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おばちゃん宝くじ当選~小さな夢を叶える日々~  作者: 秋きぬと


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湯治に行く 前編

寒い、毎日本当に寒い。

せっかくだからこの寒さを楽しめて少しでも健康的に過ごしたい。

時間も余裕もたっぷりある。今だからできるのは…そう、湯治に行こう。


予約したのは雪国の温泉。雪見風呂体験がしてみたい。

今回は母も一緒。観光なしで、のんびり温泉と食事を楽しみに4泊する予定だ。


東京駅から東北幹線に乗る。途中から車窓は雪景色、見とれているうちに目的の駅に着いた。

到着した駅で、絶対買うと決めていた【あるモノ】を厳選して購入。タクシーに乗る。

途中スーパーに寄り、タクシーに待っていてもらう。

地元の卵や野菜にお肉、ウインナー、レトルトカレー、牛丼のもと、インスタント味噌汁、

パックご飯、食パンと菓子パン、インスタントラーメン、漬物、お菓子色々、紅茶とコーヒー、

お惣菜コーナーでやきとりとコロッケ、おにぎりも購入。

ちょっと買いすぎたかな?

今回の宿は、食事処での夕食付きプランを予約したが、

なんと宿には自炊できるキッチンがあるそうで、簡単に作って部屋で食べる事も可能らしい。

わくわくし過ぎて、ついあれこれ買ってしまったのだ。


雪が降る中、タクシーで宿に到着。長い歴史を感じる赴きのある宿。

増設を重ねた造りで廊下が曲がりながら続き、迷子になりそう。宿探検が楽しみ。

部屋はラッキーな事に角部屋だった。茶箪笥が壁際に、真ん中に四角いこたつがあって

角に布団がたたんである。廊下でスリッパを脱いで部屋に入る。

まるで昭和、いや大正時代?落ち着くわー。母も懐かしいを連呼している。


荷物を置いて、買った物を冷蔵庫や茶箪笥にしまう。

灯油ストーブを着けてから早速こたつに入る。

ポットから急須にお湯を入れてゆっくりとお茶を飲む。

障子を開けて雪景色を楽しみながら………とても静かだ。


十分休憩してから温泉へ。

内風呂は細かいタイル張りで懐かしい雰囲気たっぷり。

ゆっくり内風呂で温まってから露天風呂へ。

混浴露天もあるそうだが、まずは女性用露天に入ってみる。

目の前は山があって、川も流れている。

他の露天もきっといい景色なんだろうな、夜はまた別のお風呂に入ってみよう。


部屋でのんびりしていたらもういい時間。夜ご飯を食べに食事処に向かう。

郷土料理の鍋とご飯に小鉢がいくつか付いた定食が出された。

なんともホッとする優しい味、大根など野菜も染々で美味しい。母もとても気に入ったそうだ。

体がポカポカ温まった。

食事処のメニューを見るとお蕎麦やカツなど結構充実していた。

長逗留の人が飽きないように色々出しているのだろう。

作るのが面倒な時はここで食べようと思う。


帰りに売店でアイスと瓶牛乳を買った。

炊事場に寄って、牛乳をカップに移してレンジで温めてから部屋に戻り

インスタントコーヒーを入れてゆっくり飲む。

引いておいた布団でちょっとゴロゴロ。

最高過ぎる。あと3日もこんな生活ができるなんて…


後でもう1回温泉に行こう。

冷凍庫に入れたアイスはお風呂上がりに食べよう。

夜食は、避けられないね(笑)。










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