277:超振動
私達は『クヴェルクル山脈』を昇っている最中に、腕がハゲワシで足は鷲という女性型のモンスターに襲われたのですが【看破】の結果は予想通りハーピーで、レベルは31と32と36と、だいたいストライプベアやホブゴブリンと同レベルのモンスターがザコ敵として当たり前のように出て来るようになったみたいですね。
「KiiKAKA!」
「KYUKIAAA」
「K-aAAKA」
そうして悪だくみをするように顔を突き合わせるその顔は美女そのものという感じなのですが、どこか邪悪さを秘めた様子のハーピー達はカラカラとした甲高い人ならざる者の言葉を発しながら話し合っていたかと思うと、お互いの顔を見合わせながらニタリと笑い、嗜虐的な笑みを私達に向けました。
「これは碌な事を考え…ふぅっ、んんっ…あぁ…あッ」
そんな挑発的な視線や戦闘前の高揚に反応したように【淫装】がザワリと動いたかと思うと、私達が抑える前にいきなり両乳首をカプリと咥え、舌のように柔らかい触手が先っぽをなぞり絡まり扱き上げながらピンッと弾き、身体が反応してしまいます。
(待ってください…今は)
(ぷー!!)
とにかく牡丹と一緒になって鎮めに入るのですが【淫装】は戦闘前だという事などお構いなしというように母乳を啜り蠢き、足が震えて力が抜けてしまいました。
(音をたて…ぁ…んんっ)
そしてただ吸うだけならまだ可愛げがあるというものなのですが【淫装】は下品にぢゅるるると音を立てながら催促するように乳首を噛み噛みしてきて、その度に私の身体が面白いように跳ねてしまい、母乳を無理やり吸われる射精感と酩酊感にクラクラします。
「って、何であんたは悶えてんのよ!」
「違います、これは…ぁんッ」
とはいえ流石に戦闘前にそこまで激しい妨害行動はとらないみたいなのですが、そのせいで余計に生殺しのような状態が続きますし【淫装】が立てる音はまふかさんには聞こえていないのか私が1人で悶えているように見えたりと……色々と質が悪いですね。
「ひぃうッ!!?」
そして次は前を責められるかと身構えていると、私の予想を裏切るように【淫装】はお尻の穴を舐めるように蠢いたかと思うとツプリと浅く入って来て、お尻の皺を一つ一つ伸ばす様にグニグニと厭らしく動き始めました。
(そんな、とこ…!?)
自然とお尻とお腹に力が入ってしまうのですが、そうすると締め付けられた【淫装】の動きがよりいっそう激しくなり、ビチビチと動く肉芽の動きに腰が浮いてしまいます。
「ふぅ、ぁぁああ…」
そして自然と漏れた声が恥ずかしくて顔が熱くなり、私の身体が昂る程【発情】などのスキルが活性化して能力が上がり感度が上昇していくのですが……確かにこの刺激に耐える事が出来たのならこの上に無いバフになるのかもしれませんが、こんな状態では到底落ち着いて戦う事が出来ません。
「だから喘がないでって、気が散るわね!!」
とにかくそんな感じで大変な目にあいながら私には自己強化が入ったのですが、通話が鬱陶しかったのか一時的にミュートにしたまふかさんは『デストロイアックス』を構えて肩からかけていたアイテムを近場の木の下に放り捨てながら、いつから出していたのかわからない動画撮影用のカメラを飛ばしていました。
こういう咄嗟のカメラワークが上手いので良い映像が撮れるのだと思いますが、そんなカメラが回っている状態でいつまでも悶えている訳にもいかないと思うのですが……これがなかなか厳しいですね。
(撮られて…)
(ぷーぃ…)
ゴクリと知らず知らずのうちの唾を飲み込んでしまい、クラクラとした頭のまま何とか牡丹と協力して【淫装】を制御下に置いてから、私達も遅れて空を見上げます。
何かもう戦闘が始まる前から汗だくですし色々な汁が滴ってしまったのですが、近接オンリーのまふかさんからすると空を飛ぶ敵というのはどうしようもない相手ですし、周囲がトゲトゲに囲まれているので有速を利用しての突破というのも難しいのだと思います。
そうなると私達がメインに動かないといけませんし【淫装】の動きもあって感覚は研ぎ澄まされて能力も上昇しているのですが、攻撃が届かなければ何の意味もありません。
相手は正々堂々というタイプにも見えませんし、遠距離攻撃を繰り返して嬲り殺しにする気満々と言う様に高度20メートル前後を旋回中で……【魔翼】と『ベローズソード』を使えば何とか攻撃を届かせる事ができるかもしれないというギリギリの高度を保ちながら、攻撃準備を整えていました。
因みにハーピーの股間は流石に羽毛に覆われていたのですが、そこそこたわわな巨乳は丸見えという見た目ではあったのですが、モンスターだからセーフなのでしょうか?
まあ今更その見た目にツッコミを入れるのは野暮かもしれませんしと気を引き締めるのですが、相手が羽ばたくたびにその胸が揺れて……少々目のやり場に困りますね。
後は何をする気なのかわかりませんが、股間から生殖器みたいな物がチラチラ見えたのですが……やっぱり負けたらそうなるのですねと思いながら、私はつい目を細めてしまいました。
「KI-aAAAA!!」
「来、ます!」
「わかっているわよ!!」
とにかくその中の一体……一番レベルの高い個体Aが甲高い声を上げたかと思うと、空気が揺らぐようにして一陣の風の刃となり飛んできたのですが、私達は大振りな一撃を左右に散開するように避けました。
すると今まで私達が立っていた場所に大きな亀裂が入ったのですが、威力が高い代わりに狙いはわかりやすいですし、弾速も遅いですね。
(ただ…これは、んっ、牽制…)
岩山を削られ砂煙が上がり視界が塞がれると、その隙に残りの2体のハーピー達……BとCが左右に散開して翼を広げたのが見えたので、これはただの挨拶代わりという事なのでしょう。
「ああもう、降りてきなさいよ!!」
遠距離攻撃の手段が無いまふかさんはそんな敵の動きに対して文句を言っているのですが、相手からすると地上に降りて来るメリットがありませんからね、私達の攻撃が届かない位置から攻撃を続けるというのは理にはかなっているのですが……流石に私ももう少し接近戦を挑まれると思っていたので当てが外れる形になっていますし、このまま遠距離攻撃で押し切るつもりなら何か対策を考えないと不味いですね。
「Ko-OOOO!!」
「KOOOO!!」
そして不利だとは思いつつ1対3の空中戦を仕掛けようかと考えながら【魔水晶】を防御用に展開していると、左右に展開していた二体が少し違う羽音を立てながら何かしらの攻撃魔法を広範囲に放ってきて……密生する『リュミエーギィニー』のせいで回避もままならない私達を巻き込むように炸裂し、足が止まります。
「ふッ…ゔ!?」
その攻撃は至って単純な振動波だったのですが、いきなり空気がヴィ゙ィ゙イ゙イ゙イ゙イ゙と振動したかと思うと乳首やクリ〇リスのような敏感な所を重点的に揺すり、鈍く全身に広がる振動に揉みほぐされてしまい、身体の奥底から湧き出てくるような感覚に足元がフラつきました。
「ひっ゙!?」
「ま゙っ…ゔぁ…」
あまりにも広範囲に及ぶ攻撃に対して防御用に出していた【魔水晶】が早々に割れてしまったのですが、それでただでさえ【淫装】のせいでコリコリに勃起した乳首や敏感になってしまった身体が一気に揺さぶられるようになり、身体が強張り硬直してしまいます。
(振動が、つよ…ぃぃい、ッ…グッ!?)
何かしらの魔法的な空間を作り上げているのかその振動に終わりはなく、弱まり始めてやっと消えるのかと思っていると重ね掛けされてまた振動が強まったりと、弄ぶような緩急に揉み扱かれながら、どれだけ身を捩ろうと逃れる事の出来ない振動を押し付けられ続けると身体が反応してしまい、股間からは次から次に愛液が溢れ出して来ました。
そんな滴る愛液すらも振動波に揺すられるという有様で、骨盤から膣や子宮、それから卵巣までも容赦なく揺すられ昂るような奇妙な振動の前では全身が性感帯になったようで、全身が蕩けてしまいそうになります。
「っ゙っ゙…はっ、ぁああ゙!?ん゙ぉ゙お゙っお゙お゙お゙お゙ーーッッ!!?」
纏う【オーラ】ごと揺する振動が弾ける度に頭の中がパチパチと弾けてはしたない喘ぎ声が漏れてしまうのですが、同種の攻撃を受けているまふかさんに至っては【狂嵐】の効果が上乗せされているので余計に苦しそうで、重点的に狙われた乳首などはパチパチとした電気が舞い散っていて、酷い喘ぎ声をあげていました。
「KUo-OOxx!!」
そんな喘ぎ声を聞いているとこちらまで変な気持ちになってしまうのですが……集中しないといけないと思いつつ、身体を蝕む振動に呼吸があがり、ガクガクと足が震えてしまいます。
こうなるともう上空から容赦なく降り注ぐ風の刃を避けるので精一杯で、そんな悶える私達を弄ぶようにニヤニヤと笑うハーピー達の攻撃が続き、女体を知り尽くした彼女達の振動は緩急入混じり私達を追い詰めていきました。
このまま我慢できずにいってしまえば身動きが取れなくなり相手の思うつぼだという事はわかっているのですが、終わりも切れ目も無い振動に意識を保つ事が精一杯で、反撃すらままなりません。
(それ…でも!)
私は一瞬の隙をついて投げナイフを投げてみたのですが、これだけ指が震えていればまともに投擲する事は出来ませんし、距離もあるので簡単に避けられてしまいました。
「KOOOOOx!!」
「ああぁ、ああっ…ぁあっぁぁあああ!!!?」
そしてお返しと言う様に3体のハーピー達は碌に身動きすら取れない私達に次々と厭らしい振動波を当て続け、ひときわ強い振動波が脳をとらえて弱い所を揺すると頭の中が真っ白になってしまい、股間からは恥ずかしい液体を噴き出しながら、私はついにその振動に屈するように膝をついてしまいました。
※デバフ(物理)。
※少し修正しました(10/14)。




