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340:スッキリしました

 シールドビークやブッシュゴブリンとの戦闘は無事に終了したのですが、吸い取った精気が多すぎたのか身体がポカポカしてきたかと思うと子宮が強く疼いてムラムラしてきました。


(これは…不味いですね)

 ただでさえ【淫魔の証明】によって微弱な刺激が与え続けられているような状態ですし、痛いくらいに大きく尖った乳首がドレスに擦れるだけで息が上がって震えてしまいますし、タプンタプンと胸が揺れるだけで母乳が溢れかけてクラクラしました。


(とにかく一度身体を鎮めないと…)

 愛液が染み出してきて落ち着かなくなってしまうのですが……こんな開けた場所で始める訳にもいきませんからね、私達は近くの岩陰に隠れた上で動く物が近づいたらレーザーを放つようにプログラムした【魔水晶】をセットすると、淫さんは『才能の無駄遣いだな』というように呆れていました。


(だからと言って町に戻る訳にはいきませんし)

 『隠者の塔』にある宿屋(テント)をそういう目的で使っている人がいるのですが、魅了持ちの私が人の多い場所に行く訳にもいかないのである程度の妥協は必要です。


(それに牡丹達の補給も必要ですし)


『それは…まあそうだが』


「ぷっ!」

 淫さんは何か納得いかないみたいな様子なのですが、頑張って戦っていた牡丹は空腹なのかぴょんと跳びついてきたかと思うとグニョリと大きさを変えて両胸にしゃぶりついてきて、ある程度身構えていたというのに声が出てしまいました。


「はぁあッ、あっ…あっ…ああッ!?」

 パンパンに張った胸を圧迫されるだけで先走り液のように母乳が溢れてしまいましたし、牡丹が優しくペロペロと母乳を舐めるだけで腰が抜けるような快感が全身を巡り、コリコリと乳首を甘噛みされると頭の中が一杯になってしまいチカチカしました。


「ぷー…ぷーぷー」

 因みに母乳を吸う牡丹が言うには【淫気】を纏った私の身体に触れているだけでも気持ち良いとの事で、撫でて撫でてというように伸びたり縮んだりを繰り返していたので抱きしめてあげたのですが……【淫気】はその質感やら形状をかえられるので撫で心地も変化に富んでいてなかなか良いようですね。


 試しに【淫気】を纏った手で自分の身体を撫でてみると子宮がジンワリと温かくなって蕩けるような快感が走るのですが、腰の動きにあわせてゆっくりと焦らすようにヌルリと湿ったクリ〇リスの周辺をほぐすとそれだけで軽くいきかけるくらいに気持ち良くてビックリしました。


「ぷぃーぷー」

 そんふうに自分でも弱い所を弄りながら牡丹におっぱいを吸われるのは至福の時間で、まるで愛しい我が子に授乳しているような幸福感に包まれるのですが……まあ実際の授乳は育児の合間合間に行われるので色々ときつい行為なのだと思いますが、与えているという幸福感やら安心感やらが胸を通して身体全体に広がっていくような感じで、脳内に溢れるドーパミンやらオキシトシンによって幸せの中に溶けてしまいそうになります。


(これは…んっ、癖に…なりますね…あ、あああっ、今、そんなに乱暴に吸われたらっ!?)

 そんな状態で牡丹にぢゅるるると母乳を啜られると頭の中がチカチカして、グニングニンとおっぱいを揉みしだくように乳首をほじられると全身をピンと伸ばすような絶頂の波が押し寄せて来てしまい、私の口からは情けない声が漏れてしまいました。


「ふっはっ…ぁああ…ッ、ぃいいッ!?」

 吸われる度に射乳の絶頂が押し寄せて来ているような状況なのですが、噴き出た汗やら愛液までじっくりネットリ丁寧に舐めとられて割れ目をなぞられ広げられると身体がビクンビクンと跳ねてしまい、そんなタイミングで静観を決め込んでいた(我慢できなくなった)淫さんが動きます。


『相変わらずのようだが』


「ツ、ひィイイ!!?」

 牡丹が包皮を被ったクリ〇リスを吸いだすように吸引すると盛大にのけぞり潮を噴いてしまったのですが、それすらも美味しそうに啜られる恥ずかしさやら満足感が引いていく前に下着の内側を大きく変化させた淫さんの大きなモノが勢いよく膣内に挿入されてしまい、意識がバチバチと弾けて頭の中が真っ白になりました。


「はひっ…あっ…はッ…ひ…っ、あ゙っ、ぁ゙、あ゙あ゙あ゙あ゙っ!?」」

 牡丹におっぱいを優しく吸われながら淫さんが子宮を潰すような勢いで乱暴に突いてきて、全身を巡るよくわからない快楽の渦によって脳がゴンゴンと揺すられておかしくなりそうです。


『感度の高い最高の身体だが…チ〇ポのひと突きでよがり狂うとはとんだ変態だな』

 そんな事を言いながら淫さんが狭い膣内をゾリゾリと抉りながら一番奥まで一突きすると脳に刺激が突き刺さって来て、それと反対にキューっと締まった膣内から無理やり引き抜かれる時は全体を引っ掻いていくような感覚に痺れたのですが、そんな二種類の刺激が息をつく間もなく交互に叩きつけられて私は呼吸すら出来なくなってしまいます。


「はっ、はっ、あ゙、あ゙あ゙ーー…」

 こうなるともうただ2人から気持ち良いを与えられるだけになってしまうのですが、愛液を吸った下着が私の意思を離れてクリ〇リスを擦り上げるように蠢いて休ませる暇も考える暇も与えてくれません。そして常に細かくいき続けているような状態が続いたかと思うと溢れた魔力が【淫装(淫さん)】と牡丹に吸い取られていき……その吸引後の身体の怠さすらも心地いいフワフワとした感覚ですね。


(これは…駄目になるやつですね)

 引き返せない場所までやって来てしまったような気がするのですが、2人の食事を終えるまでいかされ続けた私は脱水症状に陥りかけていて、涎とか涙とかで酷い顔で、フワフワしていて、一抹の寂しさを感じていました。


(でもこれは…無性に人肌が恋しくなりますね)

 噴き出た汗が冷えてくると段々とそんな気持ちが膨らんでいくのですが、これも一種の賢者モードと言うやつなのでしょうか?脳裏に浮かぶのは泣きそうな顔をしていたキリアちゃんでありますし、昨日はまふかさんとグレースさんと言う良質な精気を貰い放題だったのでこの自慰ともいえる行為にどこか寂しさを感じてしまうのですが……そういえば【カウントダウン】も試さないといけないですし、この後まふかさんやグレースさんで試してみましょうか?


(きっと楽しいですよね……と、どうしました?)

 そんな事を考えていると淫さんが睨んできているような空気を醸し出していたのですが、どうしたのでしょう?


『お前は我らの前で……いや、お前のその無駄な精力の餌食が増えないようにソロで活動している方が良いのではないかと思っただけだ……そもそもお前はどういう育て方をされていたらそんな風に育つのだ?』

 まるで私が日常生活を送れないレベルの異常性欲者だとでも言いたげな淫さんなのですが、私の両親は引くくらい年中イチャイチャしていますし、母に至っては「2人とも大好きだから!」と家族3人でやりたがっているくらいの性豪で、父が「確かに目の中に入れても痛くないというくらいに可愛い愛娘だが、俺の一番はお前だけだー!」とか叫んで娘の目の前でイチャイチャし始めなければ巻き込まれるところだったりと……そんな娘の私から見ても気恥ずかしさを感じるくらい仲の良い両親と比べると私はごくごく普通の感性をしているのだと思います。


 因みにやや古い貞操概念をお持ちのお爺様とお婆様が「子供の教育に悪い!」と一喝したのと私の年齢が上がってきた事によって色々と問題が出てくる事を懸念されて1人暮らしを始める事になったのですが……それでもたぶん私の家族はごくごく普通に仲の良い一般家庭だと思います。


(特に変わりのない…ごく普通の一般家庭だと思いますが?)

 呆れてしまう反面そこまで愛し合っている事がとても羨ましいと思ってしまうような理想的な家族だと思うのですが、まるで『いやそれは普通じゃない』と言いたげな淫さんと牡丹は何とも言えない空気を醸し出していました。


『いや、もういい…お前がこうなった理由が少しわかった気がする』


(ぷー…)


「…?」

 そして何故か淫さんと牡丹は色々と諦めムードに入ってしまったのですが、私はよくわからないまま流れた汗などを【水魔法】で洗い流して、濡れた衣類は……まあ食事の為の焚火にあたっていたらそのうち乾くでしょう。


 そういう訳で休憩も兼ねて『スタミナ回復ポーション』を飲みながら先程倒したシールドビークのお肉を調理する事にしたのですが……自炊を始めた時に塩とコショウは購入しておいたのですが、流石に同じ味付けばかりだと飽きてしまいますね。


(とはいえ色々な調味料を買うのも面倒なのですよね)

 ゲーム内だとボタン一つで調理可能(自動調理)という訳でもないですし、持ち運ぶ量が増えると色々と面倒な事しか増えません。それにもともと私が料理をしているのは空腹を紛らわせる為ですし、必要最低限の食事が出来れば問題ないで買い足していくべきなのかは悩みます。


(それじゃあお腹も膨れてスッキリしたところで出発しましょうか)

 因みに味の方はまあ……可もなく不可もなくといった感じでしょうか?現実にシールドビークという鳥がいる訳ではないのでプロ(料理人)と比べる事が出来ないのですが、やや筋張った野性味ある鶏肉と言う感じでしたし、とにかくお腹は膨れました。もしかしたら香草などで下ごしらえしたら美味しくなるのかもしれませんが……まあお腹の中に入れば大して変わらないですね。


 そういう訳で色々と白熱してしまったので順番が変わってしまっていたのですが、火の始末などの移動準備を終えたらアルディード女王に会いに行きアイテムを受け取る事にしましょう。それからレナギリー達との和睦交渉に赴くのですが、『精霊の幼樹』の力を取り込んでいるという事以外は無策ですし、その辺りは情勢や熊派の動きを見ながら臨機応変に動く事にしました。

※補足する程でもありませんが、ユリエルの家庭はこの時代のごく一般的な家庭という訳ではなくかなり特殊な家庭ではあります。ただAIやロボットの発展で1人暮らしの難易度は年々下がってきていますし、高校生……場合によっては中学生が1人暮らしをしているというのは別に可笑しい事ではありません。そういう時代なのでユリエルは家から追い出された訳ではありませんし、家事が一切できなくても家事用ロボットを購入すればいいだけですし、ユリエルのマンションには実家から持ってきたそこそこのお値段がするロボットが1体居て家事全般をおこなってくれています。


※ブレイクヒーローズは偶数日投稿の為、次回の更新は3月2日の20時投稿予定です。

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