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2人は、距離を取り乍ら、尾行した。

盗賊団は、地上に降りると、隠してあった荷馬車に荷物を積み、飛び去った。


「イリス、此処に残って見張っていてよ」


「・・・仕方ないわね」


イリスは、隠れて見張り、アーロンは飛び去った盗賊団を追った。

森の中を進むと大樹があり、その大樹に穴が開いており、そこが盗賊のアジトだった。

アーロンは、確認してからイリスの元に戻った。


「イリス、アジト見つけたよ」


「わかったわ、なら此処で荷物の行方を見守りましょ」


「そうだね」


2人は、隠れて人が来るのを待った。

日が昇り始めると、4人の男達がやって来て、隠してあった荷馬車を曳いていった。


「アーロン、手」


「はいはい・・・」


手を繋ぎ、魔法を唱えた。


「インビシブル」


2人は、姿を消して後を追うとその荷物は、ゲオルグ商会に運ばれた。


「当たっていたね」


「そうだね、報告に戻ろう」


2人は、闇ギルドに戻り、ギルマスに報告した。


「ご苦労様、後は他のチームに任せるから、ゆっくり休め」


「「はーい」」


ギルマスの部屋を出て、待機所に行くと、既に殲滅隊が集まっていた」


「よう、アーロン、盗賊のアジトが分ったんだって」


「ああ、モモンガ族だ。奴ら、大樹の木に穴を開けてアジトを作っていたよ」


「なんだそりゃ、面倒だな」


「ケリーさん達が行くんですか」


「そうだ、俺達がアジトを潰す。

 それで、レスリー達が、ゲオルグの屋敷に行く事になった」


「ゲオルグさんの方は、荷物を運び込んだばかりですから

 数が多いかもしれませんね」


「まぁ、アイツらなら、心配は要らないよ」


「そうですね。

 俺達は、これで帰ります」


「ああ、休んでくれ」


アーロンとイリスは、アジトを出てから市場に向かった。


「イリス、何か買って帰ろうよ」


「そうね、疲れたし、それがいいわ」


2人で、買い物をしてから家に帰り、ベッドに入るとそのまま寝てしまった。


アーロンとイリスが、ベッドに入った頃、闇ギルドの別動隊が動き出した。


「若手が調べて結果を出したんだ。

 ここで俺達が失敗する訳にはいかねぇ、ちょっと面倒な所にアジトがあるが

 俺達なら簡単な仕事だ、行くぞ!」


ケリーは、仲間に発破をかけ、全力で森を駆け抜けた。


「ここだ」


ケリー達は、付近まで来ると、足音を止め、静かに大樹を囲んだ。

ケリーの合図と共に、ヤンとミハルは、木の上に飛び上がり、

アジトの穴に近づくと盗賊がいる事を確認してから、合図を送った。


合図を受けたケリーは、穴に向かって魔法を放った。


「パラライズミスト」


盗賊のアジトに放った麻痺の霧によってモモンガ族は身動き出来なくなった。


「突入!」


その後、モモンガ族を捕縛し、作戦は終了した。


一方、レスリー達も、ゲオルグの屋敷を包囲していた。


「ユリウス、頼む」


「了解」


ユリウスは、魔力を最大限に高めてから魔法を唱えた。


「スリーブミスト」


ユリウスの魔法は、屋敷全体に広がり、中にいた者達を眠らせた。


「そろそろ行くか」


レスリーの合図に、屋敷に入り、ゲオルグを捕らえ、盗まれた商品も回収した。


「レスリー、終わったぜ」


「ああ、ワグ、他の使用人たちを縛っていってくれ」


「わかったよ」


その後、全て片付けたレスリーは、ゲオルグを連れてアジトに戻った。


アジトに戻ると、ケリーも盗賊団のボスを連れて来ていた。


「おっ、レスリーも戻ったか」


「ああ、こっちは問題なしだ」


「こちらも同じだ」


その報告をギルマスは受けた。


「2人共、おつかれさん、後は任せてくれ」


「じゃぁな」


「おうっ」


2人は、部屋を出て、皆に作戦終了を伝えた。


その後、ゲオルグ商会は、盗賊の元締めと認定され、

財産の全てを没収、また、ゲオルグの家族は奴隷落ちになった。

それから、モモンガ族の盗賊は、鉱山送りとなり、一生そこで暮らす事になった。



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