人生の終いかた~遺言書を考える
なんとなく面倒で先延ばしにしていたが、大事な事を考えなくては。
私も家族も今のところとても元気だし、持病もない。
でも地震、自然災害、ニュースでは事件ばかり。
明日元気かは誰にもわからない。
大金をただ残して、家族や親戚が喧嘩になることだけは避けたい。
弁護士さんに相談すれば、私でも遺言書を作成できるだろう。
調べてみた所、法務局での保管制度というのもあるそうだ。
大金や遺言書の存在を
私が亡くなってから、指定した相続人に通知してくれるというのはありがたい。
相続人(年齢的に甥っ子と姪っ子を考えている)には
その時には驚かせてしまって悪いが、
宝くじのことは誰にも言っていないし、この先も誰にも言わないつもりだ。
この先、大金が掛かりそうなのは。
老人ホーム…
母と私、それぞれ必要になる可能性がある。今から探しておいて、その分のお金は取って置こう。
なるべく今のまま実家暮らしを続けたいところだが。
リフォーム…
もし母の体が不自由になったら、お風呂やトイレのリフォームが必要かもしれない。
葬儀費用…
身内だけのこじんまりしたものにするつもりだ。
お墓はあるが、私は墓には入りたくない。樹木葬が希望だ。これも早く探して購入しておこう。
甥っ子、姪っ子にそれぞれ残すお金…
余り多くを渡して人生を狂わせるわけにはいかない。まじめに働いて欲しい。
甥っ子達がある程度年齢が行った、たとえば30年後に渡すこと等できるんだろうか?
もしも余ったら…
自分がこの先何年生きるかにもよるけれど、出来るなら恵まれない人に寄付したい。
特に子供たちに。
自分の子供が持てなかった分、足長おじさん的な役割を果たしてみたい。
きれいごとかもしれないけど、やっぱり人の役に立ちたい
子供たちが安心して生活して、勉強出来る環境をつくりたい
最後はそういう為に使いたいと考えている。
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後日、初めて弁護士さんの事務所に行く為に駅に向かった。
思い付いて駅から離れ、線路沿いの道に進む。
私の運命を変えたあの宝くじ売り場を見てみたくなったからだ。
あれから1度も行っていないそのお店。
おばあさんと白猫にも逢えたらいいな。
宝くじ売り場は無くなっていた。砂利道もない。
コンビニ横はごく普通の時間貸しの駐車場になっていた。
小さく手を合わせる。
「ありがとうございました。お陰様で幸せに暮らしています。
頂いたお金、ちゃんと役立つようにしますね。」
終わり




