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第7話 旅の準備を進めた結果3

今日は朝から城下町で装備や食料、旅の道具の買い出しを予定していた。

でも昨日の夜に見つけ出した無限収納(エターナルバンク)とその中身によって、その準備はいらなくなった。


食料は地球のお供え物が大量に入っていて、しかもこの無限収納(エターナルバンク)は収納しているものの状態を自動的に管理している。


食べ物なら時間を停止して鮮度を保ち、

装備類なら常時手入れして最高の状態を保ち、

素材になりそうなものは素材ごとに自動的に分解し保存する。


暇つぶしで作った装備も入っていた。

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神造兵器『ミカエル』『ラファエル』『ガブリエル』『ウリエル』

女神が暇つぶしで作成した武器。

『ミカエル』は火の力を持ったソリのある片刃の剣、所謂刀と呼ばれるもの。

火の力を纏わせながら斬ることができる。

『ラファエル』は水の力を持った弓。

矢がなくとも、空気中の水を集め、水の矢を作ることができる。

『ガブリエル』は風の力を持った銃剣。

風を集め弾丸を作ることができる。

また、風の刃を作り出すことができ、見た目以上の間合いを持つことができる。

『ウリエル』は土の力を持った杖。

魔法を使うときに岩盤のように硬い障壁を作り出すことができる。

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武器に関しては、間違いなくこの世界の最高クラスの武器レベルのものだろう。

ほかにも神話の時代から持ちっぱなしだったものが多数ある。

これらを使えるのであれば、町で買えるような装備はまったくもって必要ない。


そうなってくると昼前にはもうこの国を出発できるだろう。

そんな風に今日の予定の変更を頭の中で考えている私こと地球の女神の左腕にはいまだに眠り続ける裸の王女様が抱き着いていた。


思春期の男の子の気持ちがよくわかった。

あれはとてもではないけど抗えない。あんな気持ちいい・・・いや、これくらいにしておこう。


眠り続けているクリスを起こし、行動を開始する。

目を覚ました途端に昨日と同じように暴走し始めたが、昨日で学習したので止まらなくなる前に落ち着かせる。

昼前には出ることを伝えると、慌てて部屋に戻っていく。


そんなに慌てなくてもおいていくなんてことはしないんだけどなぁ・・・


一応旅の準備はできていた。


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