王都へ
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2018/09/10:誤字、脱字、誤用の修正をしました。
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【王都へ】
辺境泊邸の裏庭に来ていた。
裏庭ではアメリアが2回目の召喚獣を召喚しようとしてた。
「アメリア、召喚は魔方陣への魔力の質と量で決まる、一応、契約しない限り再召喚は3度目まで出来るが、そんな魔力はないから1発目に掛けろ」
「うん、分かった、頑張る」
まあ、フェンリルは無理でもシルバーウルフぐらいは召喚させてやりたいなぁ・・・
「#**|*#○▽□%~^=!;△_`+○」
「魔方陣の中に霧が立ちこめる」
「グギャッ、グヒッ!!」
アメリアが呪文を唱えると魔方陣から出てきたのはゴブリンだった。
「いやーっ!!」
あぁ...流石にゴブリンはかんべんだよねぇ・・・
アメリアは2回目の召喚を行った。..
2回目はスライムだった...
3回目に大物を召喚出来るほどの魔力はアメリアには残っていなかった。
アメリアはスライムと契約した。
皆、どう言って良い物か分からずに、終わったわねの一言で解散となった。
「ピギーッ」
スライムはアメリアの足下に嬉しそうにすがりついている。
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ランドルフ男爵家の長男、クリスがやって来た。
黒塗りの馬車は至る所に金細工が施されていかにも金が掛かってると言わんばかりの馬車でランドルフ家の長男が辺境泊邸に到着した。
明日王都に向けて出発するために合流した形だ。
俺と奈津は関係ないので面倒な事にならない様に部屋に引きこもった。
なぜか、メルルも来てていた。
多分,宴に出たくないのだろうと思い、一緒に過ごす。
「奈津、眷属になるならこちらでの姿はどうする?、もちろん今のままでも良いが黒髪、黒目は目立つぞ」
「変更は一度しか効かないのでよく考えた方が良いぞ、ちなみに好きな時に元の姿に戻る事は可能だ。」
「そうねぇ、こちらで一般的なので良いわ。」
「じゃ、金髪、グリーンでいいか、年齢はどうする?」
「えっ、歳も変えられるの?」
最初は大して興味は無さそうだったが年齢と聞いて行き成りかぶり付いてきた。
「あぁ、一度だけだけど、変えられるよ、身長体重、何でもOKだ。」
「胸とか部分的にも変えられるの?」
「あぁ、出来るよ。」
「じゃ、今夜、変えて欲しいな、歳は久志と同じでいいわ」
「おっ、おぅ・・・」
何故か、たじろいでしまう、久志だった。..
その頃、辺境泊邸の食堂ではクリスの歓迎の宴が開かれていた。..翌朝は早くに出立するので明るいうちに歓迎の宴を略式で済ましておこうって訳だ・・・
クリスは専属のメイド2人と執事を連れてきていた。
クリス側の護衛は5人だった。
「アメリア、こっちに来て横に座れ!」
クリスはアメリアを横の座らせ、アメリアの太股に手を這わせる。..
「止めて下さい・・・」
「何を言うか、婚約者相手にスキンシップは当たり前だ・・・なんで拒むのだ・・・」
「ま、きちんとしてませんし、早すぎます。」
「まあ、いい、今宵は可愛がってやるぞ・イヒッ・・」
クリスが 舌舐りをするとアメリアの全身の鳥肌が立つのを抑えきれなかった。
「メルル嬢が見えぬ様だが?、辺境伯!」
「申し訳ない、メルルは風邪を引いて伏せっております。」
「そうか、後で見舞いにいってやらんと俺と会えんのではさみしがっておるだろう」
バカじゃ無いか此奴、お前が来るからメルルは怖がっておるのだ、愚か者めなんて本当の事は言えないので、辺境伯は切れそうになるのはテーブルの下で拳を握りしめて耐えていた・・・
クリスは今度はソフィーに目を付けた・・・
「そなたは確か・・ソフィーだったかな、うん、暫く見ぬうちに、ウグッ、女らしくなったねぇ、グフフ、よし、許すこちらに来い!」
「お申し出は大変有り難いのですが、私には心に決めた方がおりますのでご遠慮しておきますわ」
「ゴフッ、もう、可愛がってもらってるのかぁ、かわいい顔してやる事はやってんだ、早熟だねぇ、」
そう言ってクリスは立ち上がりソフィーの元へ行った。
この時通常であれば侯爵か侯爵夫人の横に座るのだが今回はクリスを警戒して一番遠い
末席に座っていたんだが、それが裏目に出た。
クリスは立ち上がりソフィーのもとに行くと無理やり手を引いて後ろから抱き寄せた。
「イヤーーーーッ」、絹を裂くような声が屋敷に広がる。」
「止めんか、冗談ではすまんぞ!、ソフィーは儂の娘と知っての事だろうな?」
侯爵が今にも飛びかからんとする勢いで文句を言った。
「ふん、名前ばかりの侯爵が・・・・」
「ほれ、こうしたらどうだ…」
ソフィーの胸をつかんだ。
「キャーーーーッ、ヤダーーーッ!!」
「おおぅ、いい声で鳴くなぁ…こりゃ楽しみだ…」
「ひーーーっ」
今度はクリスが悲鳴をあげた、切れた侯爵がクリスに切りかかったのだった。
後ろに立っていた執事がカバーしたためクリスは薄皮一枚切れた程度だった。
「貴様、貧乏侯爵の分際で誰に切りつけたかわかってるんだろうな、俺に大けがを負わせたんだ、ただでは済まさんぞ、一族郎党、処刑台に送ってやる。」
通常なら無理な相談だった。
だが、現状では王家の一部にも献金して実権を握っていたランドル家なら侯爵をいきなり切りかかった罪で追い落とすことなど軽い事だった
ソフィーの悲鳴を聞いた俺と奈津は宴が行われている食堂へと向かった。
ルーカスと奈津が血相を変えて宴が行われている食堂へ飛び込んできた。
「ルーカス様~」
食堂へ入るとソフィーが泣きながら飛びついてきた。
「ルーカス様、まだ、ルーカス様にも触って頂いていないのに触られてしましました。穢された私はもう、ルーカス様のおそばに行けません。」
そういい終わるとソフィーは持っていた短刀で自分の喉を突いたが、俺はその刃を握った。。。。
短刀から俺の血がしたたり落ちていた。
「ル、ルーカス様、お手が…」
「気にしなくていいよ、それよりソフィー、ゴブリンより劣る下等なのに触れたからって自害する必要なんてないんだぞ、気にするな、俺はソフィーが元気でいてくれればそれでいい。ソフィーの笑顔は俺が守るよ。」
「き、貴様何者だー」
クリスが俺に向かって喚き散らいしているが、すぐに間に執事が割って入ってきた。
「坊ちゃま、私にお任せください。」
(この気配、坊ちゃまでは荷が重すぎる俺が相手するしかあるまい・・・初めから本気で行こう、死んでもらうしかあるまい。)
執事はそう考えてレイピアを抜いた。
「お前も馬鹿な主に付いたのが不運だったね、次の人生では良い主に恵まれるといいな?」
俺は事実そう思っていた、この執事も悪人ではないが、主が馬鹿ゆえに不幸なんだと。
俺はフェンリル化した。
「坊ちゃん、お逃げ・・・・ぶはっ」
俺の前足の払いで執事は5m以上離れた壁にたたきつけられていた、もう、息はあっても動けまい。
俺はまた、人化した。
本当は人化のままで執事も相手したかったのだが、正直なところ勝てる要素はなかった、それだけ執事は強かった。かなり高ランクだろう。
「ヒーーッ、ば、化け物・・・・」
「うーん、当たらずとも遠からずだね」
俺はクリスを一撃で気絶させてひきづって行く…
俺はクリスのメイドに向かって「君たちも着いてきなさい。」そういうとクリスの片足を引きづって屋敷の裏にあるごみを焼いたりする場所まで来た。
「奈津、穴ほれるか?」
「どれくらい…適当でいいよ、べつに埋める訳じゃないし。」
食堂にいたものは執事以外皆ついてきていた・・・・
「ソフィー、触ったのはどっちの手だったんだ…」
「右手です、ルーカス様。」
俺は気絶しているクリスの右腕を切り落とした。
「ギャーーッ、」
クリスが切り落とされた痛みで目を覚まして叫び声をあげた・・・
俺はヒールを掛けて傷口をふさいでやる、これくらいなら人化のままでも出来る。
「ソフィー、眷属たるお前の無礼を働いた者の末路をお前も眷属ならしっかりと見ておきなさい。」
「はい、ルーカス様」
「他、頼む、命だけは助けてくれ、金ならいくらでも払う、そうか、女か、そのメイドはお前にやるから」
俺は耳を貸すことなくクリスの首を切り落とした。
さて、お前たちに選択権がある、ここで主とともに死ぬか、俺に従属するか?
従属するといっても別に俺の奴隷になるわけではない、俺の秘密が喋れない、俺の命令が拒否できないだけだ・・だからと言って拘束するつもりはない、クリストフ男爵家に帰りたければ帰っていいし、故郷に帰りかければ旅費とそれなりの慰労金も出そう。
「どうする?」
「私はアンと言います。ぜひ、あなた様に従属させてください。私はキャサリンです、私も御願いします。
キャサリンはうさ耳の獣人だった。
「じゃ、じっといててね。」
「俺が手をかざすと手を光が包み、その光は二つに分かれアンとキャサリンの胸の中に吸い込まれていった。」
「さて、二人はこれからどうする、帰ってもいいし好きにしていいんだよ。」
「是非、ルーカス様のお仕えさせてください、お願いします。」
「無理しなくてもいいんだよ。」
それを聞くと、アンはメイド服をぬぎだした。。。
「お、ぉい、・・・」
アンはメイド服を足元に落とすと下着姿をみんなの前にさらした…
「ひ、ひどい・・・何でこんなことを…」
彼女の体は、体中が鞭でたたかれた跡が紫色の変色していた、一部は皮膚が裂けている・・・
俺は慌てて、ヒールを掛けて行く・・・
あの男はメイドにすると気が狂うわ、女として使い物にならなくなるまで慮辱と拷問の限りを尽くすと噂されていました。
私と昨日、クリス様専属メイドになり昨夜は軽く肩慣らしとして私とキャサリンは鞭で打たれました。
王都に行って苦悩の梨を買ったらそれを食べてくれたら開放してあげるといわれていましたけど、恐らく生きてはいらなれないと思っていました。
「私の父は税務の官吏でしたが、不正をしたということで私は奴隷落ちになりメイドになりました、キャサリンは家の前で水がかかったとかで不敬罪で処刑の代わりにメイドとなったそうです。」
「そういうわけで私とキャサリンには帰るところはないんです。ルーカス様お願いします。」
「わかった、奈津とりあえず、彼女たち治療するから部屋に連れていってくれ…」
「ルーカス殿すまない、儂が騒ぎ起こさなければこうせずには済んだものの申し訳ない。」
短気を起こして切れ、貴族の本分を忘れて切りかかった侯爵が申し訳なさそうに頭を下げている
「侯爵気にしないでください。俺のソフィーに手を出した時点でこうなるの確定です、侯爵が手を出していなくてもこう成っていましたから。」
「しかしこの始末や、王都に行ってからどうするか、何かいい案はありますか?」
侯爵が予定の絵図が書けなくなる事を心配していた。
「侯爵、ご安心ください、こうなる可能性も考慮していましたのでその場合のパターンも考えてありますので心配いりません。」
「こちらをご覧ください・・」
「これは・・・」
伯爵に見せたのはタブレットで宴会の様子を録画してあったのを再生した、そこにはクリスの悪態が記録されていた。
「これで無礼打ちの証拠としては十分でしょう」
「国王は信じますかな?」
「この証拠は国王というよりはむしろ他の貴族の説明用ですね、王家にとってランドル家の取り潰しはすでに決定事項ですから心配はいらないです。」
元々、ランドル家の金剛石鉱山を直轄領とすることが前提で全てが動いていた、今更、絵図に多少の変更があっても結果は変わらない。
騎士達にどうするかを選択させて従属させた。
どっちにしろ、クリスを守れなかった時点で、のこのこ帰れば処刑が待っていることは騎士達にも分かっていたので選択権は無いに等しかった。
「所で苦悩の梨とは旨いのかね?、雰囲気からしてあまり良い物では無いような気がするが・・・」
侯爵は苦悩の梨がどんな物なのか知らない様子だった。
「食べ物ではありませんよ、拷問器具の一つで女性の性器や肛門を破壊する道具です。程度次第ではマンネリ化した生活の改善の一環として遊びで使う貴族もいるようですが、やり過ぎれば死にます。」
「ヒッ、じゃ、私達がまだ、処女のままだったのは・・・もしかして・・・」
「そうですね、お楽しみに取っておいたのでしょう。」
メイド達は顔を青ざめて震えていた・・・
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