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異世界転移物語  作者: 深町透子
1/2

本編

—―― 剣と魔法の世界『アーシェラン』———


 この世界では、ごくまれに異世界へとつながる扉が開くことがある。そこからやってくるものは『動物』、『もの』、そして『人』…。特に『人』は秘めた知識を持つとされ、その恩恵を受けんとして時の権力者たちによる争いのもとになったという。








「師匠、できましたよー!」

「ユウカ、今回は上手にできたじゃないの。」

「3年もやってれば、このくらいは誰でもできるようになりますって…。」




ここはタウルエン王国東部アトリー地方にある、通称『魔女の森』。

 深い森の奥で、女2人がつつましく暮らしている。「師匠」と呼ばれた方は真紅の髪に緑の瞳、見た目年齢30歳ほどの美女である。(本当の年齢はウン百歳、正確な年齢は誰も知らない。)森の奥深くに住み、薬を売りにたまに街へ現れる。魔女が作った薬は効き目抜群で、街での評判は決して悪くない。


 そして「ユウカ」と呼ばれた若い女は黒髪黒瞳、この世界に217年ぶりに現れた異世界からの『来訪者』である。


 「ユウカ」、つまり武内優香は3年前、13歳のときにこの世界にやってきた。学校からの帰り道、角を曲がってふと気づいたらこの森の中にいたのである。夕暮れ時、だんだんと暗くなっていく森の中でパニックになっていたユウカを助けたのが、師匠である魔女ディーナだった。亀の甲より年の功(!)、ディーナはすぐにユウカが『来訪者』であると理解し、権力者からユウカを守るため広大な森全体に結界を張り、呆然としているユウカを自分の小屋に連れて帰ったのだった。


 ちなみに、なぜユウカを助けたかというと、助手にして身の回りの世話をさせるためという非常に自己中心的な理由であったと主張している。それを知ったとき、魂が抜けたように脱力したユウカだったが、今はもうディーナがそういう性格であると諦めの境地である。


「師匠、先に転移陣に行ってますよ。」

「すぐ行くわ。」


 ユウカは店に納めるための薬を持ち、小屋の外に出ていった。


「…あの子ももう16歳、そろそろ今後のことも考えなくちゃね。」


 ユウカの後ろ姿を見ながらつぶやいたディーナの言葉を、ユウカが聞くことはなかった…。





 街に出るときには、ディーナが設置した転移陣を使う。普段住んでいる森の奥から一瞬で森の入り口付近に来れるため、非常に便利である。が、一筋縄ではいかない性格のディーナが設置したものであるから、便利ではあるが素直にそれを認めることはできない。木の上に設置された転移陣からうまく着地できず、ユウカは今回もしりもちをついていた。


「なんで転移陣を木の上に設置したんですか!」

「だって、見つかって悪用されるといけないでしょう?木の上なら大丈夫かと思って~。」


 うふふと微笑みながら、ディーナは優雅にふわりと着地した。そんな師匠を横目でにらみながら、ユウカは荷物をチェックして森の入り口に向かった。




 街に着くと、2人はまず薬屋に向かった。目的の薬屋は、3年ほど前に開店したわりと新しい店である。ディーナは、魔力のないユウカに薬師としての修行をさせており、ユウカが作った薬をこの店に納めに来るようになっていた。


「ヴィル、いるかしらー?」

「ヴィルさん、こんにちは!」


「あぁ、いらっしゃい。お久しぶりですね。」


 店の奥から出てきたのは、20代後半くらいのヴィルと呼ばれた男性であった。3年ほど前にふらりと現れたこの男は、薬草の知識が豊富で、街の中心部から離れたこの場所で薬屋を始めた。ユウカたちとヴィルはひょんなことから知り合い、それ以降ユウカの作った薬を店で買い取ってくれている。


「…じゃあ、今回のお代です。熱さましの薬と軟膏が少なくなっているので、次回はそれらを多めにお願いしますね。」

「わかりました。いつもありがとうございます、ヴィルさん。」

「ユウカ、私はヴィルと話をしていくから、先に市場で買い物していてくれるかしら?」

「はい、師匠。」


 ディーナとヴィルが店の奥に行くのを見て、ユウカは市場に向かった。




 市場は、今日もたくさんの人でにぎわっている。ユウカは何を買おうかと、キョロキョロしながら歩いていた。


「…っ、すみません!」

「こちらこそ、お嬢さんすまなかったね。」


 ぶつかった拍子に荷物をばらまいてしまったユウカは、相手の男性に謝りながら荷物を拾い集めていた。男性も手伝ってくれていたが、ふと手を止めてユウカの胸元をじっと見ている。


「あの、何か…?」

「…あぁ、いや、珍しい模様の石だと思って。どこで手に入れたんだい?」


場合によっては大声を上げようかと思っていたのだが、男性はユウカのささやかな(怒)胸ではなく、師匠からもらったペンダントの方に興味があったらしい。


「もらったものなんですが、そんなに珍しくないと思いますよ?」

「ちょっと見せてもらえるかい?」


 ユウカはペンダントを外して男性に渡した。


「!…ありがとう。お嬢さんはこのあたりに住んでいるのかい?」

「いえ、今日はそこのお店に薬を納めに来ただけです。」

「そうか。では、失礼するよ。」


 そう言って、男性は人ごみの中に消えていった。ユウカはペンダントをつけながら少し不思議に思ったものの、すぐに買い物のことで頭がいっぱいになってしまった。








「…あの紋様は、今では使える者も少なくなった古代魔法の一種で、使用者の気配を認識させない効果があります。ペンダントを外した時に気配を感じることができました。あの少女が『来訪者』で間違いありません。あとをつけさせたのですが、森に入ったところで見失いました。申し訳ありません。」

「まあいい。薬を売りに来ていると言ったな。また来るかもしれん。その薬屋を見張らせておけ。」

「了解しました。」




「…セージュ・ユーサは新しい剣術をもたらし、この国の騎士団を最強にしたと言われているが…。さて、今回の『来訪者』はどんな知識を持っているのかな?フフフ…。」








 今日もユウカは、森の中で薬草を集めていた。ヴィルに頼まれた薬の材料を籠いっぱいに採って、小屋に戻る。薬草の下処理を終え、市場で買ってきたクッキーのようなお菓子と一緒にお茶を準備していると、ディーナが慌てた様子で帰ってきた。


「あれ、師匠のあせった様子なんて珍しいですね。」

「ん~、北の山で問題発生、すぐに出かけなきゃいけないわ。ユウカ、しばらく留守にするけど、1人でお留守番できるかしら?」

「もう子供じゃないですから。留守番くらい大丈夫ですよ。」


 気をつけてねと言いながら、ディーナは本当に急いで出かけていった。ユウカは、準備していたお茶をゆっくり飲みながら、ディーナの分のお菓子も1人でパクパク平らげた。




 3日過ぎ、1週間たっても、ディーナはまだ帰ってこなかった。ヴィルに頼まれた薬も、もうほとんど準備できている。これ以上作っても一度に持ち運べる量には限度があるし、買い置きしていた食料も尽きかけている。ユウカは買い出しも兼ねて、一度ヴィルのお店に行ってみることにした。


「1人で行くのは初めてだけど、何度も行ったことがある場所だから大丈夫。一応、師匠には書き置きをしておこう。」


 一番の心配事は、転移陣からきちんと着地できるかどうかだ。ユウカは少し不安を抱えながら、転移陣へ向かった。




「ヴィルさーん?あれ、お留守かな?」


 薬屋に来てみたものの、扉は閉まったままだった。中に人がいる気配もない。仕方なく、ユウカはお店の裏手に回ってみた。


「ヴィルさーん?どこにいるんですかー?」


 裏に回っても、やはり人の気配は全くしない。扉を叩こうとしたとき、顔に布があてられ、ユウカの意識は暗闇の中に沈んでいった…。






「……ん、ここは…?」


 目を開けると、見慣れない天井が見えた。とても肌触りの良い、ふかふかのベッドに寝ていたようだ。部屋の中はカーテンが閉められているせいで薄暗く、今が何時なのかよくわからない。ベッドから降りて窓の外を確認しようとしたとき、カチリと音がしてドアが開いた。


「お目覚めになったのですね。水をお持ちしましょうか?」

「……誰?ここは?」

「それにお答えすることはできません。私はあなたのお世話を命じられています。」


 そう言って、女は部屋を出ていった。鍵をかける小さな音が、静かな部屋に大きく響いた。




 目が覚めてから6日が過ぎた。部屋の外に出ることはできないが、食事は3食とおやつもきちんと与えられ、待遇は悪くない。あまりにも暇だと言ったら、刺繍の道具を与えられた。やったことないのに(困)。世話係の女以外に会ったことはないが、この建物の中にはそれなりの人がいるようだ。


 ユウカは、今日も窓辺に座り、外を見ていた。ユウカがいる部屋は3階にあり、窓から逃げることは早々にあきらめた。たとえ脱出できたとしても、見える範囲には高い山と森ばかりで、人家らしきものは見当たらない。助けを求めることは難しいだろう。ユウカはため息をつきながら、小屋に戻ったディーナが異常に気づいて助けに来てくれることを祈った。




 カチリと音がしてドアが開いた。もうおやつの時間だっけ?と思いながら振り向くと、そこにはいつもの女ではなく、身なりのよい40代くらいの男が立っていた。


「君が『来訪者』だね?名前は?」

「……。」

「…まあいい。ついてきなさい。」


 仕方なくついていくと、男は廊下を何度も曲がり、階段を下りて地下の部屋へとユウカを連れて行った。




「入りなさい。」

「……!!」


 明かりをつけると中は思ったより広く、しかしユウカを驚かせたものはそこにある『もの』だった。


「…黒電話だ、おばあちゃんちにあった……。」

「…!! やはり、これが何かわかるのか!これは何だ?どうやって使うんだ?」

「え、電話線がないと…。それにこれ1つじゃ使えない…。」


 期待に目を輝かせていた男は落胆していたが、気を取り直したようで1冊の本を持ってきた。


「では、こちらはどうだ。これは魔法文字か? 何が書いてあるんだ?」

「これ…、たぶんアラビア語…。こんなの読めない…。」


 いらだちをあらわにした男はユウカをにらみつけ、奥にあった古びた金属らしき大きな塊に近づいて行った。『それ』を見たユウカは、恐怖で目を見開いた。


(…この形、ニュースで見たことある…。もしかして……、まさか爆弾……?)


「……不発弾…。あぶない!さわっちゃダメ!!」


 ユウカの警告にもかかわらず、いら立っていた男は『それ』を思いきり蹴りとばした。その瞬間、あたりは真っ白な光に包まれ、轟音と共に吹き飛ばされたユウカの意識は真っ暗な世界へ飲み込まれていった……。






 北の山で起きた問題を解決し、やっと家に帰ってきたディーナだったが、いるはずのユウカがいないことを不審に思った。ふとテーブルの上を見ると、書き置きが残してある。


(ヴィルも留守よ。一緒に北の山へ行っていたんだから。)


 ユウカを迎えに行こうと転移陣で移動したとき、街の方から走ってくるヴィルを見つけた。


「ディーナ!ユウカはどこだ?」

「ヴィル、どうしたの?」

「店の裏にユウカの薬が散乱していた。どうも店に来たようなんだが姿が見当たらない。」

「なんですって!小屋にもユウカはいないの。ヴィルの店に行ってくると書き置きが…。」


 とにかくユウカを捜しに行こうと話していたときだった。


「「 !! 」」


 今まで全くわからなかったユウカの気配を遠くに感じ、2人の緊張は一気に高まった。ユウカの身に何かが起きたのは間違いない。心配するあまり、ディーナの魔力が暴走しかけている。


「ディーナ!……“メイアンディナ”!落ち着くんだ!」


ディーナの体を揺さぶって声をかけると、うつろだったディーナの瞳にヴィルの姿が映った。


「あ、あ……。ごめんなさい、ヴィル。取り乱してしまったわ。」

「仕方ないさ。とにかくユウカのところに向かおう。私の背中に乗ってくれ。」


 そう言うとヴィルは体を震わせ、大きな黒い竜の姿になった…。






 ユウカの気配をたどってしばらく飛ぶと、山のふもとにある貴族の別邸らしき建物から煙が立ち上っている。屋敷での爆発に加え、めったに見かけることのない竜が現れて使用人や警備の騎士たちが大騒ぎする中、ディーナとヴィルは降り立った。


「「ユウカ!」」


 がれきを取り除き、助け出したユウカは大けがを負い、瀕死の状態だった。


「なんてこと…!こんな大けが、私の治癒魔法じゃ間に合わない……。」


 真っ青になってユウカに治癒魔法をかけ続けるディーナに、人型に戻ったヴィルは言った。


「ディーナ、落ち着いて。瀕死のユウカを助けるための方法は、私と“血の契約”を結ぶことだ。ユウカ本人の承諾は得られないけど、命を助けるためにはそれしかない。」

「……わかったわ。ヴィル、お願い。」


 ヴィルは自分の牙で指に小さな傷をつけると、血を一滴ユウカの口の中に垂らした。そして竜の言葉で何かをつぶやくとユウカの体は淡い光に包まれ、傷はあっという間に治っていった。ディーナはぎゅっとユウカを抱きしめている。がれきの中からユウカのペンダントを拾いあげたヴィルは、2人の方を振り返って言った。


「ユウカはもう大丈夫だ。ただ、血を多く失っているから、しばらくは目が覚めないだろう。さあ、これからどうする?」

「もちろん、ユウカを傷つけた報いを受けてもらうわ。」






 王宮では、竜が現れたことで大騒ぎとなっていた。気を失ったままのユウカを抱えたディーナとヴィルは広いバルコニーに降り立ち、何事かと慌てて駆け寄ってきた国王や大臣たちに言った。


「我が名は“大魔女”ディーナ。このたび、デュシェ公爵なる者が我が養女(むすめ)を攫い危害を加えたことは魔女との“不干渉の約“を違えたものとみなす。よって、あの者には魔女の法にて裁きを行う。」

「お待ち下さい、大魔女殿!我が弟であるデュシェ公爵が起こしたこと、申し開きのしようもございません。ですが、魔女の法で裁かれるのは人として非常に酷なこと…。必ず罪を償わせますゆえ、国の法律で裁くことをお許しいただけないでしょうか。」

「……よかろう。その言、違えたときには、相応の報復が待っていること忘れぬよう。」

「肝に銘じておきます。」


 青い顔をして頭を下げた国王に向かい、ヴィルも宣言した。


《この娘は我の伴侶たる存在であり、一切の手出しを許さぬ。破れば国が滅びると心得よ。》


 頭に直接響いてきた竜の言葉に、国王と大臣たちは尋常でない量の汗をかきながらさらに深く頭を下げた。






「私だけで十分だったろうに。あなたまで“人”を脅すのはどうかと思うわ、“センペルヴィレンス”」

「なに、ユウカの身の安全のためだ。“メイアンディナ”」


 小屋へ帰り、ひどい状態のままだったユウカの身を清めて休ませた後、ディーナとヴィルはお茶を飲みながら一息ついていた。


「“ファルカシュハージ”と“マグレディス”がくだらない夫婦げんかさえしなければ、こんなことにはならなかったのに。一番の被害者はユウカよ。」

「竜同士の争いはいくら人里離れた山奥であっても被害が大きすぎる。私だけでも抑えられないことはないが、周囲への影響を考えるとやはりお前の結界魔法が一番効果的だったんだよ。」


 この騒ぎの原因となった竜の夫婦に文句を言い続けるディーナだったが、ユウカが寝ている部屋の方に目を向けて言った。


「ユウカはこれから長い時を生きることになるわ。でも、できるだけ普通の娘としての幸せも感じさせてあげたいの。ヴィル、どうかあの子のことをお願い。」

「任せてくれ。まあ、ユウカには私の加護を与えているし、“大魔女”と“竜”が王宮に現れて宣言したんだ。よほどの愚か者でない限り今回のようなことは起こらないだろうよ。」


 ヴィルは残っていたお茶を一息に飲み干し、揶揄うような表情で言った。


「それにユウカにはお前と私がついている。そうだろう、“義母上(ははうえ)”殿?」


 一瞬驚いた表情をしたディーナだったが、大輪の花が咲いたような笑顔を見せた。






 数ヶ月後、すっかり元気になったユウカは薬草畑の手入れをしていた。“血の契約”を結んだ経緯はディーナとヴィルから聞いている。しかし、ユウカ自身は特に何も思わず、変わったことと言えば瞳の色がヴィルと同じ金色になったこと、以前より体が軽く感じるようになったことくらいだ。“血の契約”を結んだことでヴィルと同じくらいに寿命が延び、外見の変化は緩やかになるらしい。そして、ほんのわずかではあるが魔力が持てるようになり、今後は魔力の使い方も教わるつもりだ。


 他に変わったことといえば、森の小屋にヴィルが毎日のように訪れるようになったことである。もともとヴィルがここに来たのは、この世界に現れたユウカの存在に魅かれたからだと聞いて、ユウカは耳まで真っ赤になった。自分に向けられるヴィルの表情は甘い。甘すぎる。“血の契約”を結んだことでユウカと深いつながりができたヴィルは、もう気持ちを抑えることもなく全開でユウカを溺愛している。




 最近のユウカの楽しみは、竜になったヴィルの背中に乗せてもらい、空の散歩をすることだ。今日も約束しているが、以前連れて行ってもらった北の山で出会った若い竜の夫婦にものすごい勢いで謝罪されたことを思い出し、ユウカは遠い目をした。


(あのときのヴィルさん、笑顔だったけど目が笑ってなかったなぁ…。)


 作業を終え、片づけ始めたユウカに小屋から顔をのぞかせたディーナが声をかけた。


「ユウカー!もうすぐヴィルが来るわ。お茶にしましょう。」

「はい、師匠!」






 私はここで長い時間を生きていく。でも、一人じゃない。






 空はどこまでも青く澄み渡り、風はユウカをやわらかく包み込むように吹き抜けていく。元の世界のことを思い出しても、今までのようにつらい気持ちばかりじゃない。ユウカは、この世界が自分に祝福を与えてくれているような気がして微笑み、大好きな人たちが待つ小屋へと走っていった。


お読みいただき、ありがとうございました。

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