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私の愛した召喚獣  作者: 樹兎
第三章 領地改革
58/115

女子会

2018/08/28:誤字&脱字を修正しました。

【女子会】


 リビングから食堂に移動して皆で今日の出来事などを話ながら夕食を取った。

 夕食が終わってお茶を飲んでいた。

 

 「ルーカス様、お母様の荷物なんですが、ちょっとお部屋に入らなくて整理しなくちゃ行けないので明日までマジックバックをお借りしてていいですか?」


 「あぁ、あれね、あれはお前にやるよ、今からは必要となるだろうからな」


 「えぇーーっ、貴重な物ですよねぇ・・いいんですかぁ~。」

 

 「あぁ、使ってくれ・・・でも、お母さんの荷物は整理して置けよ。」

 「はい・・・」

 アトリアは思いがけずマジックバックを貰えたので凄く嬉しそうにしている。


 「アトリアちゃん、お母さんの荷物取ってきてあげたんだ・・・」

 「はい」


 「久志、お母さんの荷物変にあせってなかった?」

 「はい、私一人で行ってきましたから・・・」

 

 「ふーん、そうなんだ、で、二人は?」

 「お留守番されてましたよ。」


 「そうなんだ、何か変わった事はなかったぁ・・?」


 「うーん、そうですねぇ、そう言えば、暑いからって靴下脱いだり、パンスト脱いだりって変ですよね、私だったら上着脱ぎますけど・・・・」

 

 「ふーーーん、愛彩、どういう事かしら?」

 「愛彩さんどういう事なの、」

 

 「えっ、えぇーーっ、ほんとに暑かったんですよ~」

 「ん、ん、何処が熱かったのかな?、その辺の処、別室で深く聞きたいわ・・・」

 愛彩はアメリアと奈津に両脇を抱えられて引きずられて行った。

 

 「アトリア、あんな事言わなくて良いだろう・・・愛彩が可哀想だぞ!!」

 「えーーっ、何の事ですか?、私、10歳児だから分かんないです。」

 「マジックバック、やるの辞めようかなぁ・・・」

 (此奴分かってて言ってる。ぜっーーたい、分かってて言ってるな、都合が悪くなると10歳児持ち出すなんて卑怯するだろう。)

 

 「あっ、ごめんなさい、でも、奈津さんが先に約束していたんですよ~先約が優先でしょう。」

 どうやらおれと愛彩をしっかり監視するように奈津に約束させられていたらしい。

 愛彩への尋問が終わると間違いなく俺も連行されるだろう、正直逃げたい・・・逃げようか?

 

 「ルーカス様、どんと構えていらして良いんですよ。何も悪い事はしていないんですから・・・、まさか、ここで逃げようなんて卑怯な事は考えていらっしゃませんよね。」

 恵に釘をさされた・・

 心読めるんかい?、って見れば分かるよね、しっかり挙動不審だもんね。

 

 「もちろん、逃げたりしませんよ。えぇ、当たり前じゃないですか?」


 「あら、やっぱり私が思っていた通りのお方でしたわ。」

 (め、恵さん、その裏がありそうな笑いは怖いです。)

 

 □■□ 奈津&アメリア Side □■□

 

 愛彩はアメリアの執務室に連れ込まれていた。

 

 「な、なに、私が何かしたの?、こんな連行されるような覚えはないとは言えないかぁ・・・」

 ちょっと、にへらぁとわらう愛彩だった。

 

 「なに、思い出してニヤニヤしてるのよ、で、そうなった訳ね。」

 「はい、なりましたぁ・・幸せでしたぁ・・・」

 愛彩は隠しても仕方ないし正直な気持ちを白状したのだった。

 

 「うん、良かったわね、おめでとう。何時なのかなぁっては思ってたのよ、ちょっと心配してたからちゃんと報告して欲しかったなぁ・・」

 

 「あぁ、もちろん、後で言おうとは思ってたのよ、まさかリビングで発表する事でもないし・・・」


 「アハ、それもそうね。」

 「あぁ、私も流石に無理かも?」

 奈津とアメリアは素直に愛彩の意見に同意した。

 

 「いよ、いや、次はアメリアの番よねぇ・・」

 「そうかなぉ・・・ってソフィーさんが順番てきには先出し・・・」

 アメリアは多分ソフィーが先なんだろうと予測している様だった。

 

 「あら、眷属になった順番なんて関係ないと思うわよ、ソフィーとアトリアには多分成人するまで手を出さない気がするなぁ・・・そうするともしかすると留美が先って可能性もあるわね、で、その次がアメリア、暫くして・・・ソフィーさらに2年後アトリアってとこかしら・・・」

 

 「あら、あら、何のお話をなさってるのかと思ってきてみれば・・・困りましたわ・・・」

 ソフィーと留美、アトリアが入ってきた。

 

 「もちろん、私もその繋がりを強く望んではいますが、絶対ではありませんわ、なくても私はルーカス様の忠実なる眷属である事に変わりはありませんから・・・契りの時期はルーカス様に一任しておりますのでそれが何時であってもそれで私が軽んじられてる訳ではありませんから・・・」

 

 一同は思った、ソフィーこそ、第一の眷属だろうと・・・

 ソフィーはルーカスの眷属といるよりはもう信者じゃないかと一同は思った。

 例えば、戦場でルーカスを逃がすために死ぬしかないとなれば何の躊躇いも無く盾となる事を選ぶだろう、それは皆が変わらないと思う。

 

 ソフィーは多分ちがう・・・・ここでルーカスが意味もなく死ねと言えば何の躊躇いも無く自分の首を刎ねるだろう。..

 私達にそれが出来るかと言えば絶対無理だ・・・・

 

 「留美はどう思ってるの?」

 奈津が留美に聞いてきた・・

 

 「私はルーカス様の事が前の会社時代から好きでしたのでそう言う関係になるのは何の抵抗もないですし、むしろ望んでいますが、今はそう言うのよりもこっちの世界での発見と驚きがとても新鮮でそっちの方に興味が言っていますねぇ・・・」


 「もちろん、求められれば喜んでお答えしますけど、今は自分から迫る気はないです。」

 「魔法ももっともっと上手く使える様になりたいですし、他の魔法を覚えていって気持ちの方が強いですねぇ」

 

 「アメリアは自分から迫ったりしないの?」

 奈津はアメリアが受け身でいるのが少しばかり不思議だった。

 

 「ん、そうねぇ、私とルーカスの関係は召喚獣から始まって今に至る訳でその間にちょっとした行き違いもあったりして、結局私がルーカスの事を好きって事を自分自身が認められなくて・・・


今はきちんと整理が出来て得るんだけど・・・自分から迫るって言うのはちょっと怖いなぁ~」


 「もし、拒否られたら立ちなおれないと思うし・・・」

 

 「あっ、それはないわよ、拒否るような人をそもそも眷属にする訳が無いじゃ無い・・・」


 「奈津さん、そうでしょうか?」


 「もちよ、100%と保証するわ・・・」

 「100、?パーセント?、」


 「そうねぇ、10割保証するって事よ」

 「へへっ、そうかなぁ・・・」

 

 「ま、次は留美が無難なところなんだけど、本人がそんな調子だから久志も気づいてると思うし、そうなると意外なダークホースとして恵さん辺りだったりして・・・」

 奈津の予想にアトリアが声をあげた・・・

 

 「そ、それはお母様とはそう言う関係になるかもっては分かってますが、母の年齢を考えるとせいぜい、つまみ食い的な感じだと思うんですけど・・・


歳は一番上ですし、本当は興味すら湧かないんじゃないかって思ってるって言ったら本人に悪いですね。」

 こちらの感覚で言えば子供を産んだ、40近くの女は独身の相手として見れば、もう、完全に(ばばあ)である、そんな年齢の自分の母親にルーカスが興味を持つとはアトリアにはどうしても思えなかった。

 

 「あら、お母様はまだまだ、若くて綺麗じゃない、まだ、全然行けるわよ・・・」


 「それは女性としての感覚だと思うんですよ、同性だから言える事で男性の目から見れば留美さんなんかは輝いて見えるだろうし、お母様は腐敗臭がしてるような物です。お母様にはお気の毒ですが、それがこの世界の現実です。」

 

 「アトリアちゃん、あなた時々、怖い事、ズバっと言うわよねぇ・・・」

 アトリアは時々物に衣を着せずにズバリとした物言いをする、無論、間違っている訳ではないがトラブルになりやすいと言う事に本人は気づいていなかった。

 

 奈津:(あぁ、この子が実の母親から疎まれてきた事も何となく分かったわ、転生者としてばれないようにおバカを演じてきてそのくせ、辛辣な事もストレートで言う物言いは状況を理解していない人間にはかなりきついかも知れないわね。)

 

 「だ、誰が腐敗臭漂う、女だって?、えぇ、言って良い事と悪い事が有るのよ、よっぽど死にたいらしいわね。」


 「お、お母様、い、いついらっしゃったの?」

 アトリアは恵の纏う絶対零度の冷気に歯をガチガチと鳴らしている。

 お母様の躾の厳しさはアトリアは身をもって知っていた、だが、今回は今まで味わった躾の厳しさより今回はさらに激しさを増すのは容易に予想出来るアトリアだった。

 

 「ちょっとあたしの部屋に来なさい。」

 「あ、あたた、たたたた・・・、お母様、痛い、痛いです。」

 恵はアトリアの耳を引っ張って自室へと連れ去っていった・・・・

 

 わぁぁぁ、い、痛そう。アトリアちゃん、大丈夫かしら・・・・

 「「め、恵さんって意外に怖いのです。」」

 ぼそっと呟く・・・

 

 「アトリア、明日まで生きてると良いわね。」

 「大丈夫じゃないの多少の不都合は残っていると思うけど・・・」


 「悲しいかな、あの()が言うのも最もなのよね。」

 ちょっと淋しそうに奈津が呟いていた。

 

 「私、輝いてるって言われましたよ。」

 留美はちょっとばかり鼻高々に答えている。

 

 「何、言ってんのよ、あくまでもお世辞に決まってるじゃない。」

 「えーーっ、そうなんですかぁ・・そうは見えませんでしたけど・・・」

 「あの()も前世は日本人だからね、その感覚がまだ残ってるんでしょ、それでもお世辞には間違いがないわよ」

 

 「この世界では貴族は大体13,4歳までに婚約するわ、早い人だと生まれて直ぐに婚約ってパターンもあるくらいですもの、15,6で結婚が普通よ、18ぐらいになるとクリスマスケーキに等しいわ、20を過ぎるともう、行き遅れって言われるの・・」

 

 「へっ、あぁぁぁ・・・・そんなぁ・・・私、完全に行き遅れじゃないですかぁ・・・」


 「だからそう、言ったじゃ無い・・・」

 留美は凹んでいた・・・・まだ、ピチピチのつもりだったのだ・・・それが完全に行き送れとは・・・

 じゃ、もし、もし、ルーカスに捨てられたら完全に詰んでるじゃない。

 は、早いとこちゃんとして貰わないとここでは終わるわ・・・

 

 

最後まで読んで頂きましてありがとう御座います。

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