若くなってイケメンになれて嬉しのたけど…早く約束果たして、自分の身体にしたい
色々深夜アニメ観ましたが、最近のラブコメは今一面白くないので、ラブコメが書きたくなったのですが、ただのラブコメじゃ面白くないのでこうなりました。
今日も彼女とラインして、自分の部屋でエロ動画を携帯で観ていると…
(ちょっといいかな?話しがあるのたが )
と女の声が頭に響いた。
(ん?今のは…まさか幽霊?)
この部屋は元々長男が使おうとしたのだけど、変な声がするとか言って、元の部屋に戻ったので、俺が使ってる。
突然の声だったが、透き通ってたいい声だったので、全然怖い感じはしなかった。
ただ言い方が、親父ぽいのが気になった。
(聞こえた様だな。率直に言おう。君に頼みがある)
「えっやっぱり…」
咄嗟に声が出た。
(君は頭で話せば良いので)
彼はびっくりはしたが、多少冷静になった。
(まー今更、幽霊に祟られて死んだとしても、この世に未練はないか)
そう、もう彼は60歳、元々多少は見た見た目に自信はあったが、今は見る陰もなく、髪は白髪が目立つから茶髪に染めて居るが、毛は段々無くなっているし、ほれいせんは目立つし、顔にシミもある。
もう、恋も出来ないし、生きてる意味もないが、死ぬ勇気もない。
そう、瞬時に考えてると
(なら話しは早い、死んで貰おう)
(は!マジ、ちょっと待ってよ!)
(今、死にたいみたいなこと考えたでないか?)
(あっ)
(そうか、頭で考えたことが分かるのか)
(まー今頭で考えたことは…)
(勘違いしないで貰いたい。私が分かるのは、心の声だから、君が思い描いた映像は分からない。早い話が君の理解しやすいならテレパシー?とでも言っておこうか)
また、澄んだ美しい声で、親父口調で聞こえた。
天使と聞いて、安心したが、急に緊張した。
(天使のって、まさかお迎え?)
(それは違う。天使が死んで欲しいと頼むか?そうは思わないだろ?)
(確かに、なら何故?)
直ぐに答えた。
(林隆徳、貴方に頼みがある。)
一瞬間があって
今度は丁寧た口調で
(手短に言わせて貰います。実は、我々霊体の次期神になられるお方の霊体が身体から消えたので、その代わりに貴方の霊体を入れさせて頂きたい)
(は?どうゆうことですか?)
彼も丁寧な言い回しになった。
相手が天使の親玉?と分かって、言い方に気を付けだした。
(それを協力したら、何かご褒美とかあるのですか?)
相手が頼むので、ちょっと言ってみたのだけだが
(何がいい?)
(若返るとかは、どいでしょうか?)
(無理だな。大体、君が若返ったら、周りが騒ぐだろ?)
(そうですね、ならこのままの記憶で、生まれ変わるとかは?)
(それも無理だな、記憶なくなってなら考えても良いが)
(それじゃー意味ないよ!)
ダメだと思ったら、言葉使いも変わった。
(まーいいや、何故俺なのか教えて欲しいやけまど)
(君にしか出来ないからだ)
(えっ)
(君は、実は生まれ変わりなのだよ)
(まじ!)
(さっき言っただろ?記憶ないなら生まれ変われると)
(前の君は、それを選んだ)
(成る程、分かる気がする)
(話しを戻すが、我々の期待していた人物が、突然魂が無くなって、寝たきりになっておる。その方に入って欲しいのだが)
(まー別にいいけど、今の俺は?)
(代わりに寝たきりだが、頼み事が終わったら、元に戻すことも出来るし、生まれ変わることも可能だ)
(ちょっと待って、その声で、その言い方、違和感があるから、声らしい感じで話してくれませんか?)
(話し方?日本語で話して居るから、この話し方になるのは仕方無いが)
(えっ、普段は違うのか?)
(例えて言うなら、君の持つ携帯の翻訳と同じでな、たまたま、我が話す言葉が、君にはその様に聞こえる様だな)
(成る程、まーいいか)
(我々の時期神になられる方の魂が突然消えたのだが、それをあの方に入って探して欲しい)
(別にいいけど、どうしたら良いの?)
(我々の管理する病院に行って欲しい)
(勿論、男性で年端17歳だ)
(またちょっと質問だけど、自由に動ける?)
(ああ、問題ない)
(17歳か~いいね、俺は行くよ)
(おい!良からぬこと考えたな!)
(嫌だな、ちょっとだけだよ)
彼は、17歳と聞いて、昔の自分を思い出して、頭の中で
(また、美章園に…)
そう、彼は若い頃はかなりモテモテで、美人ばかり狙っていた。
無類の女好きで、段々歳を取ってモテなくなって、美人とは絡めなくなると、それなりの女と遊んでたのだが、どうも思う様なエッチが出来ない。早い話が、インポになるのだ。
美人に慣れすぎて、それ以外だと性欲が湧かないと思われる。
だが、無類の女好きなので、我慢して付き合ってたが、最近は見た目がジジィになって、バーさん位しか相手してくれなく、仕方無いから年齢を偽って、ラインで女の子と話していたのだ。
(しかし、良くもこんな人間になったものだ。前の君は、もっと神聖な感じで、周りからキリストの生まれ変わりやないか?と言われて居たのだかね)
と聞こえた瞬間
(そりゃー我慢してたんじゃないか?だから、生まれ変わったら、その分、自然に出たんやないんか?)
とちょっとムッとなった感じで言った。
(それはあるかもと言っても間違えではないな)
(君は、勘違いをしているが、私は人の考えてることが分かるのではないからな)
ちょっと驚いて
(えっ違うの?でもさっき、それらしきこと言わなかったけ?)
(あれか?あれは、私の予測たよ)
(カマ掛けてたのか!)
(正確に言うと、君はまだ知らないから、考えてることが漏れてたと言うべきかな。そこから予測した)
(訓練したら、大丈夫なのか?)
(大丈夫だが、これから入る身体は、しなくても自然に聞こえないから、その必要はない)
(それで、何時からでしょうか?)
ちょっと不安そうに言った
(そうですね、1週間後位には、どうでしょうか?)
(1週間か、でも良く考えたら、ちょっと困るな。実はかみさんがアル中で働け無くてね)
そう、彼にはアル中の妻が居る。
彼の妻は、元々看護師でストレスが溜まったせいと、血筋のせいで毎日酒を飲み、飲んだら直ぐ寝てしまっていた。
妻に酒のことを言うと凄く怒るので、寝て大人しくなるならいいかと思って居たら… 突然おかしなことを言ったりしたりしたので、病院に連れて行くと、アルコール依存症による記憶障害と言われた。
早い話し、アル中で脳が劣化してボケたのだ。
直ぐに病院に入れた。最初は生命保険でお釣が来たが、2つの保険会社が、持病があると6ヶ月で打ちきり。もう1つは、6ヶ月したら、6ヶ月経ったら、また6ヶ月1日5千円出るとのことで、入院すると、最初は実費だが、高額医療で健康保険で月に87000円でも住むが、それプラス食品と小遣いが10万要る。
最初の保険の儲けは、直ぐに底を付いた時に、医者からこう言われた。
「一切、お金が要らない方法があるのですが…)
そう切り出されたので
「えっどんな方法ですか?」
と驚きと興味で、医者の顔をじっと
見ながら言った。
これから、出来るだけ頑張って書いて行きますので、宜しくお願いしますm(__)m