日本の回りは敵だらけだった。
太平洋戦争と繋がる大切な事なので、日清、日露戦争までの、流れをさらっと書いてます。
なお、差別を表記してますが、私はそのような意図も感情もありません。
もし、不愉快思いをされたら、申し訳ありません。
他にも、簡略の為、かなりの事柄を省いております。
初めに日本は、日清戦争から太平洋戦争まで、終始一つの事に、目的を置いていてました。
それはアジアの近代化と列強化です。
その理由は、人種差別の撤廃です。
人種差別。今でこそ軽蔑されてますが、当時では当たり前の事でした。
日本人同士ですら、部落単位で差別するのです。
部落差別の苛烈さは、正に不条理そのものです。
詳しく述べると、脱線するので流しますが。
我々の価値観から見れば「アホだろ?」と怒りを通り越して、呆れてしまう程です。
近年、ようやく世代が代わり、部落の場所も忘れられ。『部落』という言葉も、戒めとして自粛する様になりました。
さて、同じ人種や民族ですら、苛烈な行いをするのが、人間です。
これが、肌の色、体格が変われば、どうなるでしょうか?
奴隷。アパルトヘイト。民族浄化。
愚かで残虐や行いを、平気でするのです。
我々、黄色人種も例外ではありません。
明治時代に結ばれた不平等条約。
これが、何より物語ってます。
更に言うなら、東南アジアでの苛烈な奴隷制度。
インドでの不平等な扱い。
インディアンへの弾圧。
人種を広げれば、アボリジニに対する人間狩り。
等々、挙げればキリがありません。
そんな中、後発でありながら、唯一近代化に成功したのが、日本なのです。
特に、日本に衝撃を与えたのは、アヘン戦争での清国の敗退です。
この事変は、日本人の危機感を煽り、明治維新に繋がる事になります。
それから僅か二十八年で、清国を退け、朝鮮半島、台湾を取るのですか、その危機感は理解でると思います。
地理的に見ても、対イギリス、フランス、ロシアを警戒しているを読み取れます。
その予感は当たり、日露戦争が勃発する事になり、アメリカの仲介で、ロシアから大きく譲歩を引き出し勝利しました。
これは歴史的な快挙であり、有色人種が、白人列強に対して、近代戦争で初めて勝利した瞬間でもあり。
日本が、白人を敵に回す瞬間でもあります。
白人列強から見れば、面白くない筈です。
劣等種の黄色い猿が勝ったのですから。
しかも、時代は喰うか喰われるかの、世界規模の戦国時代です。
そして日中戦争に、繋がる事になります。
さて、この様に日本の回りは、既に包囲されていた事が、大方理解出来ると思います。
なお、出来るだけ、簡略をした為。日清朝鮮駐留。李氏朝鮮の扱い。かなり省略してます。
その中には、日清朝、共に数々の悲劇が、あった事も事実です。
参考文献。
ウィキペディア。
日露戦争の真実。
太平洋戦争。
他、多数。