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第壱章―①

『きっと上手くいくわ。だって私たちの子だものね』

 佐藤優人は、優しくて暖かい声を頼りに半袖短パンで真っ暗闇をひたすら走る。

 英の高笑いが気に食わないのか、少しむすっとした優人は語尾を強める。

 普段はおとなしくて誰にでも優しいが売りの優人はストレス発散としていること。それは遅刻してきた奴を上から眺めるという優越感に浸れるという窓側の席に座れていということだ。

 その声の主を確かめようと必死に追いかけ、つまずいた。姿勢を崩し、優人は膝を地面へ置いて、一息入れる。

 流れる汗を肘で拭うも優人の視界は乱れたままだ。

「……僕は、いったい……」

 間をおいて落ち着きを徐々に取り戻してきた優人はわれに返る。

 次第に意識は遠退いていった――


「そんで、また変な夢みたんか」

 高校生らしい会話の切り出しをしたのは、優人の同級生で親友の蒲田公英。

 優人と公英の体格は北極と南極くらいの極端さであり、前者がひょろひょろしたもやしが学ランを着て、後者はがっちりと筋肉で骨が覆われて実に男前な学ラン姿の高校生。

 また公英が帰宅部なのは、優人たちが通う近江高校でも有名な不思議なお話のようで。

「だーははっはっは」

「公英は気楽でいいよな」

 公英は優人の前の席に座り、いつも後ろへ椅子を傾けて会話をする。

 これが高校二年生の佐藤優人と蒲田公英の日常なのである。

「まぁまぁ怒るなって。夏だからってカッカすんなってよー」

「分かったからボディタッチやめてくれ」

 身振り手振りかわしきれなかった優人は嫌悪の目と本日絶好調のお口で饒舌にあしらう。

「お前……」

「なんだよ」

「……肩に憑いてんぞ」

 優人は血の気がさっーと引き、顔が青白くなる。それに対して公英はしてやったりとニタニタ笑う。

 真に受けた優人は首をゆっくりと背後へ回す。かなりの慎重さが伺えるレベルだ。

 だがその慎重さに答えるように、優人の背後には顔らしいものがある。発見から反応までにかなりの時間を掛け、優人は何かを唱え始める。そして、最後に気迫ある声で、

「かーつ!」

 と、その顔に懐から取り出したお札を張り付ける。

 身の詰まった良い音が教室に響くと同時に、

「何すんのよ佐藤‼」

 そんな怒号と蝉の鳴き声が響く今日この頃。


 ――「あぁ。それはごめんウチも悪かった」

 馬の尻尾をイメージとしたポニーテールを左右に揺らし、悪びれていない様子の一般的なセーラー服をまとった彼女は城江梓。優人と公英は親友と言ったが梓は優人と生まれた場所から高校まで一緒の腐れ縁で繋がっていて、こうしてちょっかいも得意な華の女子高生をエンジョイしている。

 手と手を合わせ、すまんぬと言った武士にも見える梓の横顔は『あ~でも、佐藤だからいいや』とも受け取れる表情である。

「まぁ、元はと言えば公英だし僕も悪かった」

「やけに素直ね」

「素直がウリだからね」

「佐藤……自分で言わなくても」

 目を細めて変なものを見つけたような視線を優人に送り付ける梓。

 視線を避けるようにしれっとした態度でグランドを見つめる優人。それに対して公英は再び高笑いをする。

「やめてくれ公英」

「親友だろ?」

「……そんな悪魔の契約を結んだつもりはない」

 淡々と小声で話していた優人は少し驚く。クスっと笑うクラスメイト達の声が周りから聞こえるからだ。

「悪魔の契約って何よ」

 笑いに便乗した梓は両手を叩いて馬鹿笑いなんてしている。

「僕も知らないよ」

「なんでやねん!」

「シロ、それは大阪の芸流的なアレか?」

「ちっちっち」

 え、知らないの? ダサーと言いたそうな自慢げな顔で梓は優人に右人差し指を天秤のように揺らす。

「なんだよ」

「これはねー」

 勿体ぶる梓に公英も興味をそそられ食いついてきた。

「なんだなんだ。俺も気になるぞ」

「……城江家の流行りよ!」

「…………」

「…………」

 少しの沈黙のあと、「あー」と口火を切る優人。

「僕は保健室で頬腫れて痛いし、氷貰ってくるかな、あはは」

「俺は二限の数Ⅱ復習しようかな、あはは」

 寒い空気を打破しようとそれぞれが個人的な私情を挟むも梓は舌打ちをする。そして、分かりやすく逃げる二人の襟元を片手でしっかり掴む。

「華の女子高生のボケを無視か、あぁ?」

「いやいやいや滅相もございません!」

「俺も急用だし、な? な?」

 怪しい、としかめっ面の華の女子高生は二人の顔を見比べる。

「……二人とも老けた?」

「急に、だな」

「俺は天パと色黒が増したけど、優人はもやしが増したぞ」

「それはラーメン○郎系統だぞ、公英」

「じゃあ帰り行くか」

「急に、だな」

「あ、ウチも混ぜなさいよ!」

「おういいぜ。華の女子高生いるなら飯もうまくなるし」

「やったね! まじ、さいこー‼」

「……悪い、僕は用事があるんだ」

 空気の読めない発言はなるべく控えようという努力をしている優人はバツが悪そうに会話に割って入る。

「……んで、集合場所はどうするか」

「あんたたち、聞こえていましたか⁉」

「そうねぇ、たまには佐藤の家に集合でもいいんじゃない?」

「いいんじゃない? じゃねぇーよ!」

「……佐藤、お手」

 自然と手のひらを差し出された優人はギリギリで人間らしさを保つも吠えまくる。

「わん、ってあぶなっ! 僕は犬じゃないぞシロ!」

「「え?」」

「ハモるな!」

 とうとう、見事なコンビネーションの前に優人は床に膝をつけて白旗を掲げる。

「……わかった。あとで参加するよ」

「うし、了解!」

「人員確保せいこーだね!」

 ウキウキとした二人をよそに渋々了承した優人は浮かない気分である。

そして、とある悲鳴のような高い声が脳裏を過ぎった。

『万屋のあんちゃーん』

「はい!」

 急な優人の返事に驚いた、公英と梓は首を傾げお互い目を合わせて困った表情をしている。

 はっ、と気付いたが急いで口に右手を当て塞ぐか遅かった。

 やってしまったぁぁぁ、と心の中で叫ぶ優人は気持ちを整理しようと、一息。

「えーっとだな、……ちょっと抜ける」

 何も言葉が出てこねぇ、と挙動不審に視線が泳ぐ。

 そして、席を立ちあがるとつられて公英も席を慌てて、止めようと声をかける。

「なになに? どこいくんだ? ショートもう始まるぞ優人」

「あぁちょっと用事思い出してさ~」

 だが、昼休みまでって言われると怠惰でギリギリに遂行しちゃって大変なんだよなぁ、という長い独り言を教室に残して優人は出ていった。

「――佐藤って時々、変よね」

 公英の横の席にスクールバックを置いて座る梓はそんなことを誰かに言うようにつぶやく。

 それはまた公英も同じで席に座り、「な~にしてんだろうなぁ、あいつ」とぼやいてみたのだ。

「そういえば優人の席の隣、誰か転校生来るんかな?」

 不意に気になっていたことを言葉に表してみると、梓は気にしてなかったのか疑問をぶつけてきた。

「なんで?」

「だってほら」

 後ろを指さし、その方向を目で追うと新しい机がそこにはあった。

梓は不思議にワクワクの気持ちが高まり「面白くなりそうね」なんて言うと公英は首を傾げた。

「まぁまぁ平和であれば俺はなんでもいいんけどな――」


 ――『では、よろしくお願いしますよ、万屋さん』

「おっけーウサギさん! 任せちゃってよ!」

 近江高校正門近くには飼育小屋がある。そこで優人は腰を落として、柵越しに真っ白でフサフサした毛並のウサギに万屋と呼ばれていた。

『最近の万屋は頼もしいな、あんちゃん』

 周りから見ればウサギは飼育委員の子から貰ったニンジンを頬張っている。なのに、優人は照れ臭そうに話しかけている。

 それも理由があり、“あのこと”を家族以外に誰にも言わずはや三年が経った。

 現代においても、過去においても“あのこと”信憑性が薄い。話すと後悔しか生まれないことを知った佐藤家は自分たちの心に“あのこと”を秘めたまま生きてきた。

「僕は“なんでも請け負う万屋”ですから」

 右親指を立てて、そう言いウサギに対し爽やかに笑って見せた。

そしてそんなまったりとした時間も過ぎ、妙な気配に気づいた優人は後ろを振り向く。

「あれ?」

 居たはずの気配は消えており、後頭部に手を当てて困り果てた表情を見せる。

 確かにいたはずの人間の気配が消える、気のせいだった。と、思い込み首を横へ幾度か振った。

「……僕は、依頼だけを遂行すればいいんだ」

 ぐっと歯を噛みしめ、教室へ戻ろうと優人は昇降口へ姿を消した。

 ――『佐藤優人……アレがあの佐藤家の……』

 暑くてまぶしい太陽は、それは立っているだけで汗が滲み出てくる。

 蝉の鳴き声は夏の風物詩とはいえど、うるさいだけ。

 温風なんて吹いた途端、気分はすこぶる悪くなる。

 そんなストレス三昧の外で、木陰の下にセーラー服姿の少女が麦わら帽子を被って立っていた。

 梅雨最中だからと言っても今日は快晴だ。おかしいことに額や頬から汗は一切見えない。

 優人の後ろ姿が完全に消え去ると少女はゆっくりと口を開く。

『暑い』

 やっぱり暑いようだ。

 少女はセーラー服のスカートの中から金色に輝く立派な尻尾を出していた。それを軽く掴み、暑くて思わず仰ぎだした。

 顔は人間で周りが田畑のド田舎の近江高校のくせにとても整っていて美しい。

 稀にみる美人顔で髪の毛はやはり金色で瞳は青色が澄み渡っている。

『……涼しくないわね』

 早くも仰ぎつかれた少女はしっぽを手から流すように話すと、驚くことにその尻尾はこの暑い夏の空気に消えていった。

 気付くと少女の尻尾は消えており、また少女も優人のあとを追うように昇降口へ消えていったのだ。


「――お、お帰り。間に合ったじゃん、佐藤」

「おぉ優人! 聞いてくれよ」

 教室に戻った優人は朝のホームルーム五分前に着席をした。

 そして、目を合わせないでお帰りを言う幼馴染とさっきと変わらぬニタニタとした悪魔のような笑みを浮かべる公英が仲良く? 座っている。

 死んだ魚のような茶色い瞳で二人を交互に見て一言。

「僕、なんかした?」

 と、第一に自分を指さし疑ってみるが公英のさっきより数段と声の質が高い馬鹿笑いをされて流された。

「梓がなぁ、ふっふっふっふ」

「ちょ、やめてよバカ!」

 ドスっと鈍い音が聞こえたる。

 どうやら和漢辞書の角で恥ずかしがっている梓がマイペースな公英にクリーンヒットさせたらしい。

にも、関わらず公英はおしゃべりが止まらない。口から生まれてきたのだろう。

「だってさぁ~、梓が面白くてついつい、ふっふっふ」

「面白くしてないしっ。なんでモヤシなんかっ」

梓の刺さる視線と言葉をグサっ、と胸で受け止めた優人は公英に肩を叩かれる。

「どんまい優人」

「その笑顔、殺意百点満点だね!」

「男ってなんでこんな馬鹿なんだろう……阿呆臭っ」

 埃を舞い散らかすようにじゃれ始める二人に呆れる梓であった。

「――はい、ホームルーム始めるよー」

 気付くと優人たちの所属する二年三組の担当の小笠原先生が教室を覗く。

そして、息を吸い込み勢いよく声を掛けてきた。

 はーい、と気付いたクラスメイト達の返事のあと、大人しく席につく。

 高校で英語担当の小笠原先生は近江高校で一番若い女の先生ということもあるのか、男女ともに言うことを聞いてくれて、うまくクラスをまとめられている。

 『グレている生徒も目につかない大人しいクラスで先生はうれしいなぁ、じゃあ今日も』

 と、朝のホームルームでその台詞を毎回頭で口にするあたり、上手く? そういう生徒にならないように牽制しているのだろう。いらない推測だけど。

 だが、今朝のホームルームは違う。

 小笠原先生のふわふわしたクリーム色のロングスカートはいつもと同じ。それを追うように金色の髪でセーラー服姿の少女が俯いて入ってきた。

「さて~、今日は新しい仲間を紹介するよ~」

 パンっと手を叩き小笠原先生は笑顔でクラスメイト達を見渡す。

 後ろを向くように椅子を傾ける公英は小声で、「可愛いね」と優人へ声を掛けてきた。

 キレイな白い指先、煌びやかに流れる金色の髪の毛を目で追いかける優人は公英の声が届いていない。盲目という奴だ。

「お~い、優人?」

 なんてキレイな髪に青の瞳、そんな言葉が自然に漏れている優人。そんな浮かれた言葉を耳にした梓は「は? キモい」と言わず、伝わるように眉間にしわを寄せている。

「……な、なに?」

 そんな視線に気付いた優人はしどろもどろになり、グランドのほうへと視線を移す。

「仲良いなお前ら、ふっふっふ」

「「仲良くない‼」」

 二人して公英に語尾を強めていうと、はたまたクラスの注目となってしまった。

 三人して恥ずかしそうにそれぞれがそっぽを向く。勿論小笠原先生は、「こら~」と緩い叫び声で牽制をして、

「はい、そこ。私語は謹んでね~」

 と、注意をしてくる。

 小笠原先生は影のかかった笑顔で、主婦ご用達の白の突っ張り棒で教壇を一叩き。

 夏場なのに教室は寒気で包まれたのであった。

「――んで、紹介しますね」

 チョークで筆圧の濃い字で『鳩羽 藍』と書かれ、クラスメイト達はざわざわとし始める。

 すると、小笠原先生は笑顔でもう一叩きで静まる教室。デフォルトになりつつある。

「はとばあいちゃんです。はい、鳩羽さん一言どうぞ」

 注目の鳩羽藍にクラスメイト達の視線が突き刺さるように注がれる。

 ある人は可愛いと、ある人はちょっと怖そう、とか勝手な第一印象を心で決めて、すでに距離感が出来ている人が少なからず居る。

 そういう気持ちを深く考えていない様子の鳩羽は周りを見渡す。

 ドキン、そんなように心弾む少年が一人。優人だ。

 鳩羽の視線が教室の片隅にいる優人と目が合う。

「……鳩羽藍です」

 視線は釘づけで、優人に挨拶するかのように言葉を繰り出す。

 小さい声のボリュームにも関わらず耳に透き通り聞こえてくる鳩羽の言葉。

 不思議と優人は手を叩いていた。

 その乾いた音を耳にした公英も口元を緩ませ、手を叩く。あとに続いて梓も一緒に手を叩き、気付くとクラスメイト達は仲間を迎え入れるように拍手が鳴り響く。

 小笠原先生も小さい体型に似合わない大きな拍手をして、場を鎮めるように口を開いた。

「じゃあ鳩羽さんを迎え入れたところで」

 拍手が鳴りやみ、再び目が合う優人と鳩羽。

 笑うもなく、うれし泣きもなく、ただ鳩羽は無表情で優人を見つめている。

「鳩羽さんも着席してもらいましょう。あそこの佐藤君のとなりの席ね」

「え?」

 気付くの遅っ、と公英は椅子を後ろへ傾かせてヘラヘラ笑っている。

「そこ、机新しいだろ」

 そう言われ、隣を見ると確かにそこに真新しい机が置いてある。

「……ほんとだ」

「佐藤はいつも何見てんのよ」

 ポニーテールを揺らし、後ろを振り向いた梓は、『バカだこいつ』と言いたそうな呆れた表情をしている。

 そんな顔を読み取った優人は怪訝そうな顔で、「そりゃ色々な」と頬杖をついて濁す。

「はいはい、私語は謹んでね。三馬鹿ズ」

 言い返せない三人は苦笑いをして黙り込む。成績の話には弱いそうで。

「じゃあ移動しちゃって~」

「……はい」

 とんっ、と小笠原先生は鳩羽の小さい背中を押す。

 無抵抗でマイペースに優人の席へと近づいていく。一歩ずつ歩んでいくと金色の髪の毛がとても綺麗に揺れていて、男子生徒も女子生徒もその姿に魅了されているのか、口を『あ』の字にして見とれている。

 丁度、梓と公英の席を通り過ぎる時だ。鳩羽の視線が二人と合う。

 何緊張してんの、ウチ! と胸の高揚を抑えようと梓は視線をずらし深呼吸。

「よろしく、藍ちゃん」

 正反対の心情の公英はいつものニタニタした笑顔で気さくに声を掛けている。

「う、ウチも!」

 声裏返ったぁぁぁ、と本当なら頭を抱えて沈みたいと思う梓。

 不自然なせき込みの後、照れ臭そうに口にする。

「……よろしくね」

「……うん」

 不愛想にそう答え、鳩羽は席に着く。

「よ、よろしく、えーっと……」

 唐突のことで思考停止してしまい、恥ずかしさから鳩羽の首元をみつめている。

 中学の時に高校進学のための面接講座などで習ったことだ。首元へ視線を向けることで相手は目線が合うとかとか。

 今更、『何実践しているのだか』などと冷静な思考があるわけないが。

 無表情の鳩羽は席へ座り、優人をチラ見する。そして、無気力なのか怠惰であるのか定かではないが重そうな口をゆっくり開ける。

「藍……で」

 思わぬマイペースさに驚いた優人は、体の力が抜けて嬉しさから、いつものうざい爽やか笑顔になったのは言うまでもない。

 二人の小学生のような煽りに耳を傾けることなく、優人はグランドへ向き直る。

「うん、わかった」

 淡々と、をイメージした口調。心の中で平静を保とうと頑張る優人なのである。

 そして、何事もなかったように夏休みまであと二週間だー、というクラスの雰囲気≪主に小笠原先生のせい≫にいつの間にか呑まれていったのだった。



読了ありがとうございます。様々な感想お待ちしております。誤字脱字などもございましたらご報告お願いします。次回のお話もお目にかけていただければ幸いです。

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