落ち着け、俺。
悟りだの、親孝行だの、
言ってましたが、そう上手くいかないんす。
生まれて初めて、85歳になる父さんにプレゼントを買いました。競艇が好きなのでボートの模型の6号艇と角1、4号艇。
んで、その誕生日に泊まりに行っていい?
って、電話しました。
母さんは、2人なら良いけど、1人では来るなと…
「はぅっ」
一瞬にして、現実に引き戻されました。
なんというか、怒りとか通り越して、
人生、上手くいかねぇもんだなと…
こっちはプレゼントを用意し、喜んで貰えると思ってました。
昔から、よく思ってたんだけど、
そういえば、この俺を産んだ母親、
子供に関心がないんです。
なんかあれば金で解決。みたいな
別に今更、恨んではないけど
子供の頃、クリスマスとかまだ信じてた頃、
手紙とか書いてても、
ガン無視。
んでね、親には2種類あると思うんです。
愛情は2種類共にあるのは一緒です。
親子ですから。
愛情はあるけど、子供に関心がない親。
もう一つは愛情+無償の愛。
どんな子供でも無償の愛情を注ぐ親。
うちの親は前者です。
小さい頃って弱みを見せるの恥ずかしいとか情けないとか心配させたくないので我慢します。
でも、どうしてもって助けを求めた時には
他人事でした。
実際は分かりませんが、幼い僕はそう受け取りました。
んでね、また血が騒ぐんです。
サイヤ人の血が…
クッソ〜舐めやがって〜
今に見てやがれ!って
これを根性とか負けず嫌いとか、言うかよく分かりませんが、そんなこんなで今に至ります。
と、親は2種類あると言いましたが、
実際、僕には合っていると思う。
というか、思うしかない。
親は変えられないし。
無償の愛情だの言われたら、無償に甘えて甘え尽くすし、
僕の様なサイヤ人気質は
あの冷たいのか暖かいのか分からない親で良いと思う。
フツフツと身体の芯から燃え上がる
よくわかんない感情
何が言いたいかと言うと、人生そうそう
上手くいきません。
10年若ければ、多分、大猿化して
暴れてる所を
今はグッと堪えてる点
大人になったはず。
うん。
俺は少しづつ大人になる。
競馬でいうなら、晩生型。
成長は遅いけど、活躍も永い。
良くない?
人間だって、早熟と晩生あるって。
ま、僕の場合、自信とプライドの塊の様な人間だから
すぐ、傷付いちゃう。
ただね、サイヤ人は瀕死の状態から回復する度に、戦闘力がアップしちゃうんだな〜。
いつか、見てろよ!
ま、そんな事、思いながら頑張ってます。
んで、愛する嫁さんと赤ちゃんがお仕事から帰ってきました。
今からご飯食べてきます。