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孕んだ死体  作者: かしま
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プロローグ

鮮やかな鮮血が舞う。


人としての尊厳が踏みにじられた肉塊が雨のように降り始める。


中心に立つ男は静かに、ただ静かに鉄の塊を振る。


「お前のせいだ、お前のせいで俺の家族は」


腕が取れ、頭のネジが外れた男の断末魔が響くが、最初から聞こえてないように男が踏みにじると、まるで元からそうであったかのように死んでいく。


中年の男、少年たちと国中の男たちが集められた討伐軍の最後の一人が肉塊とかす。


「これで、終わりか」


最後の言葉だと知らず男がつぶやく。


その瞬間一人の少年の刃静かに男の胸を貫いた。

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