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『残念イケメン』

すみません

なんか書く気がでてきて2話投稿できました...。

 


 次の日、体育祭の練習が来週から本格的に始まるということがわかった。


 それにしても突然だな...と思ってしまったが体育祭の実行委員会の中で昨日決まったらしい。


「おいおい綾、大丈夫なのか?」


「何がだ?」


「綾、超運動音痴じゃん...」


「その言い草はないだろ()、俺のことは体力が乏しいだけだ」


 俺が大野と言っていると「そろそろ悟って呼んでいいのにな?」と言ってきて、俺は大野のことを悟と呼ぶようになった。


 それもこれも今日の話だ。


 距離感が少し近いが、何かとこう名前で呼び合うのも青春なのかな?と思ってしまい、少し憧れていたので呼んでみたら気に入ったのは内緒だ。


「それにしても仮装レースってなんだよ...まじで困ったな...」


 単純なルールだからこそわからないのが仮装レースだと言えるだろう。


 走って仮装のお題取って着替えて走っての繰り返し。

 それだけ言われれば簡単なのだがみんなに俺の仮装が見られるというのは結構恥ずい事だと思う。


 最悪黒歴史になって後から脅される可能性もあるのだ。

 それでも俺はやらなくてはいけないという使命感があった。


 雅先生に「男に二言はないよね?」と念押しをされている。


 どの競技にも補欠はいるのだが、今年初の仮装レースには補欠がなしになっていた。

 誰が決めたのかわからないが少し決めたやつの顔を殴りたいと思ってしまった。


 そして俺が出る、二個目の種目は借り物競争、これは実際に俺が勝てると思う競技だった。


 借り物競争は中間地点のお題を保護者や生徒たちから借りてゴールするという単純な内容の競技だった。

 これは実際に足の速さや運動神経などは関係なく、お題の運だろうし、これなら充分いけるだろうと考えていた。


「まぁ綾ならなんとかなるでしょ」


「いくら俺でも運に頼る以外方法はないぞ...」


「というかさ、噂で聞いた話なんだけど、仮装レースの仮装女子用が多いらしいぞ?」


「いやいやいや、男女各1名だからね?それで女装しろとか言われたら困るわその場で投げ捨てる」


「嘘嘘!それっぽく言ってみただけだから、イケメンも仮装レースに出るのに女装させてたら意味ないだろ?」


 実際に悟の言う通りで2年部のイケメン、3年部のイケメンそして1年部のイケメンもでてくるらしい。


 あれ...俺だけイケメンじゃないよ?白髪で肌が白いだけの男だから...。


「俺不利だったりする?」


「1位とったら反感かうかもしれないな?」


「まじ?」


「う・そ♪」


 俺がそう言うと悟は笑顔でそういってきたが声があれだった。


「きっも...」


 俺の呆れた声が悟の心へとぶっ刺さっていった。



 ◇



「よっし!綾今日こそ三人で遊ぶぞー!」


 放課後になって悟の頭は遊ぶことでいっぱいだったらしい。


()()も誘ったのか?」


「もしかしてダメだった?俺と二人きりが良かっ「いやそれはないから」」


「酷くね!?それ地味に酷いやつだから!」


「はいはい」


 俺が悟に対して適当に返しているとしばらくしたら竜馬が来た。


「神城さん、今日も素敵だったな綾!」


「はいはい...」


 この二人は良い奴ではあるんだが、二人とも特殊的すぎで俺が間に入っている感じになっている。


 二人とも顔はイケメンと言ってもいいくらいなのにクラスの女子では「残念イケメン」と言われてしまっている。


 フォローをしておくと中身は良い奴なんだけどね?ちょっと特殊なだけだよ、いや異常なだけかもしれないが...。


「それで何処に行くんだ残念イケメン共」


「「は?」」


「あ...」


 ついつい考えていることを口に出してしまったようだ。

 こいつ達は自覚しているので、残念イケメンという言葉に異常なほど、敏感だった。


「次言ったら神城さんの情報10個教えないといけないからな!」


「次言ったら購買の焼きそばパン一日一人一個限定のを一週間買わせるからな!」


 二人はそう言ってから俺に対して今回は見逃してくれるらしい。


「地味にめんどくさいやつ言ってくるよね?お前たち...」


 本当にこいつたちは残念イケメンだな...と思ってしまった。



 ◇



 その後俺たちはゲームセンターにきていた。

 と言っても竜馬と悟がいきたいと言うので来ただけだった。


「くっそ、取れねぇ...」


「違う!もうちょっと右!」


 竜馬と悟はクレーンゲームを必死にやっていた。

 何故かと言うともう、三千円をこの台に使っている。


 必死になるのも少しは分かるが冷静に取れば良いだけの話だった。


「おい!左だって言ってるだろ!」


「あと数センチ右だって!」


 遂に竜馬と悟で喧嘩?が始まってしまう感じになった。


「もういい、俺に任せろ」


 そう言って俺は竜馬と悟をどかしてクレーンゲームをプレイしていた。


「で、ここをもう少しだけ右にして、奥はここらへんでと...よっし取れた!」


「「おおぉ〜!!」」


 竜馬と悟るからは歓声が出てしまっているがこの台はまだ取りやすい方だと思うのだが楽しめたならそれでいいかと思った。


「やるな!綾」


「流石だな...」


「まぁ、何度がここに来たことあるからな」


「くっそ三千二百円損した、最初から綾にさせてたら良かった...」


 どうやら悟は今日持ってきている金が尽きたらしい、それで俺は景品をもう1回取って二人にあげたらなんか喜んでいた。


「今日はありがとな!綾、残念イケメンのことはチャラにしてやる!」


 何故かしら上から目線の悟。


「今日はありがとう、綾。それにしても神城さんはクレーンゲーム得意なのかな?」


 相変わらず変わらない竜馬。


 俺はお前たち二人を見てやはり思ってしまう。

 残念イケメンなんだな...と。

第三章は夏編にしようと思いましたが第三章は体育祭編だと思ってください。

第四章が夏休み編になります。

理由としましては自分の頭の構想的にその方がいいかなとなりました。



今回の話では更に仲良くなった三人組です。

ちなみに悟と竜馬は「残念イケメン」と言われてますが綾は「色白男」と言われてます。

女子より肌が白かったりするので羨ましがられてたりします。

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