289:注文
ログアウトした時にシャワーでも浴びてきたのかまふかさんからはシャンプーやボディーソープの良い匂いがしたのですが……今はもうドロドロした雌の匂いでいっぱいですね。
「だか、らァ…何でいっつもいっつもっ、本当、に…せっそう…なっ、しぃッ!?なん…だか、ら…あ!?あああ゙あ゙あ゙あ゙!!?」
今回は私の痴態を見たまふかさんがモジモジしながら我慢できなくなったという感じに誘われたのですが、寝バックで尻尾を挿入して奥を優しくグニグニするだけで面白いように身体が跳ねました。
「襲ってきたまふかさんがそんな事を言うんですか?」
お互い同意の上で気持ちよくなっている時にそんな事を言われると些か理不尽な気がするのですが……その点を指摘するとまふかさんの顔が一気に赤く染まります。
「だって…はっ、はーっ、しかた、ないでしょ!?あんた、本当に…いろいろと、垂れ流しなのよ!毎回毎回それに付き合わされっ、んんっ、はっ、だから、ら…」
「だから?」
まるでスキルのせいだというようなまふかさんの言い方が不服で、私はグリンと体位を変えて意地悪な事を言う口を唇で塞いだのですが……舌を絡めると柔らかい粘液の擦れ合い以上のパチパチとした刺激に脳が焼かれてしまいます。
「ぷはっ……だか…ら、あーもうっ!!」
そのまま数十秒、口を離すと涎が橋を作りプンスカ怒っていたまふかさんも少し落ち着いたようなのですが、とにかくそんな感じにお互い気持ちよくなってからピロートーク気味に決して好きで【淫装】に弄られている訳ではないという事を力説しておきました。
「そういう訳ですので、別にやましい事をしていた訳ではありませんので」
そうはっきりと説明したのですが……。
「いや、どう考えてもあんたの性欲がやばいだけでしょ?」
まふかさんにはバッサリと一刀両断されてしまいます。
「楽しんでいるのは否定しませんが…」
それでも私だけではなくまふかさんも気持ちよくなっている訳ですしと、しっとりと汗ばむまふかさんの豊満な胸に手を添えるとそれだけで身体を震わせながら更なる刺激を求めるようにコリコリとした乳首を押し付け返してきたのですが……そんな風に反射的に動いてしまった事に対してまふかさんは恥ずかしさのあまり茹で上がってしまいました。
「ッ…だからこれは、あんたが…だから…」
湧き上がる肉欲に耐えるまふかさんはとても可愛らしくて、出来ればこのままもう一戦といきたいところなのですが……困惑したように私の顔を押しのけるまふかさんの困り顔があまりにも可愛らしくて、その可愛さに免じてこの辺りで手を打つ事にしましょう。
とまあそんなやり取りに呆れたのか、それともさんざん弄り回して満足したのか【淫装】さんが大人しいのですが、もしかして私達がイチャイチャしている間は空気を読んでくれているのでしょうか?
『そういう訳ではないのだが……』
私の疑問に対して何か言いたげな【淫装】さんがモゾリと動いたのですが、敏感になりすぎている身体は少し触れられただけで痛みを感じるくらいなのですが、ちゃんと痛みを感じないようにトロトロした柔らかさに調整されたゼリー状の触手が優しく肌を撫でて来る感じで……もしかしたらこれも【淫装】さんなりの優しさなのかもしれません。
『………』
そんな事を考えていると【淫装】さんは黙り込んでしまったのですが、何となく伝わるようなまだはっきりとはわからない【意思疎通】によると『とんでもない奴を宿主にしてしまった』みたいな事を考えているようなのですが……どういう意味でしょうか?
とにかく『淫装』さんが動くとゾクゾクと身体が震えて色々なものが垂れ流しになってしまうのですが、現在の私の種族とスキルだと体液の殆どが媚薬に近い物質ですからね、それをモロに受けているまふかさんは口元を手の甲で押さえて後ずさりをしようとしていたのですが……何か避けられているみたいでショックですね。
なのでとりあえず押し倒しておくだけ押し倒して首筋に唇を這わせておいたのですが、そんなムラムラした空気のせいで色々と確認しなければいけない事を忘れていました。
「話は変わるのですが、今牡丹が耐性装備を買うために『エルフェリア』に潜入しているのですが、何か種類や性能に対する要望はありますか?」
「んっ…って、ちょっと待って、本当にいきなり話が飛んだわね……そう、ねー……スキルの事もあるし、伸縮性のあるピッチリしたインナーとタイツ、後はお金が足りているのなら革系の軽鎧あたりが欲しいけど……そういえばサイズは大丈夫なの?ある程度は体の方に合わしてくれるけど、大きく違っていたら反映されないのよね?」
「それはまあ…そういう仕様ですが、サイズは大体わかっているので大丈夫かと」
今まさに揉んでいる胸の大きさやなぞる腰のクビレやお尻の大きさや形はしっかりと把握していますし、サイズに関しては大丈夫だと思います。
「ばっ!?」
ただ私がスリーサイズを把握していると言うとまふかさんは咄嗟に自分の身体を腕で隠そうとするのですが、何かもう今更ですね。
「まふかさんの身体はもう目に焼き付いていますから隠しても無駄ですよ?」
「そういう事じゃなくてっ!?」
まふかさんが何に対して怒っているのかはよくわからないのですが、イチャイチャしすぎていたせいでかなり待たせてしまっていますからね、早速【意思疎通】経由で牡丹に要望を伝える事にしましょう。
(牡丹…)
(ぷっ、ぷーう、ぷー)
(なるほど)
どうやら牡丹は待機時間の間に一通りお店を見て回っていたようで、即座に該当する装備の情報が返ってきたのですが……まずはその前に確認して欲しい事があるそうです。
「該当する物は幾つかあるみたいなのですが、布面積は大きいけど耐性が『微』しか無いのと、布面積は小さいけど耐性が『小』あるのだったらどっちが良いですか?」
「ぐっ、だから勝手話を進め!って……もういいわ…で『中』以上の物はないのよね?」
まふかさんは何か言いたげな顔をした後に長々と息を吐き出し色々と諦めたようなのですが、第二エリア開放でやっと属性装備などが出てきたくらいですからね、市販品で『中』以上の耐性装備はまだ置いていません。
そしてW Mで稀に流れているプレイヤー品の耐性『中』以上となると値段がとんでもない事になり競争倍率も凄い事になっているのですが、いつまでも全裸でいる訳にもいかないまふかさんの場合は選べる範囲で選ぶ方が無難でしょう。
「残念ながらまだ置いていないみたいですね、そして現状『中』以上の耐性となるとプレイヤー産かドロップ品を狙う方が現実的なのかもしれませんが…」
「お金か手間かって事になるのよね……じゃあもっとお金が溜まったら買い替えるとして、とりあえずまずは耐性『小』の方をお願いするわ」
「わかりました」
その事を牡丹に伝えるとすぐさま「了解!」と返って来たので服の件はそれでひと段落し、後は忘れないうちにまふかさんに『ユリエルユニオン』への参加申請を送っておきましょう。
「っと、そうね」
するとまふかさんは私の送った参加申請の画面に一瞬目を見開き、それから<了承>ボタンを押した瞬間に少しだけニヤけたのですが、すぐにそんな表情を誤魔化して視線を逸らしてしまいます。
「これであのスライムが帰ってきたらやっと武器の動画を撮れる訳だけど…あんたはどうするの?」
そんなすまし顔で内心はしゃいでいるまふかさんを見ているとムズムズしたのですが、とにかくこれで一通りの用事は終わりましたし、後はもう牡丹が帰ってくるのを待つだけだったのでイチャイチャしながら今後の予定を話し合う事にしたのですが、私の場合は魅了による行動制限が厳しいのですよね。
「そうですね、少しゆっくりしようかと考えていましたが…」
全裸になる事が無くなったまふかさんだけならどこにでも行けますしと、そんな事を考えている事がバレないように適当な事を言ってみたのですが……どちらかというとこれはゆっくりするしかないと言いますか『レナギリーの暗躍』は人の多い『セントラルキャンプ』を中心に進めなければいけませんし『アルディード女王への報告』は『エルフェリア』に行かないといけないクエストですし、折角なので【錬金術】とか【ルドラの火】とか上がっていないスキルでも上げておきましょうか?
「そう…ね、まあいいわ、どこかに行く時はちゃんと声をかけなさいよ?」
そんな風に適当にフラフラしようかという話をするとまふかさんは一緒に動画を撮りたかったのか少し残念そうな顔をしたのですが、配信者のまふかさんとしては別行動一択なのですよね。
「はい、その時は是非……これからもよろしくお願いしますね」
なので私達はクランメンバーの欄に私とまふかさんの名前が並んでいる事を確認してから、牡丹が帰ってくるまでは一緒に居ようと肌を寄せ合い唇を交わしました。
※余談ではあるのですが、ハーピー達に見つかりかけたりしながら必死こいて『隠者の塔』と『エルフェリア』を往復して来た牡丹が見たのは2人がイチャコラしている姿で、激高した牡丹は買ってきた服をまふかさんにぷっへと叩きつけたりするのですが、その辺りのイチャイチャシーンは残念ながら一身上の都合によりカットさせてもらいます。




