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空駆ける天秤  作者: 湊 京一郎
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虚無

ガードナー大戦時代。

この世界に生きる、知恵を持つ種族。

人間族、獣人族、海人族、森人族、背翼族、魔族の全六種族がそれぞれの目的のた為に争った戦争。

その大戦では六種族全てが全総力を投入して、一種族に一つ「兵器」を生み出しました。

強大な力を持った兵器同士の戦争は、大陸を炎の海に変え、大海を朱色に染め、大空から鉛色の雨を降らせました。哀しみの雨です。

損失に耐えきれなくなった全六種族が一斉に白旗を上げたことで約二百年続いたその大戦は幕を閉じました。

その大戦で全世界総人口の三分の一の命が天へと旅立って行きました。

本当に沢山の人が亡くなりました。

それぞれの国は二度とその「兵器」を使うことのないようにその武器を一箇所にまとめて「封印」というおまじないを施しました。

そこで初めて「兵器」に名前を付けました。

その力の強大さを、恐ろしさを「凶神器」という名前に込めて。

そしてその「凶神器」は今も何処かで眠っているのです。

「エルリオの天秤」に護られながら。いつまでも。

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