるのかな?ぜんぶあきらめたらもっときもちよくしてあげるのに、よわーいちくびをずっといじめてあげるのに」

 私の魔力を使って更に増えたスライム娘が私の乳首を両方同時に啜るのですが、触手とも違う人の形をしたモノに吸われて弄られるのは奇妙な感覚で、口内の襞々が敏感な乳首を無慈悲に絞り上げたかと思えば舐めて弾いて、私は我慢する事も出来ずに母乳を噴き出しながら簡単に絶頂してしまいます。


「ほーら、いっぱいだしてあげるから…がまんしなくていいんだよ?」

 甘い囁きと一緒に母乳でテカテカした乳首をスリスリされるだけで腰が浮いてしまい、その動きに合わせて抜群のタイミングで腰を振るスライム娘と本当に愛し合っていると身体が勘違いしてしまったように射精(媚毒)を受け入れてしまって、一番奥に吐き出された大量の媚毒が私の身体を苛みます。


(たぶん、もう少し…なのにッ!?)

 そうして滴る愛液を吸われ、身体中をヌルヌルしたスライムボディーで撫でられるとガクガクと身体が震えてしまい、間を置かずに何度も絶頂しているのに合わせて魔力を吸い取られると幸せすぎて駄目になりそうで、このスライム娘は心と体の両面から私を駄目にしようとしているようでした。


「なあ、本当にこの辺りででっかい化け物を見たんだよな?」

 そんなタイミングで誰かの話声が聞こえて来て私達はビックリしてしまったのですが、途切れ途切れに聞こえて来た会話の内容を纏めるとどうやら巨大な化け物をこの辺りで見たそうで、そんな目撃情報をもとにモンスターを狩りに来たプレイヤー達のようですね。


(そんな…今見つかったら…)

 両手は拘束されていますし、両足は大きく広げられて恥ずかしい所が丸見えで、人型を作り出せるようになったとはいえファントムジェリーの色は薄暗い半透明なので今誰かに見つかったら大変な事になっているのが丸わかりです。


「あらら、だれかきちゃったみたいだねー…みつかったらたいへんだねー」

 なので何とか足だけでも閉じようとするのですが、無駄な抵抗だというようにスライム娘が押さえつけて来て……媚毒の影響で酸欠気味の頭と湧き上がる羞恥心に思考が回らないのですが、いくらファントムジェリー(スライムの変異種)とはいえ住処を特定されてプレイヤー達に襲い掛かられたら厄介な事になると思うのですが、その口調からは見つかるか見つからないかという状況を楽しんでいるようでした。


「だったら…無駄な抵抗を止めて、解放してくれませんか?」


「えーでもー、こまるのはどっちかなー?」


「ひぃ…ぅっ!?」

 「こんな姿を見られても良いの?」というようにニヤニヤ笑うスライム娘は軽くお尻の穴をほじるようにしながらクリ〇リスを撫でて来て、それだけで私の身体はガクガクと震えて小さな悲鳴が漏れてしまいます。


 そんな漏れ出る嬌声を慌てて押し込むのですが、私の反応を試すようにゆっくりと弄り回してくるスライム娘の指の動きに身体が跳ねてしまい、今にも声が漏れそうになってクラクラしました。


「はっ…あっ、あ゙あ゙ッ!?」

 そうして私はファントムジェリーを探して徘徊しているプレイヤー達から見つからないように頑張っているというのに、このエッチなスライム娘はトロトロの指で乳首をクリクリしてきて、お尻の穴を長い舌で弄り回してきて、股間をクチュクチュしながらクリ〇リスをニュルンと擦ってきたりと、人肌まで温まったスライム娘に抱きしめられたまま弄られると頭がおかしくなりそうです。


(今声を出したらっ!?だめっ、なのに…ッ!?)

 はひはひと息が漏れ、近づいて来る人の気配に私の身体はどうしようもなくドキドキしてしまっているのですが、駄目だとわかっているのに気持ち良いのが終わらなくて、そんなあさましい考えを見透かしたようにスライム娘が気持ちいい所ばかりを責めると頭の中がパチパチしてもう訳が分かりません。


「ん、何かこっちから水音が聞こえないか…?」

 そうして私の祈りも虚しくスライム達が徘徊する音に気付いてしまったのか、見ず知らずのプレイヤーさん達がこちらに向かってやってくるのですが……こうなったらもう私の心臓はドキドキしすぎて死んでしまうかと思うくらいで、そんなタイミングで……。


(ぷーっ!!)

 ()()()()()()()()牡丹から合図が入り、私は自然と口の端を上げました。


「どうやら私達の勝ち…の、ようですねっ!」

 いかされ続けて身体には力が入りませんし、極限まで魔力を吸われている状態なのでスライム娘はいきなり何を言い出したかと言うような顔をしたのですが、私は回復した残りカスのような全魔力を【ルドラの火】に込めます。


「むだよー、そんなことをしてもわたしがぱわーあっぷするだけ…で!?」

 そして搾りかすのような【ルドラの火】をその巨体で包み込み消化するように魔力を吸収していくスライム娘なのですが、私が限界まで魔力を引き出している事に気づいて顔色を変えます。


「ちょ、ちょちょっと、そんなことしたら…」

 このままだと私の魔力が完全に枯渇してしまいますからね、生かさず殺さずを徹底していたスライム娘は慌て始めるのですが……私はそんな言葉には耳を貸さずに残りの全魔力を【ルドラの火】に込めました。


「…さようなら」

 そうしてギリギリの状態で燃費の悪いスキルを使った私はそのまま自爆して……『臨時キャンプ地』にリスポーンした私は大きく息を吐きます。


「ぷー…」

 そして30センチくらいの木の枝を口に咥えた牡丹とノワールも一緒にリスポーンしてきて……どうやら牡丹達の方は上手くいったようですね。


「ありがとうございます」

 死亡した事で感覚が一度リセットされるのですが、感覚的にはまだスライム達に舐られているような気がして……とにかく何となく怠い身体を奮い立たせ、頑張ってくれた牡丹とノワールの頭を撫でてから咥えていた枝を受け取るのですが、確かにそれは品質Aの『精霊樹(アルバボッシュ)の枝』とその枝についている葉っぱでした。


(本当に…疲れました…)

 今回のクエスト(『精霊の幼樹』)は私が直接『精霊樹の枝』と葉っぱを取りに行く必要がありませんからね、ファントムジェリーに捕まっている状態から脱出するのが難しそうだったという事もあり、せめて牡丹だけでもと【マジックミサイル】で脱出させた後に魔導船まで走ってもらうという無理やりな作戦だったのですが……どうやら上手くいったようですね。


(出来たら脱出したかったのですが、途中で進化したのは予想外でした)

 ずっと捕まっている必要もなかったので出来たら脱出しておきたかったのですが、スライム娘に進化してからは私の行動を読んで拘束を続けてきたので脱出する機会がありませんでした。


 後は私が途中で力尽きたら牡丹も一緒にリスポーンしてしまうので搾り取られる事を心配していたのですが、生かさず殺さずに切り替えたファントムジェリーの選択ミスであり……正直に言うと牡丹の移動速度で魔導船の出航時間に間に合うのかが心配でしたし、リスポーンした事によってステータスがリセットされたとはいえ精神的な疲労はかなりのもので……まふかさんが戻って来る時間までもう少し時間がありますし、熊派が動くまではまだまだ時間があるので一度休憩を入れる事にしましょう。


(これだけ頑張ったのですから、オーバーした分(迷惑をかけた以上の事)はまふかさんの身体で返してもらえないでしょうか?)

 疲れていたのでそんな暗い感情を出しながらひとしきり静かに笑って牡丹達に若干引かれてしまったのですが、とにかく牡丹を頭の上に被って『翠皇竜のドレス』を修復し……目的は達成した(アイテムは入手した)と言っても不戦勝のような中途半端な感じですし、生み出してしまった?ユニークモンスターはそのうち必ず倒さなければいけないなんて心の中で決めてから、私達はお互いの健闘を称えながら本番(熊派が動く前)まで一旦ログアウト(休憩)する事にしました。

※ファントムジェリーの発音はやや平坦で、見づらい(聞きづらい)事は承知で平仮名オンリーです。そしてやや不完全燃焼なのですが決着は後日に持ち越しとなり、半場放置される事になったファントムスライムは怒りをぶつけるように襲い掛かって来たプレイヤー達を蹂躙し、突然現れたユニークモンスターとして幾多のプレイヤーと激戦を繰り広げながら第二エリアを荒らしていく事となります。


※少しだけ修正しました(3/30)。

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