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第10話:なんか引っかかるな…(By幽魔)


※修正完了です。昨日この話を読んでなかった人はお気になさらずに…。



えーと、若干更新が不規則になりそうな予感がする今日この頃…。


いや、できる限り頑張るので応援よろしくー。



第10話です。


またキャラが増えます。


とりあえず…どぞっ。

    

 えーっと…オレたちは、おそらく旅館であろう建物の前に立ってるんだが…


「ここ、兄の親友がやってる旅館なんだよ」


 兄の……どうりでこんな…。



 いまは夏だそんなことはわかってる。


 

 でも…




――ここは夏なのに北極だった。



 え、意味がわからないって?そのまんまの意味だ。ここは北極なのである。旅館の名前、そして外見が。真っ白…全部真っ白だった。壁やら何やらみんな。


「兄…ここはどこ?」


「北極」


「いや、そりゃ書いてるけどさ、でかでかと『北極』って。なぜに北極?」


「お兄さんの友人だからねぇっ…ぜぃぜぃ…」


『うん、なっとく』


「おいみんな、なっとくすな。つーか颯太いつのまに?」


「みんななぜ俺を置いていったぁっ…ぜぃぜぃはーはー」


『あ、忘れてた』


「なぜぃっ!」


 くっついた…


「それのことはどうでもいいからさー。ここホントに旅館?寝たら死んじゃいそうなんだけどー?」


「それってな…」


「だいじょぶ。以前あまりの寒さで死者が出たから、それ以後気温は普通になってる」


 颯太がなんか言いかけたけど兄の声でかき消された。ってゆーか尋キャラ変わったな…かなりの毒舌だ。そのほうが印象に残からみたいな?口調は今までどうりスローリーだけど(変態っぽさが抜けた?ってゆーか変態が颯太に移った?)。



「あー…あえてつっこまないけど、まぁ中は普通なんだよな?」


「………」


「え?普通じゃないんですか…?」


 オレが言おうとしたことを…


「ん…ちょっと…ま、とりあえず入ろうぜ」


 不安だ…。


「じゃあ中入ろう」





―――――――――――





 えー、北極の中です。なんかこれだけ聞くとすごいな。そして中は………


「中も北極っ!?」


 その通り。中も北極だった。


 外と同じであたり一面真っ白…ていうか氷?…じゃないか。触ってみたらそんなに冷たくなかった。


 かなりリアルだ気温は二十度ほどあるのになんだか寒気がする。そして周りにはアザラシの格好をした人たちがいっぱい…従業員かな。


 兄の親友ってどんな趣味してんだよ(従業員の人たちはなんか悲しそうな目をしてた)。


 ん…あれは…


「おぉー兄君久しぶりですね」


「よお大地」


 つっこむのも忘れてしまった。なにせ、そこにいたのはけっこうなイケメン。だけど…



『シロクマ!?』



 …そう、シロクマさんだった。


「なんでっ………」


 かなりつっこみたいけど初対面で、かなり好印象なこの人(顔は)につっこんでよいものか…?


『………』


 みんな同じか…


 沈黙………


「あのーどうしました?」


『あなたがどうしました!?』


 はは…長い間一緒にいると思考回路も似るのか?



――――――――――



「すみません。この格好ですよね…」


 うーん、やっぱ好青年(顔と言葉づかいは)。


「大地さん…ですよね?」


 初印象は大事でしょ。言葉づかい気をつけねば。


「はい。私、北野大地といいます」


 きたのだいち……ん?


――北の大地!?


 だからこんな…


「はい。お察しの通りこの趣味は私の名前がこんなだからです」


 心読まれた!?


「これは…なんか名前がこんなですから北の方に興味を持ったことが始めでして、そのままのめり込んでここまでに…という感じです」


「あの…大地さん?あれは…」


 綾だ。こいつ年上だと猫かぶりやがるな。あそこのアザラシのことを言ってるらしい。アザラシの着ぐるみを着てても一応人だぞ。あれ呼ばわりすな。


「あの人たちですか。まぁこんな趣味ですし従業員にも北極スタイルでとお願いしてます。一応私トップなのでシロクマ。あの人がたは下っ端なんでアザラシです。あ、でもそれなりの給料は払ってますんで。」


 じゃなきゃやってらんないだろ。あと下っ端って、地味にひどいこと言ったなこの人。…あーあ、やっぱ変人か…オレの周りに普通の人はいないのか<幽魔もその類に属してるような…異常な程ツッコミだし>。まぁあの兄と親友なんだ。そうだろうと思ったが…


「そうですね。変人かもしれませんね」


 オレの心に答えた!?


「あの人たち変人なんですか…?」


 楓だ。まぁあのタイミングでこのセリフ…そう捉えるのが普通だ。でもオレは違う…この人はオレの心の声に返事をかえした。…どういうことだ?


「おい大地…」


「おとと。いけませんね。つい…。あ、ではお部屋へ案内しますね」



――――――――――



 オレたちは、男四人で一つ、女二人で一つの部屋で寝ることになる。で、部屋の中は………広っ!?


「うわぁっ…これどうなって…。颯太だけど。」


「あ、これね。だいじょぶ。壁に北極の写真貼ってるだけだから。兄ですよん。」


 またそれか…じゃなくて写真?…よく見るとたしかに。


『なにこれー!?』


 隣からも声が…綾たちだな。あっちもおんなじか。



 ソファーもあった…でも普通のじゃない。シロクマの毛皮が被さってる。なんか他にもいろいろ細かいとこがこってるわぁこれ。ここまでする?




 …まぁ、そんなことより。さっきの大地さんの言葉…なんか引っかかる。



 おとと、つい?



 ついってなんだよ。


 それから、さっきからあの人オレの心の声が聞こえたかのような返答をよこしてやがった…。なんか…不思議な人だな…気になる…



「おい弟。とりあえず風呂入るぞ」



 風呂?…まだ考え中なのに。…まぁいいか、今は忘れよう。なんか寒いし(実際室温20℃)。



 風呂でも入ってリフレッシュだ。




また超能力…


調子乗りすぎたぁ〜!



調子乗って路線変更しまくりの作者ですが、コメントなどお願いします。



てゆーか読んだ人はみんな書くのだ!



すんません。また調子乗りました。


読むのやめるとか言わないでね…(汗っ。

                                                     

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