第1話:オレ?ただの受験生さ
ちわっ!スガリーです。
まず始めに小説は初です。これ、何度も言うと思いますが、初心者なので違和感その他いろいろあると思います。
それでもOKな人はどぞっ。
えーっと、なんじゃこれ…。三角形ABCと三角形DEFの合同を証明しなさい…?んーわからん。あっごめん、自己紹介してないな。オレはどこにでも転がってる受験生(転がってる?)。名前は…いや、やめとこ。名前聞いて逃げられちゃ困るしな(作者が)。
「さっきから何ぶつぶつ言ってんのよ」
「いや<読者様に>自己紹介をちょっとね」(<>の中は小声で)
「は?自己紹介って何をいまさら。もう7月じゃないのよ」
「あ…いやその…まぁ、んなことどうでもいいじゃん。それよりさ、これわかる?」
「む…なんか流されたような…ま、いいや。どれどれ〜ってあんたこんなのもわかんないわけ?マジで高校行く気あんの?」
「すんませんね。どうせオレはバカですよ」
こいつは幼馴染の機織綾。こいつが頭ちょーよくてさ。テストは常にベスト3には入ってんの。あーうらやましい。神様ーなぜこんな性格悪い女が頭良くて、まじめな青年は中の下くらいの頭なのですか?
「そりゃあんたの勉強が足りないだけでしょーが。それから性格悪いとかきこえたけど?」
「あれ?声出てた?しょーがねーじゃんその通りなんだしさ」
その通りなんだけど、けっこう顔はかわいいんだよなーこいつ。あーもったいない。
「何ニヤニヤしてんのよ、キモイ。ただでさえ名前が不気味なんだから顔くらい普通にしなさいよ」
「グサッこんのやろ…一番気にしてることをー」
そのとき、後ろから声がした。
「ゆーくんたち〜。さっきから何ラブラブしてんのかなぁ?」
「「してねーよ(してないわよ)!」」
あ、ハモった。
「「む…誰がこんなやつとっ!」」
「ふふふ〜仲いいねぇ♪」
「「だまれ」」
「なっ…ごめんごめん謝るってば。二人とも、そんな怖い目しないでってー」
「「死ね」」
「ひどい…」
こいつは古林尋。尋と書いて変態と読む(冗談ね)。ん?どこがって。しゃべり方、行動、言動etc…
まぁ簡単に言うと全部。それと、ゆーくんってのはオレのことだ。やめろっつってんだが…。
「変t…ひどいなぁ弟よ。兄さん悲しいっ」
「だからそれがキモイんだよ。…キモイ…」
ちなみにこいつ、オレの双子の兄だったりする。あぁいやだ。
「二回もきもいって言わないでぇー」
「だからっそのしゃべり方が…」
「古林×2うるさいぞ!」(先生)
「「すっすいません…」」
そういや今授業中だった…
「ぷっ怒られてるし」
「うっせ。何で綾だけ怒られんのだ」
「それは私が成績優秀で、容姿端麗で……で……で……だからよ」
「(ボソっ)ったくそんなだから彼氏できねーんだっての」
「(ボソっ)言えてるー」
「何かいった?」
「「いや、何も」」
こういうとこでなんとなく兄弟を感じるな。
―キーンコーンカーンコーン―
「よしっこれで今日の授業終わり。あとダブル古林。てめーらちゃんと勉強しねーとマジで高校落ちるぞ」
「「はい…」」
ホント勉強しねぇとな…めんど…。
<放課後へ続く>
読んでくださってありがとうございます。
主人公の名前まだ出てきてないです…。次回あたり出てきます。って言ってもあらすじに書いちゃってますが…。あと、季節ズレまくりですがあまりお気になさらずにー。
3回目ですが小説初心者(以下略)ですが生暖かい目で見守ってください。
評価・感想・アドバイスその他いただけると励みになりますー。