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東方狐著聞集  作者: 稜の幻想日記
幻想郷 異変と夢
97/152

七十三尾 永夜異変終幕 ~秘密_裏~

設定の一人歩き((((;゜Д゜)))

またあの夢の世界に行くのか? まぁいい。

私には誰にも話していない秘密がある。


そう、私がこの世界から消滅するまで消えない罪が……





――――あれは、確か幽々子の家の近くで何でも屋をしていた頃か。

私はある日、自分の神社の様子が気になり神社に帰ってみたんだっけ、そのくらいの頃から私にはある発作が起きていた。

まあ、原因は判明したんだがな。

それでだ、発作の症状何だが……これが厄介で『我を忘れて暴れだす』と言ったもので山をひとつ二つ消してしまったこともある。


この症状が始めておきたのが初依頼の時だったか、依頼を終えて帰ろうとした時に発作が起きた……幸い周りが草原で誰もいなかったので怪我人はでなかったが気づいたときには大きな窪みの真ん中に寝転がっていたみたいだ。

その事があってから緊急結界の札を常に持っていたんだ。


おっと、忘れていることがあったな。

口調が女口調になっていたんだ。たしか幻想郷に降り立つ前の日ぐらいからだったか?


話を戻すか……私は旅の途中にも何度か自分の神社に帰っていたから今回戻った時も巫女は笑顔で私を迎えてくれた。

そういえば、以前帰ったときにある技を教えていたんだ、その技が霊夢の使っていた技と同じ名前の『無双封印』

そして、もう一つ『夢想結界』という技を教えたな。 その巫女は今の霊夢より数倍の強かった。


だが……私は彼女を殺してしまったんだ――――


修行をしたいと巫女に頼まれたから修行をしていたときだった。また、発作が起きたんだ、それも咄嗟に使った札の効果を打ち消すほどの力と一緒に――――


それから先は覚えていない、だが目を覚ましたときに視たものは心臓の部分を真っ赤に染め冷たくなっま巫女の亡骸だった。

理由はどうあれ自分の手で自分の巫女を殺めてしまったんだ。

そして……私はその亡骸を食べてしまった。私が妖獣として生まれて始めてヒトを食べた瞬間だった。


だが、妖獣、妖怪とは罪悪感何て感じない生物なんだな、その後に私は神社を壊して里に戻った。



これが私の誰にも言えない秘密だ。

そして、私の記憶に眠るあの巫女が最後に放った言葉『夢想封印』を霊夢が使えるんだもしかして霊夢は……


おや? そろそろ、あの世界……



つづく

次回は狐録の修正を久しぶりに行うので更新は有りません

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