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0 プロローグ〜世界最強の国〜

杞優橙佳です。

小説家になろうでは初連載となります。


プロローグは読み飛ばしていただいても構いません。

 世界最強の国と言われてどこを思い出すだろうか。


 どれだけの面積を占めたかを国の強さとするならば、7つの海を制した大英帝国だろう。しかし大英帝国は多数の分散した地域を植民地として支配したのであり、これらの人々の意志を統一し尊重できていたのかは疑わしい。


 一方で、ひとつの大陸の中、陸続きの国として多数の民族を「仲間(イル)になる」という概念でまとめたのはモンゴル帝国だろう。

 モンゴル帝国は、モンゴル高原の遊牧民を統合したチンギス・カンが1206年に創設した遊牧国家で、西は東ヨーロッパ、南は東は中国、朝鮮半島まで、ユーラシア大陸を横断する帝国を作り上げた。最盛期の領土面積は約3300万km²で、地球上の陸地の約25%を統治し、当時の人口は1億人を超え、三大洋全てに面していた。


 今はこのモンゴル帝国を類似例として取り上げたい。




 時は2800年代。


 800年前の大戦争で世界は一度滅亡し、人間は再び鍬と剣を持って始めなければならなくなった。バラバラになった世界の中に、マタリカ大陸という巨大な大陸が浮かぶ。面積で言えば1500万㎢程度。


 そのマタリカ大陸の中に、「仲間になる」という概念を持って各民族を納得させながら、大陸の2/3を占める巨大な帝国を築いた国がある。


 それがスーパーステイトだ。この物語はスーパーステイトが隣国アルテリアに侵攻するちょうど半年前、2840年の夏に始まる。



舞台は800年後の地球。

世界が一度滅び、再び鍬と鋤から始めた後の世界です。

地名は完全オリジナルに一新されています。


正直なところを言えば、地球的な比喩表現をするために地球を舞台にしています。

ですので細かいことはあまり気にしないでいただけますと幸いです。

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