第46話 ダンジョンを攻略してみた結果10
仕事やら資格試験の勉強やらで更新頻度を下げています。
2~3日に一度の予定でしたが、ちょっとそれも難しいかもしれませんが、極力頑張ります。
体調不良も重なって、更新遅くなりました。
ぼちぼち更新頻度上げれるように頑張ります。
バファラの突撃に合わせて、今度は火薬入りのミサイルを放つセイラ。
狙いは鎖を振り回している手元だ。
見事狙い通りにデュラハンの右手に直撃する。
激しい爆発がデュラハンに襲いかかる。
・・・デュラハンは無傷だった。
結構な火薬の量だったけど、衝撃で振り回す手を止めさせるだけだった。
けど、セイラはそれが狙いだったらしい。
振り回されていた致死量の暴力が止まったことで一気にデュラハンに詰め寄るバファラ。
鎖を掴んでいる右手に『破拳』を当てる。
ミサイルの直撃と『破拳』の2連撃にもデュラハンは耐えた。というよりもやはり無傷だ。
しかし、2連撃によりデュラハンが纏っていた幽鬼のほとんどが吹き飛ばされていた。
いつの間にか近づいていたカシスが弾丸を同じ個所に12発当てる。
さらに追い打ちと言わんばかりに、風の刃で同じ個所を斬る。
デュラハンの右手はまだ健在。若干右手に亀裂が入っているようだ。
『氷の槍ッ!』
ナルシスの氷の槍が右手の亀裂に突き刺さる。
突き刺さった個所が凍り付いていく。
『三つに分かつ雷の槍ッ!』
氷の槍を避雷針にして、雷を亀裂に直撃させる。
魔法2連撃によって亀裂の入っていた右手は少し融解していた。
天井までジャンプしたバファラが天井を蹴って手刀を振り下ろす。
的確に一点だけ集中し続けて攻撃した結果、バファラの手刀によって右手が切断することに成功した。
隕石のような衝撃を与えた手刀は、地面すら亀裂が入っていた。
頭を振り回すのが唯一のデュラハンの攻撃方法なのだけど、起点となる右手がなくなってしまったのでこれで実質攻撃手段はなくなった。
あとはもう、目も当てらないほどやりたい放題だった。
残った手足を凍結させて身動き一つ取らせず、切断した右手から鎧の内側に攻撃していく。
弾丸やら魔法やら指弾やら、挙句ミサイルもぶち込むほどだった。
爆発により鎧の中全体が爆発したけど、核は破壊できなかった。
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さんざんフルボッコにしたせいでデュラハンの四肢は散らばっていて、デュラハンはもう身動き一つ取れていなかった。
そんなかわいそうなデュラハンは、こんな状態になっても核が破壊されていない。
「・・・もしかして頭の中?」
イライラし始めた4人を見ながらつい呟いてしまった。
ハッとした様子でこちらを見る4人。
デュラハンの顔もこちらを見ていた。ものすごく涙目だ。
うん、ごめんね。気付いちゃったんだ。
・・・むしろ、もう少し早く気付いたほうがよかったかな?
頭の装甲もかなりの強度で、攻撃がなかなか通らなかった。
なまじ硬いせいでデュラハンも身動きもとれず、ひたすら攻撃を受けるというかわいそうな状態だった。
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さて、ここからは私の出番だ。
ここまでみんなの状態を見て、パーティーメンバーも決めた。
けど、とりあえず一週間で進めるところまで進める必要もあるので、一気に進めていこうと思う。
「さぁ、みんな置いてかれないように気を付けてね?」
一応みんなに声をかけてから駆け始めた。
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11階のウルフ階は、『メタトロン』と『サンダルフォン』を使って、エンペラーウルフを含む上位種もろとも、動き出す前に仕留めていった。
12階のボア階は、『カマエル』を使って、突進してくるボアたちを壁にめり込ませながら進んでいった。
13階のリビングアーマー階は、『ミカエル』を使って、装甲ごと核を斬っていった。
14階のプラント階は、除草剤を使って、除草しながら進んでいった。
15階のアンデッド階は、『神聖魔法』を使って、次々と浄化させていった。
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うん、我ながらチートだなぁ。
ボス部屋まで30分で着いた。
後から着いてきてるはずだったみんなは、息を切らせながらようやくたどり着いた。
体力のないセイラとカリンとカシスはバファラとミストに担がれていた。
あえて、地図帳は見ないでボス部屋の中に入る。
そのほうが面白いしね。
・・・ボス部屋に入るとツタが生い茂っていた。
あー、これは完全にプラントですわー。興ざめですわー。
何がいるかなーとワクワクしながら入りたかったのに、入った瞬間にわかるとか超興ざめですわー。
『アーク』を装着して一気にボスであるジャイアントマンイーターへと駆ける。
即座に距離を詰めて、ゼロ距離まで近づく。
「ハァッ!」
掛け声と同時に力を籠める。所謂寸勁というやつだ。
バファラの攻撃は拳法というよりは格闘術に近い。
だからあえて、拳法を見せておきたかった。
攻撃の手段は増えても損はないし、その分幅が広がる。
ジャイアントマンイーターが爆発四散する。
魔力をちょっと込めすぎたみたいだ。
まぁ、魔力を込めなくても寸勁の浸透するダメージで倒せてただろうけど。
さーて、20階まではあと少しだし、もうひとっ走りしますかね。
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16階はゴブリン階改め、鬼人階だ。
オーガまで出現するようになってきた。
一応ゴブリンも子鬼族とか言うし、オークも豚鬼族とか言うし、オーガは完全に鬼人族とかだし。
『ラファエル』を使って、一網打尽にしながら進んでいった。
17階はスライム階だ。
壁に張り付くスライムも、天井に潜むスライムも、分裂したスライムもすべて『ガブリエル』で撃ち抜く。
少し多めに込めた魔力で内包した風をスライムの体内で拡散させて破裂させる。
魔力で生成した風の弾丸は弾切れを知らず、足を止めることなく進んでいった。
18階はまたウルフ階だ。
より強靭に、より素早くなった上位種もいたけど、それらをすべてまとめて『火魔法』でこんがり焼きあげていく。
狭い通路なので逃げ場もなく、某世紀末の世界よろしく火炎放射器の如く焼き払っていく。
19階はボア階改め、ビースト階だった。
ボア種以外にもサルっぽいのや虎っぽいのがいろいろ出てきた。
まぁ種類とか関係なく、『ミカエル』で斬り進んでいく。
20階はリビングアーマー階改め、人形階だった。
リビングアーマーのほかにマリオネットやマッドパペットと言った人形種も出始めた。
あえて素手で装甲をはがしたり、人形たちを引きちぎりながら、ちぎっては投げ、ちぎっては投げて進んでいった。
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ふぅ・・・ちょっとやりすぎたかなぁ。
ジャイアントマンイーターを倒してからここまでで約1時間で着いてしまった。
みんなはまだ前の階層を走っているっぽい。
・・・うん、やりすぎたな。反省反省。
ちょっと頑張ってみた。
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