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私の愛した召喚獣  作者: 樹兎
第四章 暗雲
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閑話 山下静香

【閑話 山下静香】


□■□ 山下 静香 Side □■□


 目を覚ますと白い天井が見えた。

 いつもとは違う部屋・・・私どうしたんだっけ・・・

 

 そう、オークと戦ってる時にロックウルフから左腕を取られたんだ..。

 私、腕を無くしたんだ・・・ハァ・・あれ、左腕ある?

 (思わず右手で左腕を触ってみたある・・ちゃんと動くし・・・)

 

 よく見ると入院したら着せられるような病衣着せられてるって事はやっぱり怪我したのは夢じゃ無かったんだ・・・

 

 あっ、パンツも着替えさせられてる。ノーブラだわ。うわーっ、あそこまで見られちゃったのかぁ・・まあ、意識が無かったから良かったけど、意識があったらもう、耐えられないわ・・・

 

 思い直してみた・・・ロックウルフに左手を食いちぎられて倒れ込んだ時に目の前が暗くなって体に”ガン”と衝撃を受けた時に気を失ったんだわ。

 皆無事なのかしら?、そう言えばここは何処?、

 

 佐藤明美は辺りを見回してみたが、初めて見る部屋だった。いつもと違う雰囲気の部屋の為、急に不安になってきた。..

 

 今まで、見た事のない部屋だわ。

 そう言えば、何だか懐かしい声が聞こえた気がする誰の声だったのか。..あっ、リナだわ、リナの声が聞こえた気がする。でも、リナは今頃、奴隷に・・・


 リナ達が逃げ出したのはすぐにばれてすぐに捜索隊が組まれたけどなかなか見つからなかった1ヶ月ほどしてから勇者らしい黒目黒髪の5人組がガイドを傭った事が突き止められ、結局、脱走から3ヶ月後に国境を越えたところでガイドの死体が発見されてリナ達の遺体は発見されなかった。

 

 王女によるとガイドは魔物では無く人に殺されていて5人の姿は無く遺体はおろか血痕すら無く足跡もそこで途絶えていたらしい事から恐らく5人は捕まって男子は鉱山奴隷として、女子は性奴隷として売られているだろうという事だった。

 

 あぁ~ぁ、私は今からどうなるんだろうなぁ~そんな事を考えているとドアが開いてメイド姿の女性が入ってきた。

 ジェシカさんと言うらしい、年齢的には同じかチョット上って感じの少しきっちりしたと言うか厳格って程ではないけどああいうのがメイドなのかなぁなんて思ったりもした。

 

 私が意識が戻っていると知って驚くと、”今はゆっくり休んで下さいね。”って言われた。怪我自体は治ってるけど、出血がかなり酷くてショックを起こしていたらしいので今動き回るのは禁止ですって言われた。

 

 確かにそう言われると体はだるいし、ちょっとくらくらする。ここから逃げられそうもないし、逃げる体力も無さそう、そもそも何処へ逃げる?、結局捕まってもっと悪い事になりそう。

 

 暫くうとうとしていると・・・ドアをノックする音が聞こえたので”どうぞ”って答えるとメイドのジェシカさんと知らない女の子と同年代ぐらいの男の子が入ってきた。

 小さな女の子が言うにはここの領主らしい...

 ここはイルメニア王国で王都の屋敷らしい。なんと愕いた事にリナや悠人がいるらしい、今は領地で働いているから夜には帰って来ると言った。

 

 私には今は体を治せと言った領主は『後の事は相談に乗ると』言った。

 

 ここが王女の言うとおりなら問答無用で性奴隷なんだろう。相談に乗ると言う事は彼の性奴隷になればここに置いてやるって事なんだろう、ならなければ恐らく性奴隷として奴隷商に売られるか娼館に売られるかのどっちかなんだろうなぁ。。。

 

 リナはきっと前者を選んだんだね、昼間は働いて夜は彼の相手・・・

 悠人は多分、リナと一緒にいたくてここで奴隷になる道を選んだんだろう。

 他の3人の話は出なかったからきっと売られたか殺されてるのよねえ。。

 

 きっと抵抗すればするほど酷い目に遇わせらるんだろうなぁ・・夜の相手ってどんな事をされるんだろうか?、私の知ってる知識以上の事も一杯あるんだろうなぁ・・でも、リナと一緒なら案外耐えられるかも知れないわ。

 

 昼間働かされてるって事そんなに酷い事はされないのかも知れない、足を切り落とされて逃げられないようにしていたぶるなんて事はないよね。そんなだったら昼間は働けないし。。

 案外、彼に気に入られたら楽に暮らせるかも知れないわ・・

 

 ふっと気になったので、股間を触ってみた・・

 いつもと変わらない・・・何かされてるって事はないみたい・・・

 まあ、見られてるのは確かだけど意識がないうちにするのが好きな人もいるらしいけど、そっちはないみたいでちょっと安心した。

 

 ま、そうなったら覚悟を決めてやるしかないわね、具体的な事はリナに聞いても多分、大丈夫よとしか言わないと思う。

 

 どうせされるのなら気に入られて方がお得よね、頑張ろう。

 もう、武器を持って魔物と戦うのは散々だわ・・・

 

 そう決めると随分と心が軽くなった。もちろんその場になればまた違うと思うんだけどどうにかなるわ・・・

 

 ♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*゜♪

 

 部屋をノックする音が響いた。..

 『どうぞ!』

 

 「静香、元気?、大丈夫!!」

 入ってきたのはリナだった、仕事帰りにしては元気そう?、そんなにハードな仕事ではないのかな?、どうやら後に悠人君もいるみたい。

 

 「うん、何とか大丈夫だよ。」

 「奈津さんが連れてきた時はびっくりしたよ。緊急のけが人って事で対応に出たら静香だったからほんと驚いた。..後、数分遅かったら助からなかったよ。後で助けてくれた、美琴さんや奈津さんにお礼を言っといた方が良いよ。」

 

 「へっ、えっ、なに、奈津さん?、恵さん?、誰?」

 そんなに言われても名前には心当たりが無くちょっとばかりパニクりかけてきた。

 

 「リナ、そう、一遍に言ったら何が何か分からないよ。」

 

 「あっ、ゴメン、静香はさぁワイバーンにご飯としてお持ち帰りされてるところをここの奈津さんって言う人が助けたの、その時の静香はもう酷い怪我で、左腕はないし、内蔵ははみ出してるしで正直なところ生きてるのが不思議なぐらい酷い状態だったよ。それを美琴さんが回復魔法で治してくれたの」

 

 「領地から私と悠人でここに運んで来たって訳、静香は私が着替えさせたから悠人には見せてないから安心してね。」

 

 「そうだったんだぁ、正直な所、その辺の記憶が無くて怪我したところまでは覚えてるんだけど・・・そうそう、リナの声が聞こえたのは覚えてるからあぁ~ここは天国なのかなぁって思ったりしてたよ。その時はもうろうとしてたんだけど・・」

 

 「ゴメン、リナ迷惑掛けてごめんなさい、悠人君もゴメンね!!!」

 「うん、気にしないで良いよ。怪我見た時はちょっとびっくりしたけど・・」

 静香が運ばれてきた時はそれもう、生きてるのが不思議なぐらい酷い状態だった、上半身の服はぼろぼろで腹部にはワイバーンの爪で傷ついたのかそこから腹圧で腸がはみ出していた。左腕は無く出血も酷くてショック状態を起こしていた。

 

 「ちょっとぉ、悠人何処見てんの?」

 リナが悠人の方を見て睨んでいる・・・

 

 「へっ、きゃ・・・」

 

 「慌てて毛布を胸まで上げた・・・」

 ノーブラの為に乳首の部分がしっかりとわかっているのを忘れてたわ・・

 恥ずかしい・・悠人君にまじまじ見られた・・・

 

 「もう、悠人はスケベなんだから、もう、そんなところまで辺境伯にまで似なくて良いんだからね。」

 「す、すいません・・・つい、魔が差して・・・」

 悠人は照れくさそうに頭をかきながら謝ってきた。

 

 「いいのよ、気にしなくて男の子だもん、気になるよね、こっちこそ気を付けるべきだったのにごめんなさい。」

 男の子だもん、やっぱり気になるよねぇ見るのは当たり前よね、それを責めちゃ可哀想だわ、でも領主の辺境伯はスケベなんだ・・・

 

 「もう、幾ら静香が許したからって私はそう簡単には許さないんだから・・・」

 リナは顔を膨らまして怒っている。

 

 「うっ、悪かったよ、ほら、つい、最初の時のが蘇ってきて・・・つい、あっ!」

 「えっ」

 「へぇ・・」

 

 「おれ、ちょっと飲み物でも持ってくるよ」

 悠人はその場に留まると大変な事になると、危機管理能力が最大限の警報を鳴らしたので慌てて逃げ出した・・・

 

 「リナ、今の何?」

 「うん、実は静香が運び込まれた時は一刻も争う事態だったの、で服はもうボロボロだったら美琴さんが切り裂いたのね、で治療するにも静香は痙攣していたから私と悠人で押さえてたの・・・でも、ほら、緊急事態だったからそんなには見られてないと思うよ。」

 

 「うん、大丈夫・・」

 

 「有り難う、そんなに気を遣ってくれなくて良いよ、状況が状況だもん仮にしっかり見られていても仕方ないよ、それで助かったんだもん、感謝してるわ」

 

 「そ、そう、それなら良いけど・・・彼奴も悪気があった訳じゃないし・・」

 「ふっふぅっ、やっぱり悠人君は庇うのね、好きなんだぁ、もう、関係は進んだのかな?」

 

 「な、何言ってるのよ、彼奴とはただの幼なじみよ、それ以上でもそれ以下でもないわ」

 「無理しちゃって・・・周りは皆知ってるのに・・・バカみたい・・」

 「えっ、そんなに思われてるの?」

 

 「なに、知らなかったの?、ふぅーーん、知らぬは本人ばかりのみってねぇ」

 

 「ねぇ、所でリナは大丈夫なの、元気そうだけど・・ここの生活辛くない?、」

 「全然、むしろ学校行ってる時より楽しいわ、昼間は治療院で美琴さんの手伝いをしてるし・・・ご飯だって美味しいよ。他に愛彩さんとか恵さんとソフィーちゃんとかみんな優しいしね・・」

 

 そっかぁ、昼間は看護師みたいな事をやってるのね、リナらしいと言えばリナらしいなぁ・・思ったより待遇は酷くないみたいだわ~

 

 「ねぇ、リナ他の3人は殺されたの?、それとも奴隷として売られたのかしら?」

 「へっ、未来や信二達なら日本に帰ったわよ。」

 「分かってるの、本当の所はどうなの?」

 (きっと口止めされてるんだろうなぁ、本当の事言ったら殺されるとか・・」

 

 「やっぱり、王城にある魔方陣から帰れるの?」

 「えっ、王城にはそんなのないわよ。帰るには辺境伯の転移魔法で帰れるのよ、この国では辺境伯しか使えないの。。」

 (なるほどねぇ、そういう風に教え込まれているんだ、康太が帰還の魔方陣なんかないって言ってたけど、案外本当かも知れないわ)

 

 康太は言っていた。召喚魔法はある特定の条件に合った者を呼び寄せているので魔法としてまだ、理解できないこともないけど、送還魔法となるとどの世界のどの場所に送るなんて無理があるって知りもしない世界の場所に仮に遅れても高度100mだったり、水深100mだったりしたら即死だし・・・かなり無理があると思う、もし出来るとしたら召喚魔法とセットで呼び出した場所から呼び出した場所へ戻すって言うのならまだ分かるけどって・・・でも、そうなると送還魔法も召喚魔法もセットで同じ場所にないとおかしいって・・

 

 ドアをノックする音が聞こえてきた・・・

 「どうぞ!!」

 静香がそう答えるとジェシカが入ってきた。

 「夕食をお持ちしました。お一人で食べられますか?、介護は必要ありませんか?」

 「あっ、すいません、大丈夫です。」

 

 「そうですか、では、お食事が終わった頃にまた下げに参ります、」

 「それから明日は体調が良ければ起きてもいいそうですよ、それでも過激な運動は控えて下さいとの事です。あす、体調が良いようでしたら着替えの洋服はこちらで用意しますので言って下さいね。」

 「今日はお食事が終わったらゆっくりと休まれて下さい。」

 

 「リナさんもお食事の用意が出来ております、皆さんお待ちですよ。」

 「あっ、はい」

 「静香、あたしご飯行ってくる、明日の朝、出かける前にまた見に来るね。」

 

 「うん、今日は本当に有り難う。」

 (夜はやっぱり領主の所で相手するのかしら・・・)

 

 ♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*゜♪

 ・・・深夜・・・

 □■□ ルーカスの部屋の前 □■□

 

 静香はルーカスの部屋の前でドアに耳を着けて聞き耳を立てていた・・・

 リナが真っ最中って事はないよね。もう、終わって部屋に戻ったかしら・・

 特に音がしないのでゆっくりとノブを回してみる。

 鍵は掛かっていなかった。

 部屋に入ると、僅かな照明の辺境伯が寝ているのが分かったので辺境伯のそばに立った。

 (ここからどうしたら良いのだろう、なんて声を掛ければ良いの?、覚悟は決めてきたのにいざとなると体に震えが来てこれ以上動けない・・・)

 

 静香は着ている病衣を床に落とした・・・

 下着も脱いで手放すとふぁさっとゆかに落ちた・・・

 

 ルーカスが寝返りを打った時、静香の存在に気がついた。

 「ん、ここで何してるの?」

 「・・・・・・」

 

 「だ、抱いて下さい・・・、は、初めてなのであまり酷い事はしないで・・・」

 

 「へっ、ど、どうしたの?、誰に言われてきたの?」

 

 「だ、誰も言われてないです。私頑張りますから、私をここに置いて下さい。」

 

 「それはちょっと無理かなぁ・・」

 「そ、そんなぁ、リナは良くてあたしは駄目なんですか?、相談に乗るって言ったじゃないですか?」

 

 「いや、ちょっと誤解だって」

 「私はリナと違っておっぱいが小さいから駄目なんですか?」

 

 「おっぱいは関係なかったりするんだけど・・・」

 

 「わーーーん、えーーん、ヒッグ、ヒッグ、あーーーん」

 静香は大声で泣き出した・・・

 「ちょ、ちょっと待った・・・、とにかく止めて・・泣くのはなし・・」

 

 「何してるのーっ」

 アメリアがドタバタやって駆けつけてきた・・・

 

 「えっ、嘘・・この強姦魔!!」

 「ぼぐっ、バキッ、ドゴッ、ズカ、ガゴッ!!」

 アメリアにたこ殴りされているが抵抗のしようがないので一呼吸終わるまで待っている。

 「た、た、助けてくれーーーっ」

 

 「はぁ、何が助けてくれよ、あんた、怪我人に何してるの?」

  アメリアが夜叉の様な形相で睨んでいる・背後には鬼がいる様だ・・・

  

 騒ぎを聞きつけて皆、ぞろぞろと起きてきた・・・

 俺が悪い訳ではないんだけど、とてもいたたまれない気分で精神がガリガリと音を立てて削られて行くのが分かる。

 

 「さあ、あなたも服を着なさい」

 「こんな夜中に騒ぎを起こして、もう、二人ともリビングへ来なさい、皆は部屋で寝なさい・・って無理なようね・・良いわ、皆でリビングで話をしましょ。」

 

 ♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*゜♪

 リビングへ下りてきた。

 

 ルーカス、これはどう言う事なの?

 「目が覚めたら、この子が裸で立っていて、抱けって言うから拒否したら泣きだしたんだ・・・」

 奈津はじろりと確認するかのように見ている、ソフィーは逆に心配そうに見ている。

 

 「静香さんだったっけ、言ったどうしたの彼が言った事は本当なの?」

 「はい」

 

 「どうして、そんな事しようと思ったの?」

 「ここを追い出されたくなかったんです、リナも楽しそうな感じだったからきっとそう酷い事はされてないと思って私も奴隷商に売られるよりはここで一人を相手した方が良いって思ったのに、リナな良いのに駄目って言われて・・・」

 

 「奴隷商に性奴隷として売られるのかと思ったらもう、悲しくて・・・」

 

 「はぁ・・・」

 「ルーカス、まさか冗談でもそんな事言ってないでしょうね。」

 「おい、おい、俺は奴隷商に売るどころか、奴隷の言葉すら出してないぞ、駄目って言ったの本当だけど、逆に良いよって抱いちゃう方がもっと問題だろが」

 

 「静香、もしかして私が領主の夜の相手をしているとでも思ったの?」

 リナは自分が領主の夜の相手をしているのかと思われてちょっとむっときている

 

 「違うの?、だって楽しい、帰りたくないぐらいって言ったじゃない、領主も優しくしてくれるって・・」

 

 「な、な、なに、ばっかじゃない、私が領主と関係有る訳がないじゃない、そんな事したらソフィーちゃんに殺されるわよ」

 

 「私はルーカス様があなたを無理矢理、手込めにしても何もしませんわ、でも、あなたがルーカス様をたぶらかしたのなら罰は受けて頂きますわ。・・・もう、殺してって言うぐらいには・・うふっ」

 ソフィーは笑顔で答えていた・・・背後には黒い霧が漂っている、みな、ゴクリと息を飲み込むのだった。

 

 「ソフィーもややこしくなるからそれくらいにして・・・」

 奈津が間に入って話がややこしくなるのを防ぐ・・・

 

 「リナはどうしてここにいるの?、悠人君は奴隷ではないの?」

 「私は私の意思でここにいるの、一度は帰ろうとは思ってるけど、また、ここに来たいって思ってる。悠人は一度、帰ったんだよ、でもお母さんがこっち来てるから迎えに来て何となく帰るのが延びてるだけ・・・ちなみにあなたを治療してくれた美琴さんは悠人君のお母さんよ」

 

 「えーーっ、悠人君のお母さんがどうしてここにいるの?、治療もしてくれたって・・、えっ、どうなってるの」

 「悠人君のお母さんは私達5人が帰る準備が整うまで不安だろうって来てくれてたの」

 「じゃ、3人は帰ったって言うのは本当なの?」

 「だからそういったじゃない・・・」

 

 「えっ、そんなに簡単に帰れるの?」

 「私はどうなるの?、誘惑した罰でお仕置きなの?」

 

 「大丈夫、今回は訳もあるしソフィー様も許して下さるわ」

 

 「ねぇ、ソフィー様!」

 「まあ、今回は無かった事で構いませんわよ。」

 ソフィーは今度はきちんと本物の笑顔で答えていた・・・まあ、初めから今回の事でどうにかしようというつもりはソフィーには無かった。

 

 「ね、だから帰れるのよ!」

 「ほ、ほんとに帰れるんですか・・」

 

 「あぁ、今、他に日本から来てる人もいるから一緒に送っていくよ、ちょっとごたついていてね、まあ、2,3日中には帰れるからゆっくり体を治しなさい。」

 「はい、すいませんでした。」

 

 「静香、良かったね、うん」

 「じゃリナ、悠人君としてるの?・・・」

 

 「ば・・・ば・・馬鹿な事言わないでよ。」

 リナは顔を真っ赤にしてしどろもどろになっている・・・

 

 はい、はい、今日はもう、遅いから寝るわよ・・・

 奈津が話し合いを締める

 

 「おい、無実の罪でタコ殴りされた俺はどうなるんだ・・?」

 

 「はぁ?、それは二人の問題でしょう、アメリアと二人で解決しなさい」

 「さぁ、皆寝るわよ、解散、解散!!」

 奈津は勝手にしろとばかりにこっちに振ってきた・・・

 

 「アメリア、ちょっと部屋に来い。」

 「・・・はい・・・」

 

 部屋にアメリアと戻ると、アメリアは謝ってきた・・・

 「ゴメンね、でも女の子が裸だったから・・・」

 「おれが信じられないのか?」

 

 「そうじゃないけど、私はまだだからすこし不安なの、ゴメン」

 そんな事を言うアメリアがとても愛おしく見えてきた・

 本来なら一番最初の女性のはずなのに随分と待たせてしまった。

 

 「んっっ」

 俺はアメリアの口をふさいだ・・・

 

 ゆっくりとベッドに座り、口づけを続けた・・・

 唇を離すとアメリアが呟く・・・

 「ルーカス、少し怖い」

 

 「大丈夫!!」

 

 「うん・・・優しくして・・・」

 「うん・・・」

 

 俺はアメリアと同じベッドで朝を迎えた・・・

 

 

最後まで読んで頂きましてありがとう御座います。

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